セーマはモードレッドと歩いてリアスの元に向かっていた。モールドレッドは鎧を解除していた。
「マスター、あんた一体何者だ?」
「
モードレッドはセーマの質問するとセーマは惚けたように言った。
「そう言うことじゃねーよ。あんたから英霊の気配がする」
「流石は本家本元のサーヴァント。直ぐに分かったな」
「オレを誰だと思っている?アーサー王の唯一にして無二の後継者だぞ!」
セーマは感心したように言うと心外だと言うかのようにモードレッドは言った。
「悪いね。……
セーマは詫びるように言った後に半英霊について説明した。
「本当に珍しいな。デミサーヴァントじゃなくて半英霊か」
モードレッドは驚きながら言った。セーマは苦笑していた。
セーマはリアス達のいる部屋にノックして入った。
「マスター。いちいちノックなんてする必要ねーだろ?」
「いや、一応マナーだからな…」
モードレッドはマスターであるセーマに普通に入れと言った。それに対してセーマは呆れながら言った。
「……セーマ君、その人誰ですか?」
「何だテメェ?マスター、このチビッ子は誰だ?」
「チビッ子……」
「……何で会ってそうそう喧嘩腰なんだよセイバー……」
小猫はモードレッドを見てセーマに質問するとモードレッドが睨み付けながら言った。チビッ子という単語に怒りを覚えたのかモードレッドを睨み付けていた。セーマはため息をついて突っ込んだ。
「セーマ、誰なのかしら?」
「
リアスはモードレッドを見ながら言うとセーマが答えた。
「……英霊召喚をしてたのね……真名は教えてもらえないのかしら?」
「セイバーが言うなら構わないけど」
少し頭を押さえながらリアスは言った。何でもないかのように英霊召喚をしたからである。
「こいつらはマスターの仲間か?」
「
「ふーん、まぁ言いか。クラスはセイバー、真名はモードレッド。アーサー王の唯一にして無二の後継者だ」
『!?』
モードレッドは結構有名な人物である。モルガンの策略により産み出されたアーサー王の子供。円卓の騎士の一人であったがアーサー王はモードレッドを自身の子供と認めず、王位も譲らなかった。その結果反旗を翻しアーサー王と相討ちになった者。
「……驚いたわね。モードレッドがお」
リアスが女と言おうとするとセーマが遮って忠告するように言った。
「部長、それは禁句らしいよ。『女』扱いは嫌いみたいだよ。言えば恐らく殺されるよ?」
「え……ええ、分かったわ。気を付けるわ」
リアスは戸惑いながら頷いて答えた。
セーマは何かを感知した。結界のようなものがあることがわかり、その中に堕天使とイッセーの気配を感知した。
「…セイバー」
「マスター、行くのか?オレも行くぜ」
セーマの変化にいち早く感付いたモードレッドはセーマが立ち上がると声をかけた。
「わかった」
セーマはモードレッドを見て言った後に宝具を発動させた。空間を移動する宝具を発動させた。
セーマとモードレッドが着くとイッセーが
「成る程、赤龍か」
「よくわかったね。兄さんが赤龍帝を宿していることに……戦いを呼ぶのは運命かな?」
「だろうな」
モードレッドはイッセーの神器を一瞬で見抜いた。セーマは元々分かっていたかのようだった。イッセーは自分のやった事に驚いていた。二人は取り敢えず帰る事にした。