セーマはレイアの弱点を探っていた。まずは通常の刀剣だがそれは意味をなさない。そしてセーマは無数の武器を投影した。レイアは弾いたり、侵食させたりした。そしてレイアは雷をはなった。セーマは驚きよけた。
「なんだあれは…何故雷。あれも神器の力か?」
「当たらず遠からずですね」
レイアにはまだ少し余裕があるようだった。セーマは大体の予想をしていた。ただ一つ言えることは相性は悪いと言うことだ。その気になれば終わらせるがそれだと被害が大きいから避けるべきだった。
「いきますよ!」
炎を纏わせて攻撃をしてきたがセーマは氷の剣で防いだ。セーマは一つ思ったことがあった。生まれつき勘が良かった彼は早く気づくことができた。改めてレイアを見ると一目瞭然だった。レイアは常に間合いから外して動いている。それはつまり……迷いがあるからでだろう。できれば人を殺したくないっという事から来る迷いである。彼女を観察して戦っていくなかで能力についても大体分かった。
「…成る程そう言うことか」
呟くように言った。辺りを見ると黒い剣と
「やはり、な」
そう言ってレイアの武器を弾いた。レイアは疲れたように言ってきた。
「どれだけ武器を持っているんですか!?」
剣は侵食され始めたが侵食スピードが明らかに遅い。剣を光らせると消えた。決着をつけようとするとレイアが言った。
「今回はここまでです。次回はないことを願います。なので、レイナーレ様の邪魔をしないで下さい。私の名はレイア・ミルラン」
そう言って消えていった。セーマはイッセーが殺されたと感じた。彼女は恐らく足止めだった。セーマは内心舌打ちをしていた。そして、直ぐにイッセーのいるところに空を歩いて向かった 。
セーマは物陰に隠れてみていた。オカルト研究部部長にしてソーナの親友で元ソロモン七十二柱の一柱グレモリー家次期当主リアス・グレモリーがイッセーを転生させていた。セーマは少し安心していた。最悪ソーナに頼み込む予定だった。そのあと直ぐに家に帰った
『もしもしセーマ君ですか?』
「……そうだけど」
ソーナから電話がかかってきたがしばらくしてから取った
『機嫌が悪そうですね。取り敢えずすみません』
「何でお前が謝るんだ?」
『私がしっかりと警護をしていればあなたの兄は死なずにすんだ』
「……ククク、本当に君は律儀だね……ありがとうソーナ会長」
ソーナに謝れて驚きセーマは少しわざとらしく笑って言った。
『当たり前です。お姉様の恋人にそんなことをするぐらい』
「そうか!」
そう言って切った。セーマは両手でほほを叩いて
「よし!」
セーマは立ち上がり気合いをいれるように言った。そして明日はリアス・グレモリーと接触しようと考えた。セーマはリアスと面識は全くない。セーマが関わる理由がなく関わらなかったからだ。
イッセーの主がどんなものか見るためでもある。