桜舞   作:星月 悠

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あらすじ

15歳になったよ!
お兄ちゃんと対人訓練やったよ!
雄英高校受験を決めたよ!

こんな感じです


2話

雄英高校に入学するべく筆記試験を終え、実技試験会場に向かおうとしていたが……

 

「幾ら何でも広すぎるでしょう……」

 

正門の前に立った時も思ったが、校舎が兎に角大きい。漫画やアニメで見てたから大きいことは分かってたけど予想外だ

これでは迷う可能性もある。一応資料を持ってきたので地図を見ながら特別会場へと向かう

原作ではそういう描写なかったけど、私というイレギュラーが居るからかな?

考えながら歩き続けると目的地の前にボサボサ頭のひょろりとした男性が立っていた

あれってまさか……

 

「卯月美桜か?」

「そうです。こんにちは」

「こっちだ」

 

叫ばなかった私偉い!!まさか相澤先生が居るとは思わなかったんですけど!!

うわ〜公式でもあったけど本当に身長高いな。183cmだっけ?

私も身長が伸びるように頑張ったお陰で170cmになったけどそれでも見上げなきゃいけないとなるとは……

でもこれ何処に向かっているんだろうか。

 

「あの、試験は?」

「着いてから説明する」

 

教えてもらえないのか。でも何度も説明するのって面倒ですよね分かります。仕方ないので黙ってついて行く

いくつかのドアを過ぎると1つのドアの前で立ち止まり開けた

 

_______そこにはヒーロー、雄英の教師が集まっていた

 

「!?」

 

え、なんで!?私の存在忘れて帰ってきたってオチじゃないですよね!?私受験生なんですが!!

ドアの前で立ち止まってるとこちらを振り返った相澤先生がちょいちょいと手招きしてきた。可愛いな

一度お辞儀をしてから部屋に入る。冷や汗だらだらです。正直帰りたい

 

「やあ!君が卯月美桜君かな?」

「は、はい」

 

下から声がしたのでそちらに目を向けるとかの有名な根津校長が立っていた

私こんなに原作キャラに出会ってファンに刺されない?あ、私も一応この世界(ヒロアカ)の住人か

 

「ネズミなのか犬なのか熊なのか

かくしてその正体は校長さ!

私は根津校長。よろしくね」

「よ、よろしくお願いします……?」

 

なんでこんなに和やかな感じで始まってるんだ?え、私本当に何するの?

このまま校長の長話聞けばいいの?

混乱してると相澤先生に声をかけられる。どうやら説明を始めてくれるらしい。良かった……

 

「お前の実技試験は怪我をした受験生を“個性”で癒すこと。それだけだ」

「……え、それって大丈夫なのですか?」

 

確か治癒系の“個性”って勝手に治療とかしてはいけないっていう法律とか無かったっけ?一応人命に関わる事だし

私の疑問に答えてくれたのは目の前にいた相澤先生では無かった

 

「そこは大丈夫だよ。ちゃーんと許可もとってある」

「……リカバリーガール、でしたよね」

「あたしの事知ってたんだね」

「有名ですから」

 

いや本当にね。この世界に来てからでも知る機会ありましたし

今もバリバリ現役って素晴らしいです。流石に実年齢は聞けないけど

失礼極まりないから。

 

「お、実技試験始まる」

「おや……お前もおいで」

 

リカバリーガールに案内されてモニターの前に座らされた。私受験生なのにこんなので良いのかな……?

それに、トゥルーフォームのままのオールマイトもいるし……

取り敢えず怪我をしてる人が居ないか確認しながらモニターを見つめる

時間が経過していき、時折未来のA組の子達がチラチラと映った。

暫くすると遂に主人公の組が出てきた

……あの痛そうな怪我を現実で見ることになるとは思わなかったな

主人公____緑谷が0ポイントのロボを“個性”でぶっ壊した

その時に見えた腕は骨が入ってないようなふにゃふにゃとしていた

見ただけでも痛そうだ……

 

「ふむ、あの子にしようかね。お前さんもおいで」

「分かりました」

 

リカバリーガールについて行くと近くにあったのか試験会場があった。さっきまで闘っていたボロボロの受験生が沢山いた

リカバリーガールは彼らにハリボーを配りながら緑谷君の所に向かう

そこには立てずに瓦礫に寄りかかっている緑谷君とさっきまで戻していたのかぐったりとした麗日ちゃんがいた

 

「お願い出来るかい?」

「分かりました。

……力抜いて楽な格好してて?」

「は、はい……」

 

まだ女の子に慣れてないんだろうな。初々しい反応が何とも可愛らしい

私は懐から愛用している扇子を出して広げると目を伏せ息を吸った

 

『痛いの痛いの飛んでけー』

 

ふわっと身体が浮いたような感覚がした。まるでそこだけ風が起きたかのように髪が揺れたがすぐにおさまってしまった

目を向けると2人はまるで何とも無かったかのようになってる自分の身体をペタペタ触っていた

リカバリーガールの方を見ると“個性”を見ていたのか満足そうに頷くと別の生徒の所にハリボーを配りに行った

私は先に戻ることを伝えて、2人の方を見た

 

「もう身体は大丈夫?」

「う、うん。凄いね!あんなにバキバキだったのに」

「自覚はあったのね……」

 

それでも動こうとしてたのは凄いな。アドレナリンを過剰放出していても限界があるから

こういう所か主人公故なんだろうな

2人とも大丈夫そうなのを確認して立ち上がると緑谷君に声をかけられる。出来ればもう糖分を補給したいのだが……さっきから頭が痛い

 

「あ、ありがとう!」

「……どういたしまして」

 

何時になってもお礼の言葉って嬉しいものだよね。私は目を細めて踵を返した

さっきのドアを通って道を曲がると限界を超えたようでしゃがみこんだ

私はポケットからチョコを出して齧るが、中々食べ進められない

「う〜」と唸りながら食べ進めると誰かの足が見えた

 

「おい、大丈夫か」

「……すみません、ただの目眩です」

 

相澤先生だったみたいだ。チョコを口に含みながら立ち上がる。ゆっくり立ち上がったからか目眩は起きなかった

そのままポリポリとチョコを食べ進めると頭痛も治まってきた

板チョコ半分で済んで良かった。成長も少しはしてるって事か

前までは全部食べなきゃ治らなかったしその前に倒れてた

私が食べ終わるのを待っていたのか私が板チョコをポケットに入れるのを見ると歩き始めた

先生突然はやめて下さい。ビックリするので

 

どうやらそのまま私は帰れるらしい。「またな」と相澤先生に言われたので多分合格なんだろうなと思いながら家に帰った

取り敢えず頑張ったと言うことで晩御飯の選択権貰おうかな

 

 




取り敢えずこれで
多分まだかけると思うので
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