我が国の王女姉妹は○○な様です   作:不音七日

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  はいども、作者です。今回も引き続きアシスト部編です、と言うかしばらくはアシスト部がメインになるかと……まあ、それはさておきみなさん本編が気になってるでしょうから前書きはこのくらいで……ではどうぞ!


「我が国の姫は依頼を受けるようです」

 

 

  放課後、俺達が部室へ行くとニコニコとした表情で薊先生が待っていた。

 

 

  「やあ、雅君。よく来たね、実は依頼が入ったんだ。」

 

 

  「急ですね。……って依頼!?」

 

 

  「昨日の今日で依頼が来たんですか?」

 

 

  「ああ、ちなみに依頼主は生徒会長からだよ。僕が部室に入ろうとしたら依頼を頼まれてね、こうして今伝えようとしているわけさ。」

 

 

  「そういや昨日言ってたな……生徒会の手伝いをお願いをするかも……とかなんとか。」

 

 

  「まあそういうことだね。」

 

 

  「それで先生、その依頼内容は何なんですか?」

 

 

  今日一番の食いつきを見せているメリル、やはり誰かの助けになれるのが嬉しいのだろう。

 

 

  「まあまあ、メリルさん。それを今から伝えるから落ち着いて聞いて。」

 

 

  「あっ、すみません。」

 

 

  「さて、依頼内容の方だが雅君は知っているだろう?あと数週間もすれば体育祭だ。」

 

 

  「あ〜、そういやそんな時期か……」

 

 

  「体育祭?」

 

 

  「そう、体育祭。簡単な話クラス対抗でスポーツ勝負をするのさ。」

 

 

  「スポーツ……!」

 

 

  今度はルルーナの目が輝く。

 

 

  「まあ、毎年出場自由だからか出場者は少ないんだけどね……。」

 

 

  「確かにそうだな、体育系の部活とかスポーツが好きな奴ら以外は基本的出場しない。」

 

 

  「勿体無いなぁ……」

 

 

  「そう、まさにそれなんだよ。ここからが本題なんだけど、依頼された内容はね『今まで出場してないような生徒をやる気にさせるような内容を考えて』だそうだよ。」

 

 

  「早速面倒だな……でも、頼まれたからにはやるんだろ?メリル。」

 

 

  「もちろんっ!」

 

 

  「じゃあ頼んだよ、僕は生徒会の方にも行かないといけないからね。」

 

 

  「わかりました。……ちなみに期限とはありますか?」

 

 

  「体育祭のプログラムを発行する前日までらしいから後2週間……ってところかな。」

 

 

  「わかりました、任せてください!」

 

 

  「じゃあ頑張ってね。」

 

 

  そう言い残し薊先生はアシスト部を去っていった。

 

 

  「……さてっ、まずは案を考えないとね。二人とも、何か考えはある?」

 

 

  「う〜む……他の生徒があまり参加しないのには心当たりがあるが……」

 

 

  「そうなの?何でもいいから聞かせて?」

 

 

  「ああ、実は毎年体育祭が終わってからさらに2週間後には前期期末がある、だから勉強に専念したい奴らは参加してないんだと思う。まあ、3年生は大体が内部進学するからあまり勉強はしなくても問題ないから参加してるんだが。」

 

 

  「なるほど……テストに集中したいから参加しないんだね。」

 

 

  「でもそれじゃあ折角の楽しい体育祭なのに勿体無いよね。」

 

 

  「そうだな……ん?待てよ、メリル。1ついい案を思いついたぞ。」

 

 

  「ほんと?聞かせて聞かせて?」

 

 

  「ああ。テストがあるから参加できない……なら俺達がその勉強を捗らせるような物……要は虎の巻を作ってそれを優勝の商品にすれば生徒達も参加する気になるんじゃないか?」

 

 

  「確かに、さっきの話だと3年生は虎の巻を必要としないから残りの1、2年生の為の虎の巻なら私達でも作れるね!」

 

 

  「それにミヤビやメリル、私は結構頭良い方だから結構行けるんじゃない?」

 

 

  「じゃあそれで決まりっ!」

 

 

  「わかった、そしたら生徒会長にそのことを伝えてくる。」

 

 

  そう言って、雅は隣の生徒会室の扉の前に立ちノックをする。

 

 

  「アシスト部の方ですね、入っていいですよ。」

 

 

  凛としているが優しい声が扉越しに聞こえたので雅は生徒会室へと入る。

 

 

  「失礼します。体育祭の案が出たので伝えに来ました。」

 

 

  「結構早かったね。………あれ?風月君、君本当にアシスト部に入ってたのね。」

 

 

  「はい、まあ色々ありましてね。」

 

 

  壁に様々な賞状や書類の入った棚、ティーポットなど様々な物が置かれてる中一番奥……アシスト部の方から来ればすぐ正面にいるのが生徒会長神代澄香(かじろすみか)先輩。成績は常にトップを取り、優しく親しみのあると言う理由で生徒会長に抜擢された人だ。

 

 

  「さて、それは置いといて体育祭の案が出たんでしょ?聞かせてもらえる?」

 

 

  「あ、はい。実は……」

 

 

  そう言って俺は会長に先程の案の内容を説明する。

 

 

 

  「なるほど……虎の巻と言う景品をつけて生徒達にやる気を出してもらおうってわけなのね。確かにそれならテスト勉強を捗らせるために参加してない生徒達は参加する意欲も起きるかも。」

 

 

  良かった、どうやら承認されたようだ。

 

 

  「ただし、ちゃんとその虎の巻の作成から受け渡しまでアシスト部でやるのよ?」

 

 

  「わかりました。」

 

 

  「なら良いわ。頑張ってね、雅君。期待してるわよ?」

 

 

  「はいっ!」

 

 

  「あ、それと雅君。追加で依頼をしてもいいかしら?」

 

 

  「はい?別に構いませんけど……」

 

 

  「なら良かった。実は今度の体育祭結構忙しくなりそうでね、少しでも人手が欲しいの。」

 

 

  「つまりは体育祭の時に実行委員を手伝えばいいんですか?」

 

 

  「まあ、そういうことね。アシスト部のみんなは何か種目に出る?」

 

 

  「確か……ルルーナが200mに出てたはずです。」

 

 

  「その他の二人は何も参加していない感じかしら?」

 

 

  「まあ、そうなりますね。」

 

 

  「じゃあ正式に私から実行委員の手伝いを依頼するわ。」

 

 

  「わかりました。メリルにも伝えておきます。」

 

 

  「頼んだわよ。」

 

 

  「はいっ。」

 

 

  そう言って俺は部室へ戻るのだった……






  はい、今回はどうでしたか?ちなみに1、2話後位に体育祭の話を書ければなぁ……と思います。


  雅「にしても生徒会長美人だよな。」


  それを表現出来ないんですが……まあ、神代さんは誰からも好かれる美人さんです。男子の皆さんは何か頼まれればすぐさま応えてくれるでしょう(雅以外)


  雅「俺はそういうのにあまり興味は無いからな。ま、生徒会長だし頼まれたら応えはするが。」


  君も同類に近いよね……まあ、いっか。ではまた次回!
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