龍一side
やっと終わったー。片づけ終わったときに来た三人の顔は今でも忘れられないな。
……くく、いま思い出しただけでも笑える。おっと、あたっちまった。
「すまん」
多分大丈夫だとお…も……う……が?
「いいえ、こちらこそよそ見していたのですみません」
………
「あの~、顔になんかついてますか?」
「ん?ああ、違うんだ。知り合いに似ていてね。けど違うようだから失礼するよ」
………………ふぅ~、うまくごまかせたかな?それにしても、弟に似ている。あっちが知らない顔をしていたからそのまま切り上げたけど……あれで記憶を失ったのかな?
けど、そうなると後で厄介になるぞ。確実にグレモリーの眷属になるだろうし、いや、なっているな。
思い出したらそれはそれで厄介になるし、多分あいつもいるだろう………はぁ~、あいつは多分親が言いくるめただろうが、会ったら厄介だな。
「龍一!!」
「おう、レミア」
レミアと黒歌がきた。
「何があった?」
「そうね、後輩に『龍一先輩とはどういう関係なんですか』って言われたね。珍しく真剣だったわね」
ガシッ
「その子はどこ行った」
「浮気な…「浮気じゃない」だったら何?」
「妹分かもしれないから」
「なっ」「にゃっ」
「…いや、さっき弟に似た奴にあったから憶測で言っているんだけど」
「弟なんていたの?」
「初耳だに…よ」
「それはおいおい説明するとして、さっきいってた子は?」
「テニス部だから多分テニスコートにいるんじゃない」
「ついてくるなら好き勝手にしろ。おれは見てくる」
「「まってよ~~」」
紅葉side
先輩にひどいこと言ったな~。生意気に思われていじめられちゃうのかな。
「立華さーん、早く試合しよ」
「あっ、はい。今行きます」
こんなくよくよしてちゃダメ私はあの人のことが好きなんだから先輩たちに負けない。
「よし、早く試合して考えなきゃ」
明日会えるかな。
龍一side
「はぁ~~」
「どうしたの。まさか、本当にそうだったの?」
「そうだよ。しかも、
「いっそ眷属にしちゃえば。告白されるのも時間の問題だと思うし」
「家族が増えて楽しいよ」
「う~ん」
「ねぇ、どうなの?」
「答えは………YESだ。問題はいつその話を持ちかけるかだけど、親にも合意を貰わないといけないしう~ん」
「それだったら、生意気なこと言ったと思っているから後で呼び出せばいいんじゃない」
「あぁなるほど。部活が終わったら部室に来るように伝えといて俺が部室に行くから」
「わかったわ」
「よし、それでは放課後まで解散」