四葉真夜の息子~最も自由なる者   作:空陸

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真夜と穂波が初対面。真夜は計画の最後の【欠片】(ピース)を手に入れる為に告白する。


真夜の告白~決戦に必要なピース

穂波との会食を終えて深夜は、ホテルにチェックインしていた。この時間から本邸に帰るとなれば夜中になってしまう。紅葉を入れてもらって一息入れてから深夜は電話を掛ける。

 

「遅くにご免なさい。もう寝る所だったかしら?」

 

電話の相手に語りかけた。

 

「こんばんわ姉さん、仕事が一段落して一息入れていた所だから大丈夫よ」

 

「なら良かったわ、取り合えず穂波さんの勧誘は無事終わったわ。養子縁組の件も承諾してもらって、近いうちに正式に娘として迎えようと思うわ」

 

深夜は今日の会食でのやり取りを簡単に真夜に報告した。真夜も交渉がどうなるか気になっているのが分かっている。

 

「そう、安心したわ。彼女は優秀ですから...それに可愛いですものね」

 

真夜は年甲斐もなく少し拗ねたように言う。そんな真夜が深夜は可笑しかった。

 

「何で笑ってるの?姉さん...」

 

真夜は深夜の失笑する姿を見て、不機嫌そうに問う。

 

「ふふ、ご免なさい、少し可笑しくて...いい歳して拗ねてるみたいだから。安心しなさい。私にとって可愛い妹は真夜だけよ」

 

深夜は真夜の心中を見透かしたように言い放つ。真夜はシスコンなのだ、真夜は自身の心中を見透かされて、珍しくビクッと跳ねた。

 

「別にッ、そういう事を言ってるじゃありません!」

 

真夜は少し顔を赤らめて深夜を睨んだ。

 

「そうなの?真夜ちゃんは、お姉ちゃんの事好きじゃないの?」

 

深夜はクスクスと笑いながら真夜を弄る。そう言う深夜に真夜は小さい声で、

 

「...好き」

 

顔を真っ赤にして恥じらいながらそう呟く真夜は、本当に少女のように可愛らしく、何をするにも自身の後をついて来る幼き日の真夜の姿に...深夜には写った。

 

「...本当に可愛い子ね」

 

自然と口から零れた。そんな深夜に対して真夜は

 

「もう!!?姉さん浮かれ過ぎよ。そんなに彼女を娘に出来た事が嬉しかったの?歳だってそんなに変わらないのに」

 

「だって、拗ねた真夜があまりにも可愛かったものだから...彼女を娘に出来た事は本当に嬉しいわ。彼女が高校生の時から知ってるから感慨深いものがあるのは確かね」

 

「それにしたって浮かれ過ぎよ...ところで姉さん、彼女はいつから正式に娘にするつもり?

正直、今のタイミングはあまり良いとは言えないと思うけど?」

 

真夜は達也のお披露目会の事を指している。

 

「そうね、達也のお披露目会には彼女も同席させようと考えてるわ...穂波さんには、これから四葉は荒れるかもしれない事は伝えたわ。詳しい話はまだ出来てないけど、話して穂波さんにも協力して貰おうと思います」

 

「そう...一応は覚悟を見たのね?なら穂波さんには私から話します。一度、本邸に来てもらって下さいな」

 

そんな事を話していると

 

「おぎゃー、おぎゃー」

 

微かに達也の泣き声が扉の奥から聴こえて来る。

 

「あら?起こしちゃったかしら」

 

深夜が申し訳なさそうに聞くと

 

「多分違うわ、大丈夫よ姉さん、お腹が空いたんだと思うわ。もう凄い食欲なんだから」

 

何故か誇らしく言う真夜に

 

「本当よね、日に日に大きくなってるのが実感出来るぐらいだものね」

 

深夜も感心したように返す。

 

