赤龍帝の弟は半英霊   作:光を掲げるもの

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第9話セーマの英霊モードレット

セーマはモードレッドと歩いてリアスの元に向かっていた。モールドレッドは鎧を解除していた。

 

「マスター、あんた一体何者だ?」

 

(オレ)は君のマスターだよ」

 

モードレッドはセーマの質問するとセーマは惚けたように言った。

 

「そう言うことじゃねーよ。あんたから英霊の気配がする」

 

「流石は本家本元のサーヴァント。直ぐに分かったな」

 

「オレを誰だと思っている?アーサー王の唯一にして無二の後継者だぞ!」

 

セーマは感心したように言うと心外だと言うかのようにモードレッドは言った。

 

「悪いね。……(オレ)は半英霊と言うものだ」

 

セーマは詫びるように言った後に半英霊について説明した。

 

「本当に珍しいな。デミサーヴァントじゃなくて半英霊か」

 

モードレッドは驚きながら言った。セーマは苦笑していた。

 

セーマはリアス達のいる部屋にノックして入った。

 

「マスター。いちいちノックなんてする必要ねーだろ?」

 

「いや、一応マナーだからな…」

 

モードレッドはマスターであるセーマに普通に入れと言った。それに対してセーマは呆れながら言った。

 

「……セーマ君、その人誰ですか?」

 

「何だテメェ?マスター、このチビッ子は誰だ?」

 

「チビッ子……」

 

「……何で会ってそうそう喧嘩腰なんだよセイバー……」

 

小猫はモードレッドを見てセーマに質問するとモードレッドが睨み付けながら言った。チビッ子という単語に怒りを覚えたのかモードレッドを睨み付けていた。セーマはため息をついて突っ込んだ。

 

「セーマ、誰なのかしら?」

 

(オレ)のサーヴァント。クラスはセイバーだよ。ついさっき召喚した」

 

リアスはモードレッドを見ながら言うとセーマが答えた。

 

「……英霊召喚をしてたのね……真名は教えてもらえないのかしら?」

 

「セイバーが言うなら構わないけど」

 

少し頭を押さえながらリアスは言った。何でもないかのように英霊召喚をしたからである。

 

「こいつらはマスターの仲間か?」

 

(オレ)の兄の恩人で、今は兄の主様だよ」

 

「ふーん、まぁ言いか。クラスはセイバー、真名はモードレッド。アーサー王の唯一にして無二の後継者だ」

 

『!?』

 

モードレッドは結構有名な人物である。モルガンの策略により産み出されたアーサー王の子供。円卓の騎士の一人であったがアーサー王はモードレッドを自身の子供と認めず、王位も譲らなかった。その結果反旗を翻しアーサー王と相討ちになった者。

 

「……驚いたわね。モードレッドがお」

 

リアスが女と言おうとするとセーマが遮って忠告するように言った。

 

「部長、それは禁句らしいよ。『女』扱いは嫌いみたいだよ。言えば恐らく殺されるよ?」

 

「え……ええ、分かったわ。気を付けるわ」

 

リアスは戸惑いながら頷いて答えた。

 

3

セーマは何かを感知した。結界のようなものがあることがわかり、その中に堕天使とイッセーの気配を感知した。

 

「…セイバー」

 

「マスター、行くのか?オレも行くぜ」

 

セーマの変化にいち早く感付いたモードレッドはセーマが立ち上がると声をかけた。

 

「わかった」

 

セーマはモードレッドを見て言った後に宝具を発動させた。空間を移動する宝具を発動させた。

 

4

セーマとモードレッドが着くとイッセーが神器(セイクリットギア)を発動させて追い払っていた。

 

「成る程、赤龍か」

 

「よくわかったね。兄さんが赤龍帝を宿していることに……戦いを呼ぶのは運命かな?」

 

「だろうな」

 

モードレッドはイッセーの神器を一瞬で見抜いた。セーマは元々分かっていたかのようだった。イッセーは自分のやった事に驚いていた。二人は取り敢えず帰る事にした。

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