赤龍帝の弟は半英霊   作:光を掲げるもの

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第8話契約

1

(オレ)の宝具は王の財宝(ゲートオブバビロン)。英雄王ギルガメッシュの宝物庫からあらゆる物を収納したり、取り出せる宝具。次に神器(セイクリットギア)だけど……」

 

「ちょっと待って!貴方、神器(セイクリットギア)も所有しているの!?」

 

驚きながら言うリアスの他にもその場の全員が驚いていた。

 

「まぁね、剣製(ブレイドワークス)。魔剣、聖剣、宝具の複製を創る神器(セイクリットギア)。武器を解析することもできる」

 

「誠真君。貴方、私の眷属にならない?」

 

セーマの説明を聞いてリアスが眷属に誘うがセーマは

 

「断るよ。まぁ、貴方の実力では(オレ)を眷属には出来ないよ」

 

「……そうね。それを使いこなしているとなると今の私では不可能ね。誠真君、セーマと呼ばせてもらっていいかしら?」

 

断った。理由はいくつかあるがその一つは力不足だからだ。リアスもそれには納得している。リアスはセーマと呼んでいいか聞くと

 

「構いませんよ」

 

セーマは頷いて許可した。イッセーとセーマの兄弟二人はオカルト研究部に入部した。

 

2

オカルト研究部の活動内容は基本的には悪魔稼業である。イッセーはチラシ配りをして、セーマはリアス達の手伝いをしていた。本来チラシ配りは使い魔の役目だが、イッセーは新人なため体力作りもかねてチラシ配りをしていた。

 

「イッセー、貴方はもうチラシ配りを卒業よ」

 

「やった!ハーレム王への道が近づいたぜ!」

 

「……ぶれないね」

 

リアスがチラシ配りを卒業と言うとイッセーは喜んでいた。イッセーの願望にセーマは呆れながら言った。

 

「小猫の依頼が二件重なってしまったの。一件頼めるかしら?」

 

「任せてください!」

 

リアスがお願いするとイッセーは頷いて答えた。リアスが召喚についての手順を説明した。チラシに魔方陣があり、依頼主はそれを使い魔方陣によって悪魔を召喚する。イッセーが魔方陣に乗るとどこか期待しているイッセーだったが魔方陣は発動しなかった。

 

「……魔力不足かな?」

 

「おかしいですわね。子供の悪魔でも転移できますのに……」

 

「……子供以下って」

 

セーマはかわいそうにと思いながら見ていた。イッセーが自転車で向かう事になった。

 

「チクショウ!」

 

3

セーマは英霊召喚をしようとした。

 

「部長、少し一室を借りるよ」

 

「良いわよ」

 

許可をもらうと一室に入った。そして宝物庫にある聖杯の一つを使い

 

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。

降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)

繰り返すつどに五度。

ただ、満たされる刻を破却する

――――告げる。

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

誓いを此処に。

我は常世総ての善と成る者、

我は常世総ての悪を敷く者。

汝三大の言霊を纏う七天、

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

 

呪文を言い終えると鎧を着た少女が現れた。

 

「セイバー、召喚に応じて参上した!父上はいるか!」

 

原罪(メロダック)の縁か。……モードレッドをひいたか」

 

彼女は反逆の騎士モードレッドだった。

 

「お前が俺のマスターだな?」

 

「ああ、その通りだ。モードレッドよろしく頼むよ」

 

モードレッドは首をかしげて聞くとセーマは頷き答えた。手を差し出すとパンっと叩いた。

 

「しかし、驚いたね。モードレッドが女だった…!?」

 

キンっと音がなった。モードレッドが剣を突き立てていた。セーマは原罪(メロダック)で防いでいた。

 

「俺を女と言うな!いかにマスターでも、殺気が押さえられない……だが、驚いたな。俺の攻撃に対応するとはな」

 

「女とはもう言わないよ。後半については当たり前だよ。君のマスターだよ」

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