これからちょくちょくと更新していきます。
早速練習が始まったと思ったが、今日は練習は無しで解散だった。
この後は、適当にレイと一緒に晩御飯の食材を買いに行った。
今日の晩御飯は何がいいと聞くと・・・
「私は、おにいの愛情の籠った美味しーご飯だったら何でもいいよ」
なんていうから、思わずにやけてしまった。
いきなりこういうことを言われると、何ていうかその、ドキッとしてしてしまう。
家に帰った後は、いつも通り何も変わらない夜すを過ごした。
次の日、学校に着くと日向君が少しやつれていた。
何かあったんだろうか、まあ誰にだって大変な事の一つや二つはあるだろうからさ、まあ頑張れ
そして、サラッと倉科さんに向けて一言、言った。
「もう俺コーチじゃないんで、FC部に入るんだったら、コーチは必要ないって各務先生に言っといたから」
やっぱり、絶対何かある、というより日向君は空を飛ぶ事が嫌いらしい、それじゃ仕方ないけど
そして、いよいよ部活だ
最初は簡単なブイとブイの間を飛んだ
チラッとだが、各務先生と日向君がこっちを見ていた、おっと、ちゃんと見ないとぶつかりそうだ。
みんなの動きを見ていたが、鳶沢さんは経験者らしく、綺麗なフォームで飛んでいた。
有坂さんと、倉科さんは飛べてるには飛べてるが、なんというかぎこちない
レイは、真っすぐ飛ぶことに精一杯らしくスペードはさほど出ていない。
僕は、まあそれなりには出来ていると思う。
グラシュには競技用と言う物があり、青柳先輩はそれを使っている。
僕達は通学用のグラシュなため、あんましFCには向いていない。
練習が終わると、倉科さんと、有坂さん、レイはクタクタになっていた。
飛沢さんも疲れているようだけど、全く表情には出ていない。
僕は、毎朝トレーニングをしているから、あともう一セットは余裕だと思う。
それを見た青柳先輩は
「気合いだ、気合が足りん」などと言っていた。
そこに青柳さんが助けに入った。
「まあまあ、今日は初日なんだもん、競技用のグラシュもフライングスーツもこれから用意しなきゃダメだし」
「そうですよ、部長だけ装備がそろっているのはずるいです」
装備と言ったくらいだ、相当ゲームが好きなんだろう有坂さんは
そんな事を言われた部長は
「ム、ム、すまん」いや謝らくていいと思うけど
「明日は土曜日なんだし、みんなで一緒に買いに行かない」
「そうね、私のグラシュもだいぶ使ってなかったからメンテしたいし」
「はい、行きます」
というわけで、土曜日になった、今日来るメンバーは、僕、日向君、レイ、倉科さん、鳶沢さん、有坂さん、青柳さん
見てもらって分かるだろうが、僕以外全員女子、しかも美少女、そりゃ周りからガンつけられたりしたうちされたり、呪われたりするわ
僕の格好は、黄緑のシャツの上に、水色のウィンドブレーカー、あとジーパンだ
レイは、黄色いワンピースで、麦わら帽子に、ツインテールって言う格好だ
それで、待ち合わせ場所に着いたものは良いものの、先に来ていた四人はナンパされていた。
そりゃ、そうだわな、全員可愛いし、でも全員メッチャ困ったような顔をしていた。
ナンパしてる奴らの人数は、三人だった。
「ねえねえ、君達、僕達と一緒に遊ばない」
「俺、良いところ知ってるからさ、今から行こうよ」
「イ、イエ、待ち合わせしてるんで」
「そんな固いこと言わずにさ、ね、ちょっとだけで良いから」
青柳さんは、なんとか言って断ってるけど、全く聞く耳を持たない。
良かった、僕が一緒に来ていて。
「おーい、ごめん待った」
僕はそう言いながらナンパしてる奴らと、青柳さんの間に割り込み、みんなを後ろにした。
「ねえ、君」
「はい、なんでしょう」
「僕達は、今その子達を誘っていたんだけど、もしよかったらなんだけど、君も一緒にどこか遊びに行かない」
などと、言ってきた。
「すみません、今日は部活に使う物を買いに来たんですよ、だから、無理です」
「そうなのかい、でも、その後はどうだい」
