暗殺教室~伝説のエース達   作:武御雷参型

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過去の説明の時間六時限目闇の書事件編

「………」

 

はやての絶望の声に誰もが声を出さなかった。しかし、疑問に思う事もあった。

 

「………八神さんにお尋ねする。シグナムさんはこの時消えた筈。では後ろにいるのはどう言う事なのですか?」

 

「それについてはまだ続きがあります。ウチは闇の書に取りこまれてしまい、一人孤独に闇の中にいました。ですが、なのはちゃんやフェイトちゃん、俊輔君のお陰で取り戻す事が出来たんです」

 

烏間の質問にはやては答えると映像が切り替わった。そこには闇の書の官制プログラムがなのはの最大魔法である“スターライト・ブレイカー”を放とうとしていた所であった。

俊輔はリリィを始め精霊たちによって魔力が戻され、なのは達と合流していた。

 

『なぁ、あれってもしかして…………』

 

『うん、なのはのスターライト・ブレイカーだ………』

 

『だったら‼ 逃げるだけだ‼』

 

『えぇぇぇぇぇぇッ⁉』

 

俊輔はなのはの手を取り逃げ出した。そしてフェイトも同じ様に逃げ出した。

 

「どうして逃げるのですか?」

 

「なのはの最大魔法、スターライト・ブレイカーは俺でも負けてしまう程の威力を持っています。だったら距離を取って攻撃する他無いんです。判ってるよな? 本局の悪魔さん?」

 

「俊輔君…………OHANASHIする?」

 

「……………すみません」

 

俊輔の言葉になのははハイライトの無い瞳で俊輔に尋ねると、俊輔は冷や汗を流しながら謝る。

 

「君たちはふざけているのか?」

 

「「滅相もございません。KYさん」」

 

「後で話をしよう」

 

「「だが、断る‼」」

 

なのはと俊輔はクロノの言葉にふざけながら息ピッタリに断わった。

 

「話を戻します。良いわね? 三人とも」

 

「「は~い」」

 

「僕は悪くないのに………」

 

「クロノ?」

 

「はい‼」

 

リンディの言葉になのはと俊輔は返事をするがとばっちりを受けたクロノは愚痴ると、リンディの凄みのある顔で名前を呼ばれ冷や汗を流しながら返事をした。

これを見ていた烏間と殺せんせーは苦笑いをする。

 

「話を戻します………スターライト・ブレイカーの脅威から逃げていた俺達でしたが、民間人が紛れ込んでいる事を知りました」

 

俊輔の説明で映像ではすずかとアリサを護る三人がいた。

 

「私達は買い物で出ていた時に事件に巻き込まれました。そして俊輔君達が魔導士だと言う事をこの時、初めて知りました」

 

すずかの説明で映像にはスターライト・ブレイカーを防いだ三人がすずかとアリサに振り向いたが、直ぐに転送魔法で安全圏に飛ばされた。

それと同時に、闇の書の暴走が始まり地面は割れ地表からは炎が巻き上がった。

 

『速いな……もう崩壊が始まったか………』

 

闇の書の融合機がそう呟く。

 

『私も時期に意識を失う……そうすればすぐにナハトヴァールが暴走を始める。意識があるうちに主と騎士達の願いを叶える‼ 眠れ‼』

 

融合機はなのは達に攻撃を仕掛けた。しかし、俊輔は違った。一気に融合機に攻撃を行う為、一人単機で動き出した。

 

『この駄々っ子が‼』

 

『お前も夢の中に眠れ』

 

『なっ⁉』

 

俊輔の攻撃は当たらずに闇の書に取りこまれてしまった。

 

「俺は闇の書に取りこまれ、自分が望む夢を見させられました………親父とお袋がまだ生きていて家族で暮していたかった夢を………」

 

俊輔がそう言うと映像にはリビングで寛ぐ男性と料理を作っている女性がいた。

 

