病院のベットに俺は座っていた。そこに一人のメガネをかけたスーツの男がやってきた。
「本当にいいのかね。情報を得るためとはいえ死んでしまうかもしれないんだよ」とその男はたずねてた。
「いいんです。俺のログインによって沢山の命を救うことができるかもしれませんし。それに例の計画の参考にもなるかもしれないんですから、菊岡さん」と俺はナーブギアを頭に被った。
「じゃあ、頼んだよ友久君。健闘を祈ってるよ」菊岡は敬礼をした。
俺はベットに横たわり目をつぶって説明されるように全身をさわった。そして、
「リンクスタート」
俺の意識はVRMMO<SAO>の世界に飛び込んでいった。
第1層始まりの街
気がついたら俺は広場の真ん中にいた。手を握ったり、足踏みをする。現実と同じ感覚に安堵し身震いをした。
「ほんと、茅場さんはすごいゲームをつくりましたね」
(これがデスゲームじゃなかったら最高だったのに)と俺は思った。
「さて、体慣らしのついでに情報収集しよっと」
俺は歩き出した。これは、英雄キリトのいる世界。菊岡がキリトに興味を持ったきっかけになる物語。
「やっぱすごいな。まるでもうひとつの現実せかいだな」
と俺は周りをキョロキョロしながら歩いていた。走って来る一人のプレイヤーに気づかずに。
ドスンッ。と体がぶつかった。
「「痛っ」」と俺と彼は尻餅をついた。
「ごめん、前を見てなくて」
「こっちも、走ってて別のこと考えていて」と二人は謝った。
「君の名前はなんて言うの?」
「僕はタカシ。月夜の黒猫団のギルドリーダーなんだ。君は?」
「俺はシュウって言うんだ。それより、なんでギルドリーダーがこんな始まりの街にいるんた」
「実は、メンバーのみんなでお金を貯めていてついにギルドホームを買えるようになったんだ。だから、今ここに来てるんだ」
「そんなのか、よかったな」
「ああ、それじゃそろそろ行くね」立ち上がったタカシは街の方向いた。
「いつか会おうな。そのときはお前のギルドに入らせてくれよ」
「もちろん。じゃあね」と手を振りながら街の中に消えていった。
「ギルドか・・・・」
と俺は呟いた。しかし、俺はこのギルドには入れなかった。
「さて、一応武器は手に入ったし、草原にいってみるか」
と俺は近くの草原に向かった。
「食らえー」俺は一匹の狼にソードスキル<スラント>を発動させた。狼はポリゴンとなって消えた。
「よしっ。レベルも2上がったし宿に行って寝るか」
と俺は街に戻っていった。