しつこいな、こいつ、さっきから何度もナンパしてくる奴は、俺ガイルに出てくる葉山君にそっくりだった。
「はぁ、あんまししつこいのも何なんで、ちょっと皆さん一緒に向こうの路地あるじゃないですか、
そこに行って、少しお話しませんか
そう言うと、意味が分かったみたいで、二ヤリと口元に笑みを浮かべて素直に従ってくれた。
「分かった、そうしよう、おい行くぞ」
「ああ、そうだな、お話しようか」
「ニシシ、そうだな、お・は・な・し・するか」
三人と一緒に僕も、路地に入った。
瞬間、三人が一斉に殴りかかってきた。
僕は、それをジャンプして避けた。
そのまま、降りるときに、一人の顔面を踏みつけて、もう一人横にいた奴の顔面を蹴り飛ばした。
「グファ」
そして、最後に残ったのは、一番しつこかった奴だ。
「なかなか、やるね、でも僕はこれでも柔道の黒おb、グファ」
僕は、(偽)葉山君の顔面をヤクザキックして、吹き飛ばした。
三人は、そのまま気絶して、伸びていた。
それを見届けると、僕はみんなの所に戻った。
「おーい、お話終わったよ、それじゃ行こっか」
「大空君、ありがとう」と青柳さんが言ってきた。
「一つ聞いておくけど、何もしてないよな、大丈夫だよな」
「大丈夫だよ、あれくらい、それよりごめんね、もっと早く来てればよかった」
「そ、そんなことないです。カッコ良かったです」
「なんか、正義のヒーローみたいでした」
「うーん、そうだね、悪いって思ってんだったら、帰りに全員にジュースおごってよ」
「ははは、それくらいだったらいいよ、でもほんとにごめんね」
「ああ、もういいって言ってんでしょ」青柳さんがそう言ってくれた。
みんなの服装は 青柳さんは、少し肩が出た感じの薄い緑色の服に黒いスカート
有坂さんは、白いシャツの上にピンクの布を羽織っている。下は黄色のスカート
鳶沢さんは、オレンジの服で下はスカート
倉科さんは、白いワンピース
「それじゃ、早速行こうか」
僕達は青柳さんの後ろについて行った。
ついた店の名前はスカイスポーツ白瀬という名前だった。
ここに来る前に僕より一つしたくらいの女の子が横を通り過ぎて行った。
その女の子は日向君と知り合いだったみたいだ。
中は、見事にFC用品で溢れかえっていた。
「うわー、これが全部FC用品なんですか」
店内にはたくさんのポスターが張られていた。
FCで世界一周とかいろいろと
すると店員らしき男性が日向君と話していいた。
この人は各務先生と知り合いらしく、みんなは男性(白瀬さん)が各務先生を葵って呼び捨てにしているのがどうとか言っている。
「さっき葵から連絡があって、良い奴をいくつかそろえてやってくれってね」
「お願いします」
僕はそう言うと白瀬さんは僕の方をジロジロ見てきてこういった。
「君、結構細そうに見えてムキムキだね」
いきなりこんな事を言われたら僕はどういう反応をしたらいいのか困る。
「そうなの、大空君って細く見えるからもやしみたいって思ってたのに」
失礼なことを言われた気がする。
「まぁ、それは置いといて」
ナイスフォロー青柳さん。
「じゃあ、話を変えようか、すごいハーレムだね二人は」
「はぁ、ちょっと何言ってるか分からないです」
僕は少し毒舌気味に言ってみた。
「そうなの、私ってハーレム要因だったの」
飛沢さんは嬉しそうにそう言った。
みんなは顔を赤くしている。
「ハハハ、ところでどんなグラシュをお求めかな?」
「えぇーと、各自俺と相談しながら決めるって事で」
日向君がコーチっぽい事を言った。
コーチなんだけどね。
そして靴の説明をしてくれた。
グラシュには三つの種類がある。
スピーダー用 初速は遅く、最高速は速い。加速はその間くらい。
オールラウンダー用 初速と加速が普通で、最高速が遅い。
ファイター用 初速が速く、最高速は遅い。加速はその間くらいの速さになっている。
