我が国の王女姉妹は○○な様です   作:不音七日

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  はいども、作者です。今回はメリル達の部活見学の話になります。さて、何部に入るんですかね?では、もうぞ。


「我が国の姫は部活見学をするそうです」

 

 

  キーンコーンカーンコーン

 

 

 

  終業のベルが鳴る、その音聞くと同時に雅は大きく伸びをした。

 

 

  「んっ………あぁ、ようやく授業も終わりか。メリル、ルルーナ。このあとはどうする?」

 

 

  雅は教科書を鞄に入れつつ二人に訪ねる、メリルは少し考えたあと、答えた。

 

 

  「折角だし部活見学っていうのをしてみたいな。」

 

 

  「部活見学か、ちなみに二人共運動はできる方か?」

 

 

  二人は顔を見合わせメリルは照れながら、ルルーナは元気に言う。

 

 

  「出来る!」  「できない……かな……」

 

 

 

  「分かれたか、まあそれなら両方案内するか。まずは運動部の方から案内する。」

 

 

  そう言い、雅は部活棟の運動部の方へ向かう。

 

 

  「ちなみに、この学校の運動部はバスケ、バレー、野球、陸上、ソフトボール部があるな。」

 

 

  元々この学校自体大きくない為か他の学校よりやや部活動が少ない、勿論新しく部活を作ることも可能なのだが誰も面倒くさがって作ろうとしないのだ。

 

 

  「う〜ん……微妙かなぁ……」

 

 

  「そうなのか?どこの部活もルルーナの事とても欲しいって言ってくれてたのに。」

 

 

  運動部を回ったルルーナ、体験入部をしたどの部でも圧倒的な実力を発揮していたがどうやら気に入らなかったようだ。

 

 

  「ルルーナはどんな部活に入りたいんだ?」

 

 

  「メリルが入る部活なら何処でもいいよ。」

 

 

  「だ、そうだが?メリル。」

 

 

  「私は料理部に少し惹かれたんだけど…ルナが入るならやめた方が良さそうかな、ルナに料理させたら大惨事になっちゃうし。」

 

 

  「そ、そうか……となると残ったのは自分で部活を作るくらいだが……どうする?」

 

 

  「えっ、部活って自分達で作れるの?」

 

 

  メリルの目が急に輝いた、何か作りたい部活でもあるんだろうか。

 

 

  「まあ、生徒会に申請して了承されればだが。」

 

 

  「なら部活作ってもいい?ルナと私と雅君が部員の!」

 

 

  「そ、それは別に構わないが……何部を作るんだ?」

 

 

  「えっとね……部活名は決めてないけど生徒の皆を助けることが出来るような部活かな。」

 

 

  なるほど、こちらの世界に来たとはいえ元は王女だ。誰かの助けになりたいと言う気持ちはあるらしい。

 

 

  「ふむ……部活名はまあ後々決めればいいが……顧問はどうするんだ?」

 

 

  「顧問?」

 

 

  「多分部活やってたみんなの近くにいた先生のことじゃない?」

 

 

  「ああ、どの部活にも顧問は必要だからな。……とは言え俺の見ても怖がらない先生なんて限られているわけだが……」

 

 

  と、その先生を探そうとしたとき。聞き覚えのある優しい声が聞こえた。

 

 

  「何かお困りかい?雅君。」

 

 

  「うわっ……何処から出てきたんだ薊先生。」

 

 

  「勿論そこの柱の陰からだよ。先程からずっと君達の後ろをつけていたんだけど、気づかなかった?」

 

 

  「先生……それってストーカーではないんですか?」

 

 

  流石のメリルとルルーナも顔が引きつっている、まさかつけられているとは思っていなかったのだろう。

 

 

  「それはさておき、何やら僕を探しているようだったけど?」

 

 

  「さておいちゃだめな気もするが……まあ、いいか……。薊先生、メリル達が部活を作りたいそうなんで顧問やってくれません?」

 

 

  「ふむ……一応活動内容を聞いてもいいかな?」

 

 

 

  先生に説明中(((((((((((っ・ω・)っ ブーン

 

 

 

  「なるほど、生徒達の助けになれるような部活か。それは部活の事でも私的なことでもどちらでも助けになれるような……と言うことでいいのかな?」

 

 

  「はい。……どうでしょうか?」

 

 

  「……よしわかった、この薊大河が顧問を承ろう。」

 

 

  「いいんですか?」

 

 

  「ああ、部活名とかはこちらで決めても構わないなら僕が生徒会へ申請しておくけれど。どうするかい?」

 

 

  「そうですね……お願いします。薊先生。」

 

 

  「わかったよ、じゃあ明日。楽しみにしててね。」

 

 

  「それじゃあ俺たちは帰るか。」

 

 

  「気をつけて帰るんだよ。」

 

 

  「は〜い。」

 

 

  そう言って雅達は帰っていく。その姿を見送った薊はポツリと呟く。

 

 

  「………彼も変わったね、メリルさん達が来た事でだいぶ明るくなったようだ。さて、中々面白いことになりそうだね。」

 

 

  そう言って薊も()()()()()()()()()()()生徒会室へ向かうのだった。






  はいども、作者です。まさかメリルちゃんがそんなことを考えていたんて驚きですね。


  雅「ま、メリルらしくていいだろ。」


  それもそうですね、ではまた次回!
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