巨影都市オブ・ジ・エンド   作:銀色の怪獣

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お久しぶりです、銀色の怪獣です。

このところ更新が遅れて申し訳ないです―――プロットを書き溜して、仕上げてからやろうとしたら肌に合わない・・・投稿速度を戻すため、努力致します。

さてさて、今回は実はユーザー方から頂いたご意見を元に、そこに巨影をぶち込んで仕上げました。

・・・今、現代日本なら起こってもおかしくない・もう起きている事柄を題材にね・・・?

さてさて、今回はどんなお話か、どうぞご覧下さい!!


第五十七話 遊び戯れる『巨影』

「いいか?よし―――突入ーーーっ!!!」

 

白昼の大都市、のど真ん中にあるとあるオフィスビルに突入する無数の警官隊と機動隊。そして、

 

六平(むさか)さん、アレが容疑者です!!」

 

「よし確保、確保ーーーっ!!!」

 

「な、何ですかアンタらは!?何するんですか!!?」

 

「うるせぇ!大人しくお縄に付け―――宇宙人(・・・)!!」

 

件のオフィスビルに突入した警官隊と機動隊は"目星"を、大都市を始めとした各地でここ最近立て続けに起きている「ある事件」の容疑者を引っ捕らえた―――見た目こそ7:3分けの髪型にメガネをかけた大人しそうな中年男性、このオフィスビルを拠点として活動しているゲーム会社の社長を引っ捕らえていた。

 

その際、警官隊たちは社長の男性をこう言っていた―

 

「宇宙人」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「またか・・・」

 

「またですね」

 

「一体どうしたってんだよ、この"仏さん"はよぉ・・・?」

 

「ですね・・・」

 

大都市にある一棟のマンション、の入り口付近に停まるパトカーの赤色灯が点滅している―――件のマンションの一室にて、人が死んでいたからだ。

 

今、部屋の中にいる刑事や検察官たちの目の前にこの部屋の元住人(・・・)の男性が物言わぬ姿で存在していた―――椅子に腰掛けたまま、机に突っ伏して事切れていた。

 

『マスターさん!早く遊びましょう!!』

 

そんな事切れて物言わぬ"仏さん"となった男性が突っ伏している机の上にはパソコンが起動したままであり、その画面には・・・可愛らしい美少女のキャラクターが、もう二度と起きる事も無い男性(マスターさん)に向かって微笑んでいた。

 

「・・・またか、また(・・)この(・・)ゲーム(・・・)か・・・」

 

不意に、部屋の中や"仏さん"を実況見分していた警察官の一人が、そり上げた頭が特徴のベテラン風刑事「六平(むさか)」が、件のゲームを見てボソッと呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死因が分からない・・・だと?」

 

「はい、今回の一連の事件の被害者たちの死因が全く特定できません。それはもう、見事なぐらいに。正しくお手上げです」

 

「見事なぐらいにお手上げ、って・・・心臓発作とか、脳梗塞とか、自然死とか、理由というか理由付けはあるじゃねぇかよ。俺はそれを聞いてるんだ―――」

 

「はい、仰る通りです・・・が、被害者はそのどれにも当てはまらないんですよ。心臓発作でも無い、脳梗塞でもない、何かの病気や外的障害でもない。本当に死んだ(・・・)だけ(・・)なんですよ。

まぁ、無理矢理に言えば自然死ですが・・・かといって老衰とかとも違いますし」

 

「なん・・・だって・・・!?どういうことだ・・・?」

 

警察署の一室にて、驚きを隠せない様子の頭が特徴のベテラン風刑事こと六平(むさか)刑部。

 

そんな六平はここ最近とある大都市で連続して起きているある事件を、連続(・・)怪死事件(・・・・)を調査していた―――ある日突然、何の前触れも無く人間が突然死してしまう事件、をだ。

 

ちなみに、件の怪死事件の被害者は性別も年齢も職業も、果ては国籍も全く共通点が無かった―――否、

 

「しかし、だとしたらだぜ?何で被害者たちに"この共通点"があるんだ?」

 

先の検察官の報告を前に、六平刑部は少し動揺していたがすぐに落ち着きを取り戻すと"何か"を、件の連続怪死事件の被害者たちに唯一共通している"共通点"を手に(・・)取った(・・・)。それは―

 

『マスターさん!早く遊びましょう!!』

 

六平が手にしていたのは・・・あの美少女のキャラクターの出てくるゲーム、のソフトが収まったケースだった―――このゲームソフトはいま日本中で大流行しており、もはや社会現象にもなっていた。

 

