暗殺教室~伝説のエース達   作:武御雷参型

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皆様、お久しぶりです。漸く書けたので、投稿します‼


カルマの時間三時限目

その日の放課後、俊輔達はアリサ達が急用で迎えに来れなくなってしまった為、電車で帰る事になった。その時、渚と一緒になり、ホームまでの間、話し合う事になった。

 

「あれ? 俊輔君達……今日は迎えはないの?」

 

「ああ、アリサ達がな…高校で残る事になったんだ。久々に電車に乗る事になった」

 

「そうなんだー」

 

俊輔達は駅の方へ向かっていると、A組と思われる二人組と遭遇した。

 

「オイ、見ろよ。渚だぜ…それに年上なのにE組に再転入したって言う四人組も同じだぞ」

 

「E組に馴染んでるな……美人が勿体無いぜ」

 

この言葉に俊輔と渚を除く三人の額には血管が浮き出ていた。そして二人組に聞こえる様になのは達は煽り始めた。

 

「なのはちゃん…本校舎の生徒達で気になる人出来た?」

 

「何言っているの? はやてちゃん。出来るわけないの………だってみんなブサメンばっかりやのに」

 

「そう言ったらかわいそうだよ……本当の事だけど」

 

三人の言葉に俊輔と渚は苦笑いをする。そして、案の定、二人組は突っかかりに来た。だが、この時、二人組は知らなかった。怒らせてはけない三人を怒らせたことに………

 

「何言ってるんだよ? あぁ?」

 

「あれ? 聞こえてたん? それはすまんなぁ………近づかんといてくれる? 君たちの顔を見ていると………潰したくなるんよね?」

 

「それに……私達は君達より年上なんだよ? 年上には敬語を使わないといけないって教えられて無いの?」

 

「はやてちゃん、フェイトちゃん…言っても無駄だよ……この二人と言うか、本校舎の生徒は勉強熱心だから……頭の中は勉強だけなんだよ。だから、年上だろうと年下だろうと自分達よりも下と思った人間には上から目線なの……社会人になった時、苦労するだろうしね」

 

「そうやったな……ごめんなぁ、そないな事に気付かんと」

 

「悪気は……無いんだよ? でもね?」

 

「「「年上舐めとったら痛い目、見るぞ?」」」

 

三人の凄みに二人組は小さく悲鳴を上げて逃げ出した。

 

「これやからイチビッた奴は嫌いやねん」

 

「まぁまぁ、はやて抑えて抑えて」

 

「フェイトちゃんの言う通りなの。あの二人組は高校に進学した時に判るはずだよ……きっと……多分」

 

二人組が消えたとしてもなのは達は、嫌な顔をしながらどうでも良いと言った感じに話していた。

 

「あれぇ? 俺の出番は無かったのか」

 

「あっ、カルマ君」

 

その時、カルマが現れ自分の出番が無かったことに嘆いていたが、本心ではつまんなさそうにしていた。

 

「赤羽君か……どないしたん?」

 

「カルマで良いよ……いや、本当だったら高校に入学している筈なのにE組に来てる年上の人達を見付けたからね…でも凄いね」

 

「なにがや?」

 

カルマの言葉にはやてが尋ねる。

 

「アンタらの言葉には…なんだかそれを潜り抜けて来たような感じがあってさ」

 

「なんや? アンタもウチらをバカにでもしに来たんか?」

 

はやての言葉になのはとフェイトは臨戦状態に入る。

 

「おう、怖い……違うよ。ただ、普通に話をしに来ただけだよ」

 

「そないやったら、憎たらしい言葉使いやめぇな」

 

はやては苦虫を潰した様な表情でカルマに言う。

 

「ハハハ、ゴメンゴメン………でも、俺の他にあのタコにダメージを与えられた人がいるって聞いてね……興味を持ったんだ。誰なの?」

 

カルマの言葉になのはを除く全員が、なのはを指さした。

 

「ふぇっ⁉ ちょっとみんなして指ささないでよ‼」

 

「だって本当の事だろ?」

 

「そうやん」

 

「なのは、諦めよう?」

 

「あははは……なんかごめんなさい」

 

なのはが俊輔達に苦言を言うが全員が現場を見ていたので、何とも言えなかった。

 

「ははは‼ 面白いね……どうやってあのタコにダメージを与えたの?」

 

「スナイパーライフルで動きを予測して撃っただけだよ?」

 

「それが全員出来たら、あのタコは死んでるよ……へぇ、そうなんだ………」

 

カルマの表情を見て俊輔は何かを考えていた。

 

「ん? どうかしたの? 俊輔君」

 

「……いや、赤羽って今度何をして殺先生にダメージを与えられるのかなって考えてただけだよ」

 

「そうなんだ………」

 

俊輔の言葉に渚は苦笑いをしながら答えた。

 

「さて、みんな帰るぞ」

 

「でも電車が……」

 

「お迎えだ」

 

俊輔はそう言うと後ろに指をさした。全員がそちらに目を向けると一台のリムジンが停車しており、中からアリサとすずかが出て来た所であった。

 

「と言う事だから、俺達は電車じゃなくて車で帰るわ。行くぞ~」

 

「待ってよ、俊輔君‼」

 

俊輔はそう言うとアリサ達の方へ向かって行き、なのは達もそれに続く形で俊輔を追うのであった。

 

「ねぇ、渚君」

 

「なに? カルマ君」

 

俊輔達がリムジンに乗り込む前にすずかに抱きしめられている俊輔を見ながら、カルマは渚の名前を呟く。

 

「あの人達って何者?」

 

「さぁ、僕達も詳しい事は聞かされてないんだ……でも元々私立聖祥大付属の学校に通ってたと言う事しか聞いてないんだ」

 

「ふ~ん…そうなんだ………」

 

渚の説明にカルマは俊輔達が何かを隠している様に見えていた。

 

「あの人達、何か隠してるね……」

 

「えっ? そうなの‼」

 

「気付かなかったの? 絶対、何か隠してるはずだよ……それも俺達にバレない様にしないといけないなにかを」

 

カルマの目にはもう一つのオモチャが出来た事に喜びを得た子供の様な目をしていたのであった。

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