セーマのサーヴァントモードレッドは霊体化を拒んでいるため学校にいる間はオカルト研究部の部室に居て貰うことにした。外出はセーマの許可があるときのみだ。モードレッドは渋々了承した。念のために駒王学園の制服を着て貰うことにした。制服の準備はソーナに頼んであった。
「マスター!金はこんなにもらちまっていいのか?」
「・・・1ヶ月分だからな?・・・その程度なら黄金律Aのスキルがあるから心配はないさ。兄さんはどうやら先行ったみたいだから行くぞ!」
「おう!」
モードレッドは貰ったお金をセーマから貰った財布にしまった。モードレッドはセーマを追いかけて行った。
イッセーはとある少女アーシア・アルジェントという名前らしい。どうやら道に迷ってしまったみたいだった。イッセーはアーシアの目的地である教会に案内する途中にセーマとモードレッドに声をかけた。
「兄さん?どうしたんだい?」
セーマが質問をするとイッセーはアーシアを教会まで案内すると言うことを説明した。
「・・・兄さん?悪魔って自覚あるのか?」
「え?」
「悪魔が教会何かに行くか?普通。襲われてもしょうがねーぞ?」
呆れたように言うセーマに対してイッセーはわけが分からないように首をかしげているとモードレッドがため息混じりに言った。
「あの、どうかされましたか?」
アーシアが三人に声をかけてきた。セーマは振り返りそれの対して言った。
「なんでもないよ。
「イッセーさんの弟さんなんですか?あ、申し遅れました。アーシア・アルジェントです。セーマさんにセイバーさんよろしくお願いします」
セーマはアーシアに自分の名前とモードレッドをセイバーと呼び名前のように教えるとアーシアはお辞儀をしながら丁寧に名前をセーマとモードレッドに言った。
三人はとりあえずアーシアを案内することにした。
「アーシアさん。どうして
「それは・・・」
セーマがあんな教会といったのには理由がある。あの教会は殆ど人の出入りがない場所で、教会側の人間が来る場所ではないと感じたからだ。
セーマにはアーシアが教会側の人間だと思っていた。悪魔や堕天使側の人間があそこまで純粋じゃあないだろう。
セーマの質問に少し戸惑っていた。セーマ達は悪魔等に関わりがない人物だと思っているらしい。
「無理に話してもらわなくても構わないよ」
「・・はい、すみません」
アーシアは申し訳無さそうに言った。少し気になったセーマだが無理強いをするわけにもいかなかった。そんなことをすればイッセーが黙っていないからだ。
しばらく話していると教会まであと少しだった。あとはセーマは簡単に道案内をした。
「あとはあそこを真っ直ぐ進むだけだから。じゃあ、
「本当にありがとうございました!!・・・何かお礼出来るものはないのですみません」
アーシアは頭を下げてお礼を言った後にあっちこっち触って何かあるか探してから申し訳無さそうにいうとイッセーはそれに対して笑顔で答えた。
「別に構わないよ」
そう言って3人歩いて駒王学園にまで向かった。これが聖女アーシア・アルジェントとの最初の接触だった。