「それじゃあ悪いけど達也の所に行ってくるわ。そろそろ白川さんも休んでもらわないとならないし。姉さんも身籠ってる大事な身体なんだから、身体には気をつけてよね。」

 

真夜は最後にそう付け加えて電話を切断してしまった。すっかり母親になった妹を思いながら、自身のお腹を優しく触りお腹の子に語りかける。

 

「私も立派な母親になる為に準備してるから、安心して産まれて来てね」

 

 

深夜との電話を切って急いで達也のもとへ駆けつける真夜。そこには空腹で泣き声を上げる達也を、優しく抱っこしてあやしている最近メイド長になった白川の姿がある。白川にはメイド長の肩書きがあるが、真夜が直々に達也の世話役をお願いした。他、腹心のメイドが二人、補佐をしながら、真夜が当主としての時間を確保出来るようにサポートしている。

 

「お待たせしました、白川さん。今日はもうお休み頂いて結構ですよ。遅くまでありがとうございました」

 

真夜が達也を受け取って白川に告げるが、

 

「私はまだ大丈夫で御座います、お心遣い感謝致します。御当主様、執務がお済みでしたら達也様の授乳後に、ごゆっくりお風呂に入られては如何ですか?疲れも取れる事かと思います」

 

白川が真夜に提案すると、真夜は迷ったが白川の好意に甘える事にした。真夜は出来る限り、達也と一緒の時間を過ごしたいと考えている。それはもちろん達也を溺愛してるという理由も大きな理由だが、三つ子の魂百まで、精神は魔法師にとって重要なファクターだと真夜は考えている。それは精神が無意識領域にある魔法演算領域に何らかの影響を与えていると推測しているからだ。自我が芽生える幼少期は特にその影響が大きいと真夜は結論を出し、出来るだけ一緒に過ごして成長を見届けたい気持ちが強かった。だからこそ本当は片時も離れたくない。当主としての執務や、分家から達也を守る為の準備など、葉山達がサポートしているが、気を休める時間がほとんど無くなってるのは事実だった。

 

「...そうですね、それでは一時間ほどで戻ります。お疲れでしょうが宜しくお願いしますね」

 

そう言って真夜はゆっくり風呂で疲れを取ることにした。

 

 

深夜と会食した翌日、穂波は自身が勤めている公安局にいた。四葉家の一員になる覚悟を決めた穂波は、辞職の意思を伝える為に上司のもとへ訪れている。

いきなりの話に上司は戸惑った。得意とする障壁魔法だけではなく警察官としても優秀な彼女が抜けるのは組織としても痛手だ。理由を聞いても一身上の都合としか答えない彼女に困りながらも、何とか思い留まるように説得した。...が、穂波の意思は固く辞職の意思を変える事は出来ないまま穂波は部屋を出ていってしまう。

 

昨日の時点で、深夜の連絡先を入手していた穂波は、仕事が終わってから深夜に電話で報告する事にした。

 

「あら、穂波さんこんばんわ、早速電話してくれて嬉しいわ」

 

深夜が画面の向こう側で嬉しそうな顔で微笑んだ。電話をかける事に緊張していた穂波は少しだけ緊張が緩んだ。

 

「突然のお電話失礼致します、深夜様。本日辞職したいと上司に伝えて参りました。正式な返事はまだですが、一応ご報告だけでもと思いまして...」

 

未だ硬い言葉使いの穂波の様子を見て、

 

「少しぐらい世間話に付き合ってくれても良いんじゃない?それに深夜様なんてそんな畏まる必要はありません。貴女は私の娘になるのだから。まぁ...その辺は追々という所ね。早速伝えてくれたのね。ご免なさいね、急かす形になってしまって....」

 

最初は少し拗ねた様子だったが、辞職を急かす形になってしまった事に少なからず自責していた深夜は、最後は申し訳なさそう顔になった。

 

「申し訳ありません。まだ自分自身信じられなくて、言葉使いも暫くはご容赦下さい。話を受けたのは、私ですから深夜様はお気になさらないで下さい」

 

