ソードアートオンラインOS   作:知咲

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 ベルがいなくなくったことにより、俺がリーダーとなった。パーティーの皆は元気そうに見えてどこか辛そうだった。そんなとき、あるクエストを受けるのだった。


リーダー

 あの事件があった後、俺はこのパーティーのリーダーとなった。最初は皆落ち込んでいたがそれも一時の事であり今ではいつものよな態度をとっていた。そして俺はというと・・・・・

「これで今日のギルド会議を終了します」

 そう言うと座っていたそれぞれのパーティーのリーダーは立ち上がり会議場を出ていった。

「さあ、俺たちも戻ろうシュウ」

「わかりましたショウタ」

 俺は最近リーダーとなったばかりでなにも知らないので翔大がついてきていた。いつもは翔大だけが出ていたらしい。

「あいつ、あのパーティーのリーダーじゃない」

「ああ、トラップに、かかって死んだ問題児がいたパーティーだろ。笑えるな」

 こそこそと俺たちを見ながら笑うやつがいた。俺は怒ってそっちにいこうとしたとき、翔大に肩を掴まれた。

「やめろシュウ。バカな真似するな」

「止めないでください翔大。あいつ達いつもこっちを見てはバカにしてんた。許せるわけないじゃないですか」

 しかし、翔大の肩を掴む力がさらに強くなる。

「あいつらはただほんとの事を知らないだけだ。言わせておけばいいんだよ」

 俺は怒る気持ちを押さえつけ俺は会場を後にした。

 

「おい、シュウ。最近お前面白い二つ名がついてるぜ」

 部屋に戻るなり仲間から尋ねられた。

「二つ名?マジかよどんなんだ」

「簡単だよ。いつもたどたどしくて頼りないやつに見えるから『無頼のシュウ』だとよ」

 それを言って皆は笑い始めた。

「なんなんだよ『無頼のシュウ』ってカッコ悪いじゃねえか」

 と前と変わらず部屋の中は賑やかだった。

 

「おい、シュウなに夜空を見ながらたそがれねんだ」

 ショウタは夜空を見ているシュウの横に座った。

「俺ってホントにリーダーむいてんですかね」

 俺は深刻そうに言った。俺は最近ずっとこの事に考えていた。

「俺よりやっぱり翔大さんのほうがむいてると思うんだ」

「そんなわけないだろ。ベルはお前をリーダーにすると言ったんだ。それにその力をもつものがリーダーになると決まってたんだ。

「そういや。この力はなんなんですか」

「前も言ったけど。お前のその力はOS(オリジナルソードスキル)っていうんだ。初代は俺達の師匠の力だった。師匠は俺とベルを救うために使った。このスキルは普通じゃない。使用者の思い描く自分の姿が具現化するんだ」

「自分が思い描く姿」

「お前は強い。その力はお前をさらに強くする。でも、気を付けろ。身を滅ぼす可能性もあるからな。そして、もう、俺に仲間が死んでいく姿を見せないでくれ」

 そう言ってショウタはどこかに行った。彼はもう目の前で二人も失ったんだ。

「俺はあんたの前では絶対に死にませんよ」

 その声が聞こえたのかショウタは手を振った。

「元気そうでなりよいだ」

どこからか声が聞こえた。目を凝らして見ると黒のローブを、はおった一人の男だった。

「たしか、キリトだったか」

「ああ、そうだが」

「一体弱小パーティーのリーダーになにかよくがあるのか」

「別に大丈夫なのか見に来ただけだ」

 そう言ってキリトは後ろを向いて歩き始めた。

「残った者はいなくなった者の分まで生きていかなくちゃいけないんだ」

「それくらいわかってるよ」

「ならよかった」

キリトは笑った。

 

 あれからさらに数日が経った。そんなある日。

「おい、リーダーこれ見てくれ」

一人のメンバーが一つのクエストを持ってきた。

「なんだ?報酬はむっちゃいいな」

「ああ、だから肩慣らしに皆で行こうぜ」

「別に今暇だし全然かまわないぜ」

と皆の了解もあり皆でクエストに向かった。

 

「なんなんだよこのクエスト楽勝じゃないかよ」

「そうだな。なんか物足りないなぁ~」

なんとなく不完全燃焼な皆だった。 

 それを見ている10つの目には気づかなかった。

「なんかもっと面白い事起きないかなぁ」

つまんなそうにおれば言った。

「なら俺と遊ぼうぜ」  

真後ろから声がした。聞き覚えのない声に驚き前に跳んだ。

「おいおい、初対面でその対応は悲しいぜ」

 そいつは笑いながらそういった。

「お前は一体だれ!!」

 そいつは腕をこちらに見せた。その腕には笑う棺が描かれてあった。

「シュウあいつラフコフのメンバーだ」

「ああ、分かってる」

 俺は冷や汗をかいた。ラフコフは殺人ギルドだ。モンスターよりも厄介なのだ。

「おい。お前達はここから離れて助けを呼んで来てくれ」

「何をいってんだ。俺たちも一緒に」

「隊長命令だ。いくぞ」

ショウタがそう言った。

「でも・・・・」

「あいつは強い。きっと大丈夫だ」

 皆は少し黙った。そして、迷宮区の出口に向かって走り始めた。

「死ぬなよ」

「当たり前だ」

 ショウタは笑うと先に行った仲間達の後を追った。

「ヒュー。格好いいねえ隊長さん」

「そりゃどうも」

「まあ、一人でどれだけ足止めできるかなぁ」 

「別にお前を倒しすつもりだぜ」

「このPOHをかい?」

「もちろんだ」

そうして、俺の死闘の幕があがった。

 

「シュウのやつ本当に大丈夫なのか」

「心配するな、あいつならきっと大丈夫だ」

「そうだお前たち。今は助けを呼ぶのが最優先だ」

「わかりましたショウタさん」

そうして、4人は助けを求めて走る。背後から忍び寄る魔の手に気づくことなく。

 

 

 

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