皆さんも気付きましたか? 俊輔の階級が出ていない事に。
まぁ、俊輔の階級に関しては、今後の転生者の夢の方で書いて行く予定にしていますので…
まだ、そこまで行って無いけど………(気にしたら負けと言う事で)
では、本編へどうぞ‼
今後は不定期更新になります。プロットが亡くなりました。
殺先生と烏間の会話は、俊輔達にも聞こえていた。
「殺先生。俺達も行きます」
「ですが、君たちには関係の無い事では無いのですか?」
俊輔の言葉にその真意を確かめようと殺先生は尋ねたが、答えたのはなのはであった。
「殺先生。私達の上司から、今回の犯人の事について知らされました」
「どう言う事ですか、高町さん?」
「今回の神崎さん達を誘拐したのは、私達が任務の中で優先的に解決をしなければならない犯人です」
なのはの言葉に、殺先生は俊輔達の存在が判らなくなった。
「先程、先生は尋ねましたよね? 君たちは今回の誘拐に関与しているとでも言うのですか? と?」
フェイトの言葉に殺先生は頷く。
「私達の事を簡潔にお伝えするのであれば、警察、検察、軍隊が一つになった組織に属していると言う事です。ですが、この世界では無いです。次元の海に存在する世界で、私達は働いています」
「では、なぜ? 私を暗殺するのですか? 君たちは違う世界の住人のはずだ」
なのはの言葉に殺先生は疑問を抱く。
「確かに普通であれば、私達が介入する必要性はないです。ですが、私達はこの地球の生まれで、海鳴市で生まれた者達です」
「そう言う事ですか………」
はやての言葉に殺先生は納得をした。
「行きましょう。時間だけが過ぎて行くのは、神崎さん達を苦しめるだけです」
俊輔の言葉で、全員が頷き動き出すのであった。
そして、指定された場所に近づくと、俊輔達は一度、地上へ降り立ちバリアジャケットを解除する。
「服装が変わった? それも君たちの力に関係している物なのですか?」
「ええ、私達は身を護る為に服装を変えてるのです。その事についても後程、お教えいたします」
殺先生は俊輔達の服装が変わった事に驚き尋ねるが、後で答えると言う事で納得する他無かった。
「なぜ、君たちがいるんだ‼」
すると、烏間の声がし、そちらへ意識を向ける。
「おや、速かったですね。烏間先生」
「そんな事はどうでも良い‼ なぜ、山本君達が居るのか説明してもらうぞ‼ それとそこにいる女性達の事もだ‼」
烏間は殺先生に問い詰めるが、どう説明するべきなのか迷っていると、俊輔が助け船を出した。
「烏間先生。申し訳ありませんが、その事については殺先生に説明を行います。今は、神崎さん達を助ける事を優先しましょう」
「………すべてを話してもらうぞ」
烏間の言葉に俊輔は静かに頷いた。そして、烏間と殺先生以外に指示を出していく。
「それと、これから俺が指示を出します。良いですね?」
「なぜだ」
俊輔の言葉に烏間が問う。
「この中で階級的には俺が高いからです」
「俺は一等陸佐の階級を所持している。君たちには軍属では無いのだから、俺の指示に従ってもらうぞ」
「そうですか……残念ですが、俺は陸上自衛隊に属している訳ではありません。ですが、違う意味ではそれに近い組織に属しており、階級では烏間先生。貴方より一つ上の階級を所持しています」
「なっ⁉」
俊輔の言葉に烏間は言葉を失う。烏間の階級は一等陸佐。それの一つ上となれば三等将クラスであると言う事である。
「俺の階級と組織だけを言っておくと、時空管理局本局所属、特殊武装管理部隊部隊長。山本俊輔三等空将です」
「同じく、時空管理局本局、武装隊並びに戦技教導隊所属。高町なのは一等空尉です。肩書としてエース・オブ・エースと言う名を頂いています」
「同じく、時空管理局本局、次元航行部隊所属。執務官のフェイト・テスタロッサ・ハラオンです。階級的には二等空尉です」
「同じく、時空管理局地上本部、特別捜査官。八神はやて二等陸佐です」
俊輔を始めはのはやはやて、フェイトの年齢に合わない階級に驚くのであった。
「まぁ、その事についても後程に説明しますが、先に今回の事件を解決する為に作戦が一つ、あります」
俊輔は烏間の驚きを無視して、話を進めて行く。
作戦の内容としては、殺先生を指定された場所へ行ってもらい、その後方にて俊輔達が待機し犯人が出て来た所を確保すると言う、殺先生を囮に使った作戦であった。
しかし、それを容易に認可する事は出来なかった烏間は、作戦内容の変更を申し出た。
「だが、犯人が君たちの事を知った時、どう出るか判らないのだぞ?」
「その事についても織り込み済みです。ここにいる全員が全線で戦う猛将達です。安心して下さい。まぁ、言葉だけでは何とでも言える言葉なんですけど………そこは行動を見て判断と言う事で。そして、今回の誘拐の犯人についてですが、俺達が追っている広域次元犯罪者、ジェイル・スカリエッティと言う事です」
俊輔の説明に烏間と殺先生は、犯人の名前だけ言われてもどう言う犯罪を犯したのか判らなかった。
「俊輔君。ジェイル・スカリエッティの説明をしないと………」
「そうだった。忘れてたわ。まだまだだな、俺も………さて、ジェイル・スカリエッティの事を簡潔に説明をすると、人の命を弄ぶマッドサイエンティストと言えば判ると思います」
俊輔の簡潔な説明に何と無くだが、二人は想像する事が出来た。だが、人の命を弄ぶと言う言葉の意味が今一、理解がしきれていない烏間は、俊輔に質問を出す。
「何をしたのか、具体的に教えてくれないか?」
「………判りました。ジェイル・スカリエッティは人機一体の人間を作り出した人間です。また、クローン技術も高く………ここからは後で説明します。すみませんが、時間が勿体無いので事件が解決した後に纏めて説明をします」
俊輔は有無を言わせないほどの覇気を纏った言葉を言う。それにより、烏間は何も言えなくなる。
「さて、作戦内容に関しては先程、お伝えしたように動きます。配置についてですが、殺先生は単独で動いて頂きます。守護騎士たちは、上空にて待機。はやても同じく、上空にて待機してくれ。俺とシェリル、ランカはユニゾンを行い待機。なのは、フェイトはすぐに動けれる態勢で待機してくれ。質問はあるか?」
俊輔の配置の指示に烏間以外は異論が無い様であった。
「烏間先生は、すみません。今回は見て頂くだけになります」
俊輔の言葉に烏間は反論しようとするが、階級的には俊輔が上であった為、何も言えなくなる。
「では、作戦開始だ‼」
俊輔の言葉で神崎の救出とジェイル・スカリエッティの逮捕作戦が執り行われるのであった。