~~~第三アリーナのビット~~~
ビット内、一夏と箒、竜護は一夏のISが届くのを待っていた。
「遅いな、一夏のIS」
竜護が呟いた時、
「織斑君!織斑君!織斑君!」
慌てながらビットに入ってくる真耶、
「来ましたよ織斑君のIS!」
「本当ですか!?」
「はい!こちらです!」
一夏達は、コンテナから出てきた白いISを見た。
「これがあなたのIS『白式』です」
「織斑、時間がない初期化(フォーマット)と最適化(フィッティング)は実戦でやれ、いいな」
「は、はい」
一夏はすぐさま、白式に乗り込んだ。
「背中を預けるように…そうだ座る感じでいい、後はシステムが最適化をする」
「馴染む…理解できる…コレが何なのか、何の為にあるのか…わかる」
一夏は白式の動作確認をしながら呟いた。
そのまま一夏は発射カタパルトに向かった。
「…箒、竜護、行ってくる」
「ああ、行ってこい!一夏!」
「おう!お前のブレイブ見せてやれ!」
「織斑一夏、白式、出る!」
一夏はそのまま戦いの場に行った。
「行ったな」
「ああ」
「さてっと」
竜護はそのまま出口の方に向かった。それを見た箒は、
「おい、どこに行く竜護」
「更衣室、終わったら呼んでくれ」
「なに?一夏の試合を見ないのか!」
「ああ、あいつはまだ戦いに慣れていない、自分のISの事もわかってない。
それなのに自分があいつの事をわかったらフェアじゃないだろ」
そのまま竜護はピットを出た。
「「「……」」」
竜護の言葉に何も言えなかった三人だった。
~~~数十分後・更衣室~~~
竜護は更衣室のベンチで寝ていた。
「zzz」
「十文字君!起きてください!」
「ん~!あ、おはようございます。山田先生」
「あ、はい、おはようございます…って、そうじゃなくって終わりましたよ試合」
「お!で?結果は?」
「はい、織斑君が負けました。いいとこまで行ったんですが」
「そうか、よし行きますか」
「あ、はい」
竜護はそのまま真耶とビットに向かった。右足の太ももあたりにホルダーとガブリボルバーを着けて。
~~~ビット内~~~
「よ!残念だったな一夏」
「竜護!?お前どこ行ってたんだよ!?」
一夏は、戻ってきた竜護に問い詰めた。
「ああ、更衣室で寝ていた」
「寝てた!?」
「ああ」
「なんで見ていかなかったんだよ」
「簡単さ、お前は俺たちの中で一番ISに関して全くの素人だ。戦いに関してもな」
「!?」
「だから、少しでもお前とちゃんと戦えるようにそうしたんだよ」
「……」
竜護の言葉に一夏は何も言えなかった。ISに関しても、戦いに関しても全くの素人の一夏にとって胸に刺さる言葉だった。
「だから、一夏よく見とけ俺の戦いをそしてお前の糧にしろ一夏」
「!?ああ!」
竜護はカタパルトの近くに近づきガブリボルバーを抜いた。
「行くぜ!ブレイブ・イン!」
[ギャアアアオ]
[ガブリンチョ!ドラグ~ン]
「キョウリュウチェンジ!」
キィィィ
[プッピッピッピッピップッピッピップッピッピ、プッピッピッピッピップッピッピップッピッピ、プッピッピッピッピップッピッピップッピッピ]
竜護は獣電池をガブリボルバーに装填しリボルバー部分を回転させた。
ガブリリボルバーから笛の音色が流れる。竜護は音色に合わせてリズムよく踊りだした。
それを見た一夏達は、
「な、なんで踊るんだ?」
「ふざけてるのか」
「でもなんだか踊りたく音色だね」
「……」
「ファイヤ!」
竜護はトリガーを引きガブリボルバーから白い竜の形をした頭が出てき竜護を包んだ。
