「ナンダッテー」(棒読み
と言う事で、今回は三話目の更新です。
ガr「喧しぃ‼ くどいわ‼」ぐぎゃぁぁぁぁ(チーン)
「喧しい奴も消えた事だし………本編へどうぞ‼」
いつから消えたと思っていた?
「なん……だと………」
俊輔達が学校を早退する事になったが、クラスでは普通に授業が行われ、下校時間になり全員が校門を出ようとした時、黒塗りの車が現れ茅野と神崎の二名が連れ去られてしまう。
目の前で行われた誘拐に、誰もが反応する事が出来ず、それを見ているだけであった。そして、いち早く渚が携帯を取り出し、烏間へ一報を入れた。
「烏間先生‼ 神崎さんと茅野が誘拐されました‼」
『なにぃ⁉ それで車の車種、ナンバーは判るか?』
「いえ、急停車して神崎さん達を誘拐した瞬間、ものすごいスピードで走り去ってしまって、皆が見れなかったんです………ゴメンなさい。でも、黒塗りの車でした」
『他に誰か連れ去られてはいないのだな?』
「はい」
渚の報告を受け、烏間は予断を許さない状況とこのタイミングで行われた誘拐について考えたが、答えが得られず全員でもう一度教室へ戻る様に指示を出した。
『渚君。皆を連れてもう一度校舎に戻って来てくれ』
「判りました‼」
烏間の指示を受け、皆に伝えると大人しく校舎へと戻って行く。しかし、本校舎の生徒の姿が一つも無い事に気付く事の無いまま…………
その頃、俊輔達はと言うと、ジェイル・スカリエッティが潜伏しているであろう廃れた倉庫街に来ていた。
「ここが広域次元犯罪者、ジェイル・スカリエッティがいると思われる場所なんだよね?」
「………ああ、クロノからの情報だとそうなっている筈なのだが………」
なのはの言葉に俊輔も辺りを見渡すが、人っ子一人いない状況であった。
「魔法の感知はされてへん……にしても………」
「人がいない事、魔法が感知されない事を含めて考えてみても、おかしい」
「ああ、どう言う訳か………あの時のロボット擬きもいるようだしな‼」
俊輔はそう言うと、自身の後ろから迫って来た機械をガンソードで胴体を貫き破壊する。
「囲まれてるな………どうする?」
「ここは強行突破あるのみ‼」
「うん‼」
「行くで‼」
俊輔の問いかけに三人はやる気満々であった。
「じゃあ、いっちょやりますか‼」
俊輔はそう言うとリリィを取り出し、バリアジャケットを展開する。なのは達も同じくバリアジャケットを展開し、臨戦状態へ気持ちを切り替える。
「全員、各個撃破‼ 散開‼」
「「「了解‼」」」
俊輔の言葉で三人はそれぞれ、動き出すのであった。
その頃、神崎と茅野は車から降ろされ、一人の男の目の前に連れて来させられていた。
「やぁ、初めまして………私の名はジェイル・スカリエッティ。君には人質になってもらうよ」
「どうして……誘拐をしたんですか?」
「これは、冷静だね………君達に興味が湧いたよ」
ジェイルの言葉に神崎は冷静に尋ねたが、ジェイルは神崎と茅野は冷静さを欠けていない事に興味が湧く。
「君の質問に答えるとすれば、私の野望の為……とだけでも言っておこうかな?」
「野望?」
野望の為に君を誘拐したと言われても、神崎達にとっては意味が判らない事であった。
「君達には知らなくて良い事だよ………だが、これだけは言っておこうかな…………私はね、君たちの担任をしている教師に興味があるのだよ」
「「ッ⁉」」
ジェイルの言葉に神崎と茅野は驚く。国家機密である殺先生を知っていると言う事は、国家から依頼された暗殺者の一人と思っていたからである。
「おや? 君達はなにか勘違いをしているようだが………私はあの怪物を殺すために雇われた人間では無い。逆にあの怪物の事を知ろうとしているのだよ。独自でね」
しかし、神崎達の考えていた事はジェイルにはお見通しであった。
