赤龍帝の弟は半英霊   作:光を掲げるもの

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第5話オカルト研究部

セーマはいつもと変わらずに登校した。隣の席の塔城小猫(とうじょうこねこ)に挨拶をした。

 

「おはよう塔城さん」

 

「…おはようございます」

 

そう言って小猫は頭を下げた。隣の席に座ると小猫に話しかけた。

 

「塔城さんはお菓子とか好きなの?」

 

「好きです。……どうしてですか?」

 

「いや、クッキー作ってきたからどうかな?って思ってさ」

 

セーマはそう言ってクッキーを見せた。小猫はそれを見て聞いてきた。

 

「食べて良いですか?」

 

「いいよ」

 

小猫が食べ始めると回りの女子達は羨ましそうに見ていた。小猫は一口食べると

 

「美味しい」

 

小猫はあっという間に食べ終わると小猫はセーマに

 

「…いつもありがとうございます」

 

頭を下げて言ったあとに大きな声が聞こえた。

 

「セーマ!」

 

「兄さん?どうしたの?大声なんて上げて」

 

セーマはイッセーの所に歩いていって聞いた。

 

「お前は覚えているか!」

 

「何を?」

 

「夕麻ちゃんだよ!俺の彼女の天野夕麻ちゃん!」

 

必死に言うイッセーにセーマは予想通りだった。セーマは首をかしげて言った。

 

「誰?」

 

「お、お前まで……」

 

イッセーはがっかりしたようにしていた。声をかけようとするとイッセーの友人がきて連れていった。もうすぐHR(ホームルーム)が始まるからだ。

 

2

セーマは小猫がオカルト研究部に行くのを英雄王ギルガメッシュの宝具王の財宝(ゲートオブバビロン)からハデスの隠れ兜で後を付いていった。小猫が部室らしい所に入るとハデスの隠れ兜を外した。

 

「さて、ここがオカルト研究部の部室か。悪魔の気配もする」

 

呟きながらノックをした。

 

「…どうぞ」

 

リアスの声だった。入ると金髪の美少年木場裕斗(きばゆうと)、黒髪のポニーテールの美少女姫島朱乃(ひめじまあけの)、紅髪のロングヘアの美少女リアス・グレモリーそしてクラスメイトの塔城小猫が見てきた。

 

「セーマ君?」

 

「貴方は兵藤誠真君よね?」

 

小猫は首をかしげていた。リアスはセーマに確認するように言った。するとセーマは少し驚いたように言った。

 

「知っていてくれたんですね」

 

「ええ、小猫からよく聞くのよ。それに自覚は無いかも知れないけど貴方は結構有名よ。で、何のようかしら?」

 

「ええ、用ですよ。(オレ)の兄を悪魔に転生させた悪魔を見に来ただけだよ」

 

その言葉に全員が凍りつくように止まった。セーマは気にせず続けて言った。

 

『!?』

 

「正確には兄さんの主である元ソロモン七十二柱の一柱グレモリー次期当主リアス・グレモリー。あなたを試しにきた。貴方が兄さんを大切にするようなら貴方には危害を加える気はない。だが……もしそうでなければ覚悟しろよ悪魔(雑種)!」

 

「……言われるまでもなく大切にするわ。だって彼は私の可愛い下僕。無下になんてあり得ないわ」

 

「…成る程ね。あと木場先輩止めときな。君じゃ(オレ)の相手はつとまらない。…それにしても聞いていた通りだったよリアス先輩。貴方は眷属想いだね。自分の目で確かめられて良かった」

 

裕斗が武器を構えていたがセーマは敵意すら向けず、一歩も動かずに言った。そしてリアスを認めて振り返り出て行こうとするとリアスはそれを止めた。

 

「待って!……貴方は一体何者?人間でも悪魔でも堕天使でも天使でもない。もっと別の何か。そして、聞いていた通りだったって一体誰から聞いたの?」

 

「鋭いね。何者かどうかはいずれ話すよ。兄さんを加えてね。誰から聞いたかについてはその人に確認取ってからね」

 

感心したように言うとリアスがセーマに提案してきた。

 

「じゃあ、この部に入らない?そうすれば私達をいつでも監視できるわよ」

 

「成る程ね。そうすればいつ話しても構わないし、兄さんの手伝いができるか……いいよ」

 

こうしてセーマはオカルト研究部にはいることになった。

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