「竜護、それがお前のISか」
「ああ、コレが俺の相棒『ドラグーン』だ」
そのまま竜護はハッチの方に向かった。
「それじゃあ行ってくるぜ。十文字竜護、ドラグーン、ひと暴れしてくるぜ!」
~~~アリーナ上空~~~
アリーナ上空、セシリヤはISを纏いながら止まっている。
頬を少し赤くしながら、
「……(織斑一夏)」
セシリアは、一人の男の子の事を考えていた。その時、
「よ!待たせたな!」
「……」
「?おーい!大丈夫か?」
「え!?あ、あらいらしゃったんですね」
「ああ、大丈夫か?」
「大丈夫ですわ」
「そうか、それじゃあ始めるか!」
「ええ、そうですわね」
『試合開始』
「さあ踊りなさい。わたくしセシリア・オルコットとブルー・ティアーズが奏でる円舞曲(ワルツ)で」
「よっしゃあ!荒れるぜ!止められるものなら!止めてみな!!」
今まさに蒼い雫と白き竜の戦いが始まった。
~~~ピット内~~~
一夏達は、竜護とセシリアの戦いを見て驚愕していた。
「すげえ」
「ああ」
「すごいですね。十文字君に全く攻撃が当たりませんね」
「……」
そうセシリアの攻撃に竜護に全く当たってないのだ。
~~~アリーナ上空~~~
「この、この、なんで当たりませんの!?」
「ほっ、よっ、はっ」
竜護はセシリアのビットの攻撃と本体の『スターライトmkⅠⅠⅠ』での攻撃を全て交わしていた。
「(なるほど、そうゆうことか)読めたぜお前の弱点」
「なんですって!?」
「お前は二つの弱点があるそうだな」
「な、何を根拠に!?」
「まず弱点その一!」
竜護はセシリアが動揺しながらも攻撃をしようとした時、
「ガブリボルバー!は!」
バンバンバンバン
竜護は四方にあるビットをガブリボルバーで撃ち破壊した。
「な!?」
「お前は、ビットの攻撃の時自分自身は攻撃できず、またお前が攻撃するときはビットは攻撃できない!それが一つ目の弱点」
「だ、だったら何ですの!?」
「さらに、弱点その二!」
竜護はそのままセシリアに突っ込んで行った。
「残念でしたわね!ビットは六つありましてよ!」
「問題ねえ!ガブルキャノン!」
バンバン、ドカンドカン
セシリアは残り二つのビットからミサイルを竜護に撃った。
竜護は、すぐさまガブリカリバーとガブリボルバーを合体させガブルキャノンのショットガンモードにしてミサイルを撃ち落とした。
「な!?」
すぐに、セシリアが距離を取ろうとしたが、
「させるか!は!」
ダダダダダン
竜護はガブルキャノンをマシンガンモードにし足止めをし距離を縮めた。
「お前接近戦出来ないだろ」
「!?」
竜護とセシリアの距離はもう手が届く範囲にまで縮まっていた。
「なっ!?」
「行くぜ!おりゃ!は!」
竜護は蹴りやガブルキャノンで殴るなどをしダメージを与えた。
「さて、そろそろ終わりだ!」
竜護はセシリアから距離を取った。
「な!?(なぜ距離を!?)」
セシリアは、竜護の行動に全く理解していなかった。
「いくぜ!ブレイブ・イン!」
[ガブリンチョ!ドラグ~ン!ドラグ~ン!]
竜護は獣電池を収納するモバイルから獣電池を出しガブリボルバーに装填した。
キュイイイン
[ハッハッハ、ハッハッハ、ハッハッハ]
「獣電ブレイブフィニッシュ!」
[バモラ!グン!グ~ン!]
バン!
「え!?キャアアアア!!」
ドオン!!
竜護はセシリアに止めを刺したと同時に、
『勝者、十文字竜護君』
竜護の勝利を告げるアナウンスが放送された。
いかがでしたか?
次回VS白式を書きます