友人がある意味でやばい人(子供)連れてきたのだが。   作:yukuru

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第二話 フェイの好きなことの由来。

 

今、私はフェイ君と共に拷問映画を観ている。

 

いやね奥さん。さっき、フェイ君が起きたので、慌ててDVD隠そうとしたんです。

でも、フェイ君が興味を持ちましてね。良い子は見ちゃダメ!って言おうと思ったんです。ほんと。でも、あんな純粋な目を向けられたら・・・

 

 

というわけで一緒に観ているんだ。

 

 

※絶対にマネしないでください。

 

「あ、人死んだね。こいつ弱いよ」

 

「うん。そうだね」

 

フェイ君、軽く言わないであげて。役の人がかわいそうだから。あとなんでそんな食い入ってんの。将来が心配になる。もしかしたら、フェイ君の将来は拷問好きのSかなぁ。え、なにそれ怖い。フェイ君が拷問なんて似合わな・・・意外と似合うかも。

 

「面白かたね」

 

「うん。そうだね」

 

「特にあの爪剥ぎ。見事だたよ。自分もああいうのやてみたいね。」

 

「うん。そうだね」

 

ねぇなんで映画のことになるとそんなしゃべるの?4歳児怖い。某見た目は子供中身は高校生なバーローもびっくりだよ。てかバーローよりすごくない?そして私はうん。そうだねしか言えない病気に。悲しいぜ。子供って怖い。

 

前言撤回。やはり子供は天使だった。そろそろ寝ようと思ってDVD消した時のフェイ君の顔が可愛かった。DVD見せてくれるまで寝ない!というサンタを待つ子供のようなことをいいつつ寝てしまうフェイ君が可愛かった。一時間は語れる。

 

さあ、私も寝るか。

 

 

 

とでも思ったか。こんな短く小説が終われるわけないだろう。あと私にはまだ仕事がある。なんだと思う。答えは内職だよ。海賊王とか言った人、あとで表出ろ。

・・・話を戻すが、内職の仕事は意外と簡単。ぬいぐるみを120~200個作るだけの簡単なお仕事だ。え、簡単じゃないって?慣れだよ、慣れ。

 

ぬいぐるみづくり開始。

・・・2個目

4個目、7個目。

と続けていると、あっという間に午前二時。ちなみにぬいぐるみの数は184個。あと少しできりよかったのに。眠気が吹っ飛んだので続きをやろうかとも考えたが、めんどくさいのでやめた。

ふと、小さなリュックが目についた。この中にフェイ君の必需品でも入れていつかキャンプとかにもいってみたいな、うふふとかを思ってフェイ君の着替えとかを用意する私。これが深夜テンション・・・?(違います)

着替え数着。乾パンとか長持ちするものを一週間分。あとなんかあった子供用の傘。運が良いな、とか思っていた私は相当寝不足なのだろう。あ、できた。

テレテレッテレ~。フェイ君の一週間お泊りセット~。

 

 

 

 

・・・寝よ。

 

 




4歳児がこんなペラペラしゃべっていたら普通はびびりますよね。
私なんか「ママ!飯!」とかでしたよ。

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