暗殺教室~伝説のエース達   作:武御雷参型

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今回は犯罪者、ジェミニの説明を行います。
早く本編へ行きてぇ~

あと、今回はグロ要素あります。今回だけで済めば良いんだけどな………


ジェミニ・ハエルフの時間

「………君たちの過去は判った。だが、一つ疑問に思う事があるんだが良いかな?」

 

「はい、何でしょうか?」

 

烏間は重い口を開き、俊輔達に質問をする。

 

「君たちはなぜコイツを暗殺する為に椚ヶ丘中学に再転入したのだ? 君たちの力であれば簡単に出来る筈ではないのか?」

 

「「「「……………」」」」

 

烏間の質問に俊輔達は答えなかった。しかし、その質問に答えたのはリンディであった。

 

「彼らに殺せんせ―を暗殺する様に命じたのは我々、時空管理局です」

 

「どうしてそう言う命令を出したのですか? こう言っては何ですが、彼らには関係の無い話では無いのですか?」

 

リンディの答えに烏間はもっと深く意味を問質す質問をする。

 

「………時空管理局の上層部は殺せんせ―の事を危惧しているのです」

 

「どう言う意味ですか?」

 

「判りませんか? もし仮にも時空管理局が管理する世界に彼が現れた時、対処する事が出来ないのです。と言うのは表の話です」

 

「表……裏の話もあると言う事ですね?」

 

烏間の言葉にリンディは頷いた。そして俊輔の方に目を向けた。

 

「俊輔君。彼らに今回の任務の内容を説明してあげて」

 

「良いのですか?」

 

「特殊管理外世界“地球”東京支部局長である私が許します。私にはそれだけの権利が与えられています」

 

「判りました」

 

俊輔はリンディの指示に従い、一枚のモニターを展開する。

 

「ご説明します。今、モニターに写っている二人の人物は、時空管理局で捜査している一級次元犯罪者ジェミニ・ハエルフと広域次元犯罪者ジェイル・スカリエッティの二人です」

 

「どういう人物なのですか?」

 

「では先にジェミニの説明をします。奴は管理局員の殺害と一般人の殺戮を犯した犯罪者です。管理局が握った情報では、現在の潜伏先として地球であると言う事が判明しました」

 

「では、そいつの逮捕は我々が「それは不可能です」どう言う事だ?」

 

「奴が使うのは魔法だけではありません。質量兵器…地球で言う銃や大砲など魔力を使わない兵器を使用します。普通の質量兵器だけならば、地球の警察や自衛隊でも対処可能でしょうが………奴が持っている質量兵器は普通では無いのです」

 

烏間の言葉を遮って俊輔は言葉を放つ。

 

「どう言う事だ? 可能と言いながら不可能と言うのは矛盾していないか? それに普通と言う事は、奴が使っている質量兵器と言うのは、普通ではないと言う事か?」

 

「確かに矛盾していますね……そうですね。銃とかなら自衛隊や警察でも対処可能でしょう」

 

「では、ジェミニと言う奴が使う武装は普通では無いと?」

 

「………ええ。奴が使う質量兵器の多くが核に近い物です」

 

「「なっ⁉」」

 

ジェミニが使う質量兵器が核に近い物と聞いて烏間と殺せんせーは驚きを露わにする。

 

「今までの戦闘データを入手しましたが、どれも核に近い威力を持った兵器が使われている事が判っています。仮に核ミサイルなどであれば、自衛隊では対処が可能であると言えますが……」

 

俊輔はそう言うともう一枚のモニターを展開させ戦闘後のデータを呼び寄せた。そこには文化があったのであろう。所々に建物の残骸が転がっていた。しかし、どの画像にも死体が映し出されていなかった。

 

「死体が無い………蒸発したのか?」

 

「いえ、死体に関してはありますが………」

 

俊輔はそう言うとアリサとすずかに目を向ける、彼女たちに死体など見せるべきではないと思ていたからである。

 

「俊輔。私達は少し席を外すわ。終わったら呼んで頂戴」

 

「俊輔君………」

 

「判った………すずか、待っていてくれ」

 

「………うん」

 

アリサとすずかは席を立ち部屋から出て行く。

 

「さて、本当に見るのですね?」

 

「ああ、見せてくれ」

 

「我々にも見るべきであると思っているので………もしかしたら、対処できる方法が見つかるかも知れないので」

 

俊輔の確認に烏間と殺せんせーは頷いた。

 

「………判りました。因に言うとなのは達はこの画像を見た事がありません。お前たちにはそれを見る覚悟があるのか?」

 

「私達も管理局員として入局したからには見ないといけないから」

 

はやてが代表して俊輔に覚悟の意志を伝えると、俊輔は頷き画像を切り替えた。

 

≪⁉≫

 

画像に映し出されたのは、人であった物であった。顔はドロドロに溶け、目があった所はくり貫かれた様に無くなり四肢に至っては原型を留めていなかった。否、身体自体が原型を留めていないのである。

この画像を見てなのは、フェイト、はやては口元を抑えてしまう。クロノに至っては目を背けてしまう。画像を見て目を背けていないのは俊輔、リンディ、烏間、殺せんせーだけであった。

 

「………これは‼ この威力は、広島や長崎に落とされた原子爆弾より以上ではないか‼」

 

「……はい。俺達、特殊武装管理部隊がこの世界に赴き、調査した結果、放射能は確認されませんでしたが、威力は第二次世界大戦末期にアメリカが実験と称し、広島と長崎に落とした原子爆弾より威力が高いと言う結果が出ました。そして、爆発した時に爆心地の近くにいた人々は蒸発し、約50㎞以上離れていた人間にもこれだけの威力を発揮したと言う事です」

 

「無事な人間はいたのか?」

 

「…………いませんでした。俺達が赴いた時には手遅れで、その世界にいた人々はこういう状態でした。奴はこの世界を飛び回り爆弾を設置し、違う世界に逃げました。そして、爆発の威力でその世界には人類が住むことが出来ない不毛の地となってしまったのです」

 

「待って下さい。放射能が検出されていなかったのであれば、人が住めるのでは?」

 

「確かにそうですが………この世界はそうはいきませんでした。爆発の影響でこの世界は壊滅的な被害を受け、建造物を作るにしてもそれを支える地盤が無くなっていたのです」

 

「まさか………」

 

「判りましたか?」

 

俊輔の説明に烏間は納得したかのような表情をする。

 

「世界の地盤は、爆発によって消滅したと言う事では無いのか?」

 

「正解です。この世界の地盤を調査した結果、この世界の地盤が歪められ、人間が住む環境では無いと言う結果に至りました」

 

俊輔の説明にもし、ジェミニが地球でも同じような事をした時に地球はどうなってしまうのか想像が出来なかったのであった。

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