『お袋………親父………』

 

『なにそこでぼーっとしているんだ? 早くご飯を食べろ。もう少しですずかちゃんが迎えに来るぞ』

 

『えっ?』

 

『今日はデートの日でしょ?』

 

『………あ、ああ。そうだったな。忘れかけてたよ』

 

父親と母親の言葉で俊輔はこれからの予定を思い出した。そして、すずかとデートをし家に帰ると、俊輔は決意の籠った瞳で両親と向き合った。

 

『なぁ親父にお袋………夢なんだよな?』

 

『ああ、夢だ………だが、お前が望んだ事だ。ここにいれば俺達と一緒に暮らせれるんだ』

 

『それでいいじゃないの? 私達はあなたと一緒に暮らしたいの…………』

 

俊輔の質問に両親はこの夢の世界で一緒に暮らそうと言いだした。しかし、俊輔は首を横に振った。

 

『いや、夢なら覚めないといけないんだ………夢は所詮、夢なんだから………だから俺は行くよ。元の居場所に‼』

 

『『……………』』

 

俊輔の言葉に両親は何も言わなかった。だが、席を立つと俊輔を抱き寄せた。

 

『大きくなったな………本当ならこうして現実でも抱きしめてやりたかった』

 

『俊輔……現実に戻っても負けないで先に進みなさい。あなたを待っている人がいるんだから』

 

『…………判った。俺も一生、この夢の事を忘れない。だから、親父、お袋………いつまでも俺の事を見守っていてくれ‼』

 

『ああ、大切な人を護れよ………これは俺からだ』

 

『これ………デバイス?』

 

『父さんが昔使っていたデバイスだ。お前の力になるだろう』

 

『ありがとう。親父』

 

父親から渡されたのは生前に使っていたデバイスであった。そして今度は母親が俊輔に渡した。

 

『これは母さんからよ………大事に使いなさい?』

 

『これは………首飾り?』

 

『母さんが大切にしていた物よ………あなたが本当に大切な人に渡しなさい』

 

『………判った。ありがとう。お袋』

 

「この首飾りって………」

 

「ああ、すずかが今している物だ。お袋から言われた通り、大切な人に渡した」

 

「………ありがとう」

 

すずかは今している首飾りの意味を知り、俊輔を傍で支えようと言う気持ちが強くなったのであった。

 

「話を戻します。俺はその後、両親に見送られて夢の世界から脱出しました」

 

映像にはランカとシェリルの二人とツイン・ユニゾンをし夢の世界から脱出した所であった。

また映像が切り替わり、俊輔がまだ夢の中に取り込まれている頃、フェイトとなのはが闇の書の官制プログラムと戦闘を行っていた。

 

『一つ覚えの技が通ると思ってるのか?』

 

『通す‼』

 

『そう‼ 俊輔を助ける為…はやてを助ける為に‼』

 

『(ACA standby)』

 

『(Sonicmode)』

 

レイジングハートとバルディッシュはそれぞれのモードに切り替わると同時にカートリッジも交換する。

 

『レイジングハートが力をくれる‼』

 

『バルディッシュも力をくれる‼』

 

『『泣いている子を助けてあげてって‼』』

 

二人はデバイスを構えた。

 

『F&N中距離殲滅コンビネーション』

 

『ブラストカラミティ―』

 

『『ファイヤァァァァァ‼』』

 

二人の同時攻撃により官制プログラムは攻撃を受けたが、それでも微々たるものであった。

 

『これだけか………消えろぉぉぉぉ‼』

 

官制プログラムは二人をバインドで絡み取ると上空から大きい槍で突き刺そうとした。しかし、それを許さない者が居た。俊輔である。

 

『我が名において命じる‼ 来い‼ ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン‼ そして殲滅せよ‼ 混沌のマキシマム・バースト‼』

 

俊輔が召喚したブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンの攻撃により槍は破壊され消滅するのであった。

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