はいども、作者です。今回はついにメリルの作りたかった部活がスタートいたします。さて、うまくいくんでしょうかね?
〜放課後〜
キーンコーンカーンコーン
終業のチャイムが鳴る、朝のHR時薊先生より
「部活は申請されたから放課後暇なときにでも活動するといいよ」と、言われたので俺達は部室に向かおうとする。すると先日一緒に昼飯を食ったクラスメイトの1人、澤木が話しかけてくる。
「風月、今から帰りか?」
「いや、メリル達が部活を作ったからな。今日から部活だよ。」
「何部を作ったんだ?」
「確かアシスト部だったかな。生徒の公的私的両方を支援するってのを活動目的としてる。」
「なるほど、メリルさんが作ったのか。確かにやりかねないな。」
「お〜い、雅君〜おいて行っちゃうよ〜?」
「っと、呼ばれちまったな。んじゃ部活に行ってくるよ。」
「ああ、引き止めて悪かったな。頑張れよ。」
最近、クラス全体の俺に対する雰囲気が柔らかくなってきている気がする。話しかけてくるやつは澤木を始めとした男子数人やメリル達位だが以前のように誰も近づかない、と言うことは無くなっていた。
「すまん待たせた、それじゃあアシスト部へ行くか。」
「うん、そうだね。」
「あれ?ルルーナはどこ行ったんだ?」
気づけばいつもメリルの隣にいるルルーナがいない。
「ルナはお手洗いだって、後から来るって言ってたよ。」
「それにしても……入学して数日で部活を作るって中々メリルもアクティブだよな。」
「あはは、そうかもね。むしろ王城で抑圧されてた分こっちで頑張っちゃうのかも。」
「なるほどな。……っと、ここか。まさか生徒会室の隣とはな、まあ部室が空いてただけマシなんだが。」
俺は薊先生から受け取った鍵を扉に差し込み回す、するとガチャリ……と言う音共に扉は開かれた。
「わぁ………!」
「初めて部室に入ったが……中々良いものだな。」
部室にあったのは向かい合わせに置かれた机、壁際に立てかけられたホワイトボード。その他にもノートパソコンなどが置かれていた。
「うわ、凄いなパソコンまで揃ってるのか。」
「どうだい雅君、部室の内装は。とりあえず人助けに必要になりそうな物は揃えて見たつもりではあるけど。」
「うわっ、ほんと薊先生足音せずに俺の後ろに来るな……まぁ…、これだけあれば足りると思いますよ。」
「そうだね。これだけあれば……」
「なら、良かったよ。それと生徒会長からの伝言が1つ。『これからあなた達アシスト部には何かと手伝いを頼むかもしれないからそのときはよろしくね』だってさ。」
「生徒会長からの手伝いを頼まれる可能性もあるんですか。」
「みたいだね、まあ僕が君達の優秀さを生徒会長の神代さんに伝えたのもあるかもしれないけどね。」
「まあ、俺達が優秀だと思われて頼られてるならそれに応えられる程度には頑張りますよ」
「そうだね。」
「お、遅れてごめんっ!」
と、勢い良くルルーナが入ってくる。口に食べかすがついてるのを見るに購買で何か買っていたのか。
「特に活動もしてないからいい。とは言えアシストするのが目的の部活だ、依頼も何も無ければ活動も何もない。」
そんなことを言うと薊先生は「あぁ。」と手をついて思い出したかのように喋る。
「そうそう、アシスト部を設立するにあたって流石に依頼を気軽に出来るようにしなければいけないと思ってね。職員室前と廊下の掲示板、昇降口の近くに依頼箱なるものを設置しておいたよ。」
「何から何まですみません。それで、依頼はあったんですか?」
「よく聞いてくれた雅君。それなんだがね、実は………」
ゴクリ、と俺達は薊先生が次に出す言葉に期待する。それもそうだ依頼があれば俺達の初の仕事が出来るのだから。
そして薊先生は数秒の間を置いて口を開く。
「無かった。それもそうだよね、設置したのは今朝だ。まだアシスト部なんて部が設立されたなんて知る人は少ないよ。」
ですよね〜。3人の心の中はそれで一致した。
当たり前だ、そんな簡単に行くわけがない。この先、俺達アシスト部はうまくやっていけるのだろうか……
はい、ども作者です。ちなみにこれ書いたの前の話を書いたすぐ後だったり……。書きたくなったんです、恐らく投稿されてる頃には日付は変わっているでしょうが書いたのは前話と同じ日です。……と、まあそんなどうでもいいことはさておき部活名適当すぎない?とか思う方も居るでしょう、ですが仕方のないことなんです……だってそれ以外は思いつかなかったんだもの!てなわけで今回あとがきの雅くんの出番はありません、ではまた次回!