「ありがとう穂波さん、そういえば穂波さんに一つ伝える事があるわ。これから四葉は荒れるかもしれない事は伝えましたが、詳しい話はまだですね。そこで詳細をお話しする時間を作って欲しいの。明日はお休みかしら?」

 

穂波が休みだと伝えると

 

「良かった。悪いけど明日は此方に来てくれないかしら?迎えは十時に自宅に手配するわ」

 

それを穂波が承諾すると、微笑んだ深夜は楽しみにしてると言って電話は切れた。

 

翌日、時間に栗林が黒塗りの高級車で出迎えに来てくれた。

 

「おはよう御座います。穂波様」

 

栗林がそう言って一礼した。初めて会った時より更に畏まった栗林を見て穂波は居心地が悪かった。

 

「おはよう御座います。栗林さん、今日は宜しくお願いします。それとそんなに畏まった態度は困ります。普通に接して下さい」

 

穂波が栗林にそう言うと、ニッコリ笑ってドアを開けてくれた。暫く走っていると、

 

「私、四葉の所在地なんて全然知りませんがどのくらい掛かるんですか?」

 

「四葉本邸の正確な所在地を知っている方は殆んどおりません...それに村全体に何重もの認識阻害や特種な結界を張っている為に、勝手に侵入する事も不可能ですので。時間は此方からですと昼過ぎになるかと思われます」

 

流石は謎の一族四葉家だ、十師族の一員でありながら殆んど表舞台には情報もない。徹底した秘密主義の一族にして最凶の一族。そんな一族でこれから何が起ころうとしてるのか、正直穂波は不安だ。穂波を乗せた車は、人里離れて更に山道に入って行く。途中、何度か栗林が特種な想子を打つ。暫く進んでトンネルで再び想子を打つと、急に開けた景色が穂波の目に飛び込んで来た。穂波はさっきのが結界のカギなんだと漸く理解する。車が止まるとそこには日本家杢があった。車から降りると嫌な空気を感じた。僅かにする【死臭】に殺伐とした空気...穂波は冷や汗が止まらなかった。強烈な死のイメージが全身の毛穴を刺激する。栗林に促されて敷地に足を踏み入れ、ここが四葉家かと、若干来たことを後悔していた穂波は、メイドに出迎えられて、その横にいる一人の白髪の男性に声を掛けられた。

 

「お初にお目に掛かります、桜井穂波様。私、四葉家筆頭執事を勤めます葉山と申します。本日は遠い所を御足労頂きまして誠にありがとうございます。お昼の準備が出来ておりますので此方へどうぞ」

 

葉山に先導された屋敷内は、外観とは違って年代物(アンティーク)の家具や装飾品で飾られていた。そんな屋敷内を進んで行き、一室に通された。そこは長テーブルがある一度に十人以上が食事出来る部屋だった。

 

「それでは少しお待ち下さい」

 

そう一礼して葉山が出て行き、十分ほどして扉か開く。そこには義母(はは)になる深夜と瓜二つの顔をした女性が佇んでいた。四葉家当主、四葉真夜だ。穂波は二人を目にした瞬間、立ち上がり身体の向きを変えて一礼した。

 

「お初にお目に掛かります、四葉真夜様。本日はお招き頂きまして御礼申し上げます。私、桜井穂波という者です。深夜様もお招きありがとうございます」

 

「此方こそ初めまして、四葉家当主、四葉真夜です。今日はお越しくださりありがとうございます。先ずは食事を頂きましょう」

 

真夜の声に被せるように深夜が言葉を発した。

 

「あら穂波さん、私は真夜のついでみたいじゃない?母親に対して随分と冷たいんじゃない?」

 

「そのような事は決して...」

 

穂波が深夜の発言にあたふたしていると、

 

「姉さん、意地悪な言い方しないの!穂波さんが困ってるじゃないの。意地悪してないでさっさと席に着きなさい」

 

