セーマは翌日にオカルト研究部に向かって歩いて行こうとすると小猫がセーマに声をかけた。
「…セーマ君一緒に行きませんか?」
「別に構わないよ」
そう答えてセーマは小猫と並んで歩いてオカルト研究部に向かった。
「……昨日のアレはセーマ君の
小猫がセーマに聞くとセーマは少し笑って言った。
「
「能力?一体どんな能力なんですか?」
「心配しなくとも話すよ」
小猫が詳しく聞こうとするとセーマは安心させるように言った。
セーマが入るとリアスがソファーに座っていた。
「来てくれたの?」
「約束ですから」
セーマが頷きながらリアスの問いに答えた。裕斗が居なかったがセーマは続けて言った。
「
何気ないように言うとその場の全員が驚いていた。突然そんなことを言った。リアスは驚いて聞き返そうとすると
「そ、それはどういう……」
「失礼します」
「……どうぞ」
裕斗の声がしたしたので仕方なく追及を止めた。リアス達は気を取り直して視線を裕斗とイッセーに向けた。
「失礼します!……ってセーマ!?何でここに!?」
裕斗はイッセーを呼びに言っていたらしい。イッセーはセーマを見て驚きながら言った。
「兵藤一誠君、私達オカルト研究部は貴方を歓迎するわ。悪魔としてね」
「え?」
その場のセーマを除く全員から蝙蝠のような翼が出てきた。
「えええぇぇぇ!?」
オカルト研究部の部室である旧校舎の一室にイッセーの驚きの声が響いた。
「いや、
セーマは静かに突っ込みをいれていた 。
リアスはイッセーに悪魔、天使、堕天使そして神について軽く説明した。悪魔、天使、堕天使のかつてあった三つ巴の戦争についても説明した。三つ巴の戦争は長き続いたが二天龍の介入によって中断された。二天龍とは
次に神器について説明をした。
「集中してみてイッセー」
「集中、集中」
イッセーは強い思いで神器を出そうとしているが失敗していた。
「そう言えばセーマは何でいるんだ?」
「そうだったわね。セーマ、貴方について説明してくれないかしら」
「いいよ。英霊についてリアス先輩達は知っているだろうけど
『!?』
「えいれい?なんだそれ?」
リアス達はセーマの言葉に耳を疑ったがイッセーは聞いてきた。
「簡単に言うと神話、伝説で功績を残した者が信仰により生まれる存在。例えばアーサー王やジークフリート、ジャンヌ・ダルクが英霊になっているらしい」
「…デミサーヴァントとは違うの?」
「デミサーヴァントは英霊との融合、しかし、
リアスが質問するとセーマはそれに答えた。
「成る程。あり得ない事だとは思うけど……信じるしかないわね。それで一体どんな英霊の宝具なの?」
「分からないかな?ヒントは王だね」
「王?アレほどの数の宝具を持つ英霊…」
「世界が一つだった頃の王。後はウルク……これでお分かりかな?」
「まさか!」
「英雄王ギルガメッシュ」
クイズのように言うとリアス達は疑いつつ言った。
「正解」
「部長、あの、ギルガメッシュって」
「英雄王ギルガメッシュはまだ世界が一つだった頃の最古の英雄。世界の宝を全て集めた者。3分の2が神で残りは人間の半神半人。ギルガメッシュの死後ギルガメッシュの持っていた物は世界に散っていき、名を変え、姿を変えて英雄達の武具となった。英雄王と称される由縁だよ」
セーマの説明にイッセーも絶句していた。