それでみんな選んでいたんだけど、鳶沢さんはインベイドのレーヴァテインと言うグラシュにするらしい。
何でもかなりピーキーなグラシュらしく、調教するみたいで楽しみだって言ってた。
鳶沢さんって怖いね。
鳶沢さんは試しで履いていたが、難しそうに顔をしかめている割には安定していた。
その後に続いて有坂さんが、ハイて挑戦したが、!するくらいあちこちを飛び回って、台風のようになっていた。
そして鳶沢さんにグラシュを選んでもらっていた。
日向君は先に倉科さんのグラシュを決めると言って、選び始めた。
初心者にはオールラウンダー用のが良いらしく、ミズキの
グラシュって結構イタイ名前のが多いらしい。
有坂さんのはスモールグローブのシャムと言うグラシュにしたみたいだ。
結構可愛らしい見た目をしている。
「それじゃ、天のを決めるか」
「先に、レイのを決めてあげてくれないかな」
「分かった、それじゃレイどんなのが良い」
なぜ、日向君が僕の事を名前呼びにするかというと、セコンドをしている時に呼びやすいからだそうだ。
みんなも、名前呼びにしてるけど、僕はまだ恥ずかしいからもう少し待ってもらっている。
「私はオールラウンダー用が良いです」
「それじゃ、明日香と同じで飛燕四型にするか、バランサーの調整の幅も広いみたいだし」
「はい、お願いします」
レイのは、倉科さんと同じ飛燕四型だけど、倉科さんのは赤で、レイのは水色をしていた。
「それじゃ、天のを決めようか」
「うん、僕はスピーダー用が良いかな」
「だったら、どうしようか、白瀬さん、なんかオススメありますか」
「こっちにスピーダー用のグラシュが集まってるから見ておいで」
僕とみんなは端っこの方にあるスピーダー用のコーナーに向かった。
「さてどれにする」
「日向君、質問良いですか」
「はいどうぞ」
「スタートの時って前に僕がやったエアキックターンだっけ、それってできるの」
「ルール上では良いけど、誰もやったことが無いんだよな」
「へぇ、じゃあ、初速はメッチャ遅くて最高速と加速がとびっきり速いグラシュって無いの」
「そんなのは見たことないけど」
「あるよ」
いきなり出てきた白瀬さんにビックリしたけどあるらしい。
「ほんとですか」
「うん、でも誰も買わないから奥の方にしまってたから取ってくるよ」
「お願いします」
そして埃が被った箱が出てきた。
「うわー、すごいホコリまみれだ、ほんとに動くの?」
失礼な事を言ったのは鳶沢さんだ。
「まぁ、だいぶ初期の奴だからね、ラビットのリターナルシフェル、名前の意味は「復活の堕天使」その通り」
『まずい、僕の黒歴史と言う歴史が蘇りそうだ』
「まぁ、かなり使い勝手が悪くて誰も使われずに今日まで来たからね」
「試しに履いてみたらどうだ、天」
「そうだね、試してみるよ」
「FLY」
僕がそう唱えると紫の羽根を出して浮いた。
バランスは思ってたより取りやすく、あとはあれが出来るかどうかだ。
少し、試してみたくなった僕は店内の一番広い所から少しだけエアキックターンをしてみた。
まずは成功、天井付近まで来た僕は更に回転して地面まで一直線にエアキックターンを決める。
そして「FLY」と唱え、足が地面に着いた。
「これにします。絶対にこれにします」
僕は子供の様にお願いした。
「あ、あぁそれじゃそれにするか」
「おにい、かっこよかったよ」
店内にいた人も僕の方を見てなんか変な顔をしていたので聞いてみた。
「みんなどうかしたんですかね」
「すごいな、君」
いきなり白瀬さんが僕の手を掴んできた。
「どうしたんですか」
「こんなところでエアキックターンを軽々としてしまうところがだよ」
「は、はぁそうですか」
「それと、そのグラシュはただで良いよ」
「え、悪いですよそんな」
「良いよ、どうせ捨てる予定だったしね」
「ほんとですか、ありがとうございます」
こうして蔵主をてにいれた僕たちはついでにフライングスーツも頼んだ。
そして帰りに僕は日向くんにお茶を奢ってもらった。