深夜にこんな発言が出来る人物はそうそういないだろう。出てきた料理は一流レストランにも劣らないものばかり。緊張していた穂波だったが、美味しい料理を楽しむ程度の穏やかな空気が、この時はまだ流れていた。食後に紅茶を頂きながら食事の余韻に浸っていた穂波だったが、真夜の一言から空気が一変する。

 

「食事も済んだ事ですし本題に入らせて頂きますね。初めに穂波さん、姉さんの娘になる事を承諾してくれてありがとう。姉さんから聞いたと思うけど、貴女の事は以前から気にしていたみたいだから、姉さんは貴女が思っている以上に喜んでるわ」

 

「此方こそお礼申し上げます。深夜様のお言葉には救われましたので....それに私自身もそんな深夜様の養女(むすめ)にして頂ける事は光栄な事ですので、護衛の件も含めて全身全霊で応えたいと思います」

 

「ありがとう、そう言って貰えると助かるわ。これから四葉は私の計画のせいで姉さんまで巻き込んでしまうから、穂波さんが味方になってくれて心強いわ」

 

「真夜...貴女のせいとかではないわ。私は私自身の意思で貴女達を守ると決めたんだから」

 

「姉さん...本当にありがとう。頼りにしてるわ」

 

目の前で行われている双子の話についていけない穂波は、恐る恐る聞いてみる事にした。

 

「あの、本日はその計画の事も含めて、話を聞かせて頂けるという事で宜しいんでしょうか?」

 

「ええ、その通りです。理解が早くて助かるわ。穂波さんは、姉さんが妊娠している事は知ってるわよね?」

 

穂波は無言で頷く。

 

「確かに姉さんは妊娠してます。それは姉さんが子供を欲しくなったからですが、順番が違います。正しくは妊娠している私を見て、徐々に姉さんの母性本能が擽られたという事です」

 

穂波は真夜が何を言ってるのか理解出来なかった。真夜は四葉家当主で未婚という特殊な立場。真夜はあの事件のせいで男性を全く受け入れられなくなり、当時、婚約していた七草弘一と婚約を解消した過去がある。しかも、前妻に先立たれた弘一が再び、しつこく復縁を迫っていたのは結構有名な話。噂ではそれを断る口実に姉の深夜ではなく、真夜を四葉英作が次期当主に指名したと言われているぐらいだ。次期当主になれば他家に嫁ぐなどあり得ない話だからだ。要はそれぐらい真夜の特殊な立場は有名で、キッカケがキッカケだけに七草家を除く、他の十師族、師補十八家などは何も言えなかったぐらいなのである。そんな真夜が妊娠したとなれば世間は大騒ぎである。穂波がそんな事を考えていると、穂波を他所に真夜は衝撃の真実を告白する。

 

「いえ、それでも正しい表現ではありませんね。私の妊娠で徐々に母性本能を擽られた姉さんが、私が出産した息子の達也を見て決意したと云うべきね....」

 

「えっ!?」

 

それしか穂波は声を出せなかった。それとほぼ同時に部屋の扉が開き、筆頭執事の葉山が赤ん坊を抱いて表れた。まさか、と穂波がそう思った時、真夜は立ち上がり葉山から赤ん坊を受け取ると穂波の前まで来て、

 

「紹介します。私の息子、四葉達也です」

 

そこには真夜の腕に抱かれた、白みがっかた銀髪のまだ薄い髪の毛に、可愛らしい顔立ちのどう見ても日本人だけではない血を継いでいる男の子の赤ん坊がいた。何をどう捉えれば良いのか穂波はパニック状態の頭で必死に考えていた。

 

「驚かれるのも無理はないでしょう。世間の私のイメージは知っていますもの」

 

そう言いながら達也を抱いたまま真夜は席に戻る。

 

「...正直混乱しております。失礼ながら本当に真夜様のご子息なのですか?とても神秘的で可愛らしいお子さんですが、どう見ても....」

 