「私は、あの怪物の中に秘められている力を使って、世界に復讐をするつもりなんだ………おっと。私とした事が………内容まで話してしまった。だが、君たちの担任であるあの怪物は、私達が居るところまで辿り着く事は出来ないだろうね」
ジェイルはそう言って高笑いをしながら、神崎達から離れて行く。それと入れ替えに体に密着する程の服に身を纏っている女性が、神崎達に薬品を拭き掛け眠らせ、神崎達は目の前が真っ暗になるのであった。
「助けて………渚………」
茅野は気を失う前に渚の名前を呟くのであった。
神崎の誘拐の一報を受けた烏間、殺先生は手分けして神崎の事を捜索し始める。
烏間は防衛省に頼み、捜査員たちを派遣して神崎と茅野の行方を探していた。
一方の殺先生は上空からの捜索に打って出た。
しかし、二人の教師が探しても、手掛かり一つ見つかる事は無かった。
だがその時、殺先生はある所に目を付けた。そこは俊輔達がいる廃れた倉庫街であった。
「あの光は………爆発の光か‼」
殺先生は爆発が起きている倉庫街へと急いで向かう。
そして、そこで目にする光景に度肝を抜かれるのであった。
「なっ⁉ あれは高町さんにハラオウンさん、八神さんに山本君。君たちは何者なのですか………それになんですか、あの剣を持った女性やハンマーを持った幼女は………私は夢を見ているのか?」
殺先生は目の前の光景に驚き、その場で停空してしまう。その時、殺先生は嫌な感じがしてそこから動くと、そこには一機のロボットが刃を突き立て、先程まで殺先生がいた所を刺していた。
「危なかった……もしあの場で止まっていたらあの刃で突き刺さっている所でした………消えた⁉ どこに………」
殺先生を刺そうとしたロボットは、姿をくらました。殺先生はロボットの事を探すが、相手は人間では無くロボットである。殺意など微塵も感じられなかった。
「そこにいるのは誰ですか‼」
「ニュヤ⁉ 人が………空を飛んでいる?」
殺先生に声を掛けたのは、薄い金髪に翠を主体とした服に持を包んだ女性であった。だが、殺先生がいるのは上空。女性も上空に立っていた。
「貴女こそなんですか? 人が空を飛んでいる訳がありません‼」
「…………」
殺先生の問いかけに女性は何も答えなかった。
「答えなさい‼ 答えなければ……「どうなるって言うのですか? 殺先生?」……山本君。君も空を飛んでいる。どう言う事なのか説明をして下さい」
殺先生の言葉に被る様に俊輔が尋ねると、殺先生は俊輔が飛んでいる事に疑問を持ち始める。
「…………隠す事も出来そうにないですね………めんどくさい事になった」
「めんどくさいとは何ですか‼ 君たちは何者なんですか‼」
俊輔の呟きに殺先生は怒り始める。
「判った、判りました。ですが、先に誘拐された神崎さん達の捜索が最優先ですよね?」
「ッ⁉ なぜ君たちがそれを知っているのですか? 君たちは今回の誘拐に関与しているとでも言うのですか?」
「…………」
殺先生の問いかけに俊輔は答えられない。確かに今回の誘拐に関しては、ある意味で俊輔達が関与されていると疑われても致し方が無い事であった。
なので、俊輔は曖昧な答え方をするのであった。
「確かに俺達は、今回の誘拐にある意味で関与していると言っても過言ではありません「では‼」ですが‼ 俺達は神崎さん達を助ける方の人間です。後で詳しい説明をしますので、今は神崎さん達の捜索を最優先してください。俺達は逃げませんから」
俊輔の言葉と目力に嘘は無いと感じた殺先生は、俊輔の事を信用するのであった。
「………良いでしょう。ですが、神崎さん達を助けた後で、君たちの事を説明してもらいますよ」
殺先生の言葉に俊輔は静かに頷くのであった。
指摘がありましたので、修正を行いました。