龍一side
兵藤一成がどうなるか気になるので、リアス・グレモリーの監視をレミア達に任せて兵藤一誠の観察もとい尾行をしていた。そしたら、案の定、堕天使が兵藤に告白してた。天野夕麻というらしい。さすがにばれないようにするのは疲れる。まぁ、偽名だろうけど案外本気かもしれない。危険だしこのまま見はっとこう。
一誠side
夕麻ちゃんとの初デート♪櫂斗はうらやましそうだったぜ。
途中で、訳のわからないチラシをもらったけど、気にしないさ。けど、これどうしよう捨てに行けないしポケットに入れておきますか。
んで、夕麻ちゃんが到着したら言ってやったね。
「いや、俺もいま来たところだから」
きまった!つーか、言えた。これを俺はずっと言いたかった!
そんな俺らは手を繋いで歩き出した。感動したね。美少女な彼女とお手々繋いでぶらりとデート!
感動して目から熱い水が出るところだったぜ。
早まるな俺。まだ慌てるような時間じゃない。
そのあと、洋服の店に入ったり、部屋に飾る小物を見たりして、デートを満喫した。
お昼は高校生らしくファミレスだったけど、それでも夕麻ちゃんおいしそうにチョコパフェを食べてた。もう、それを見ていただけで満足。
ああ、これぞ若者のデートだって痛感したよ。おれは生きてるって実感できた。
母さん、俺を生んでくれてありがとう。父さん、俺は父さんの遺伝子を後世に遺せないと思ったけど、どうやらその心配はなさそうです。
なんてことを思っていたら、もう夕暮ですよ、お客さん!しかも、公園の。
いつの間にか夕麻ちゃんは俺の手を離れ、噴水の前へ。
「今日は楽しかったね」
噴水をバックに微笑む夕麻ちゃん。
「ねぇ、イッセーくん」
「なんだい、夕麻ちゃん」
「私たちの記念すべき初デートってことで、ひとつ、私のお願いを聞いてくれる?」
「な、何かな、お、お願いって」
あああああ。声が上ずってら。バカな妄想しているってバレちまう!
ここに来て、俺ってば最低なミスを……。
しかし、夕麻ちゃんは俺に微笑んでくれるだけ。
そして、はっきりと俺に向かっていった。
「死んでくれないかな」