「達也は正真正銘、私が産んだ子であり私の血を引いています。そして穂波さんの思っているように達也の父親は外国の方です。今日はその事も含めて何故、四葉がこれから荒れる事になるのかをお話しますので、穂波さんも覚悟を決めて聞いて下さい。少し長い話になりますので...」

 

真夜はそう言って語りだした。それはにわかには信じがたい話。赤ん坊の父親との出会いから【大漢崩壊】に至った事件の真相、そして恥辱されそうな所を助けて貰った事、そしてその少年の家系の事、事件のあとに彼に何が起こったかという事、それから十六年ずっと想い続けていた事、そしてやっと見つけて彼と結ばれた事、彼との間で出来た息子が世界を滅ぼせるだけの力を持って産まれて来た事。穂波は話を聞きながら号泣していた。真夜の彼に対する一途な愛と執念、漸く実を結んだ愛しい彼との別れ...そんな彼との息子、達也に対する愛情...兎に角涙が止まらなかった。しかしまだ話は終わりではない。寧ろ本題はここからだった。

 

「だから私はどんな事をしてでも達也を守るつもりでいます。しかし先程話したように、今は世間に達也を公表する事は出来ないのです。そんな事をすれば確実に彼の両親と同じように、達也が危険に晒されます。それに敵になりえるのは外の世界だけではありません。これから私達は四葉家内でも戦わなくていけません」

 

話を聞いて、確かに公表は決して出来ないと思う。しかし四葉家内でもというのはどういう事なのか、穂波にはまだ理解出来ない。

 

「四葉家には七つの分家が存在します。そして各分家に当主が存在し、それぞれの役割があります」

 

穂波は今日何度目か分からない衝撃を受けた。しかし感覚が麻痺しているのか其ほど取り乱す事はなかった。

 

「分家の方々は彼の家系を知りません。そして彼の息子を私が産んだ事もまだ知りません。知ってしまえば先程話した事が四葉家内で起きる可能性が少なくないからです。しかし、今のままでは何れ問題が起きた時に後手に回ってしまいます。先代当主の四葉英作は四葉家内での内乱を避ける為に、達也出生の真相と彼の家系を明かして説得する事で分裂を防ごうと考えていますが、そんなに上手く話が進むとは私は考えていません。そこで私は、英作伯父様の思惑を利用してある計画を今まで進めて来ました。達也のお披露目会まであと二週間もありませんが準備は整いつつあります。そこで分家の方々が達也を危険に晒そうとした時に備えて穂波さんにも協力をお願いしたいのです。達也を守る為に...」

 

十師族の中でも突出していると云われる四葉家が内乱となれば、その影響はただのお家芸騒動では済まないのは明白。しかし、真夜の目は覚悟なんて云う言葉は生温いほどの炎が燃えているように見えた。

 

「正直、私ではお役に立てる事など殆んどないように思えますが、精一杯尽力させて頂きます」

 

穂波も改めて覚悟決めて誓った。真夜の話を聞いて穂波自身も達也を守らなきゃという謎の責任感が生まれていた。しかし穂波自身も何故なのか理由は分からないのである。

 

「ありがとう穂波さん、それでは計画をお話しします。ーーーーーー以上が計画になります。穂波さんにも当日出席してもらい、姉さんの養女(むすめ)として紹介します。もし分家が行動を起こすような事になれば、その時は全力で姉さんと達也を守って下さい」

 

話を聞き終えた穂波は、その場を想像して鳥肌が治まらなかった。昨日までの生活が蜃気楼のように感じる。真夜の話を聞くとまるで楽園だったとさえ思える。しかし、もう後戻りは出来ない所まで自分は来てしまったと妙に冴えてる頭で冷静に判断した。




お披露目会に穂波を同席させる事にした真夜...新たな味方を手に入れて、波乱のお披露目会に挑んでいく!!
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