「このゲームソフト、調べたのですが・・・地球外の未確認金属が使われていました。オマケに、起動してプレイすると特殊な高出力電波が飛んでくるようですね。もちろん、その高出力電波もどうやら地球外の物のようです」

 

「なんだと!?それってつまり・・・コレは地球のモンじゃねぇ、宇宙の何かだってのか!?」

 

検察官が口にしたある事実を聞いた六平は思わず汗を掻いた―――まさか、手のひらに収まるようなゲームソフトが地球外の、宇宙の何かで出来ているなど普通は信じられないだろう。

 

「仰る通りです。詰まるところ・・・今回の事件、どうやら宇宙人でも関わっているのではないでしょうか?」

 

「宇宙・・・人?」

 

同時に、検察官はこうも言った―

 

「今回の事件には宇宙人が関わっているのではないか?」

 

と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいか?よし―――突入ーーーっ!!!」

 

白昼の大都市、のど真ん中にあるとあるオフィスビルに突入する無数の警官隊と機動隊。そして、

 

六平(むさか)さん、アレが容疑者です!!」

 

「よし確保、確保ーーーっ!!!」

 

「な、何ですかアンタらは!?何するんですか!!?」

 

「うるせぇ!大人しくお縄に付け―――宇宙人(・・・)!!」

 

件のオフィスビルに突入した警官隊と機動隊は"目星"を、大都市を始めとした各地でここ最近立て続けに起きている「ある事件」の容疑者を引っ捕らえた―――見た目こそ7:3分けの髪型にメガネをかけた大人しそうな中年男性、このオフィスビルを拠点として活動しているゲーム会社の社長を引っ捕らえていた。

 

その際、警官隊たちは社長の男性をこう言っていた―

 

「宇宙人」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから、お前が殺したんだろう!?」

 

『ち、違う!私はやっていない!!本当だ、信じてくれ!!』

 

警察署内にある取調室から響いてくる六平警部と、椅子に座らされて(一応は)大人しく取り調べを受ける・・・黄色く輝く巨大無い目を持ち、左半身が青い人外の存在、早い話が「宇宙人」という相当にカオスな状況が取調室内で繰り広げられていた。

 

『そりゃ、最初こそはオンラインのゲームソフトを通じて地球侵略のための優秀な人材を発掘しようと思っていたが・・・今の地球人の陳腐さに嫌気がさしてしまってね。その計画は止めたんだ。

知っているかい刑事さん?今の地球人の脳は萎縮してるんだ。前頭葉が、考えたり想像したりする能力が失われている。

何故かって?考える事を、想像することをしてないからさ―――何もかも便利になりすぎて、ネットでボタン一つであれこれ出来てしまう。それこそ地球の裏側から果ては宇宙まで、今やインターネットが通じていない場所はないからね。

オマケに、ゲームやテレビも低俗な、ただただ可愛い女の子が出て来て、後は同じような事の繰り返し・・・そりゃ、想像力を培うどころの話じゃないだろう。

だから、私は決めたんだ『どうせなら地球人の脳を完全に萎縮させてサルにしてやろう』ってね―――』

 

このところ頻発していた連続怪死事件の容疑者・・・と言うか犯人として逮捕されて連行されて来た宇宙人、あのゲーム会社の社長に変装していた「双体宇宙人 チェーン星人」は自らを逮捕した六平警部たちに得意気に語った。

 

そう、このチェーン星人は地球を侵略するためにやって来ており、その侵略手段も

 

「オンラインゲームで地球侵略の人材を発掘する」

 

という回りくどい・・・もとい巧妙な手口を用いようとしていたが止めていた。何故なら―

 

「周回!周回!!」

 

「石!結晶!札!特別素材!!」

 

「ランキング実装、からの上位報酬!?やらねば!!」

 

「課金!ガチャ!」

 

 

『・・・何だコレは?というかコレ、そもそもがゲームなのか・・・?』

 

ゲーム、といえば色々と工夫したり、頭を使ったり、友人や家族でワイワイキャッキャと楽しむもの―――なのだが、"今どき"の流行りのゲームは俗に言う『ソーシャルゲーム』通称『ソシャゲ』であり、その内容も極単純で単調、どこもここも似たり寄ったり、挙句はお金を払えば(課金)楽が出来る、という「ゲーム」というよりは"作業"または"血を吐きながら続けるマラソン"と揶揄される代物ばかりだった。

 

なので、

 

『全く、今どきの人間は新しい道具で、便利すぎる道具で、単純すぎるゲームのせいで人間の脳は委縮し始めて低能化してるよ。これじゃ、私の求める優秀な逸材など手に入らない。街中サルだらけさ・・・私がサルにしてやる必要がないぐらいにね。

だからね、私は決めたんだ。何も地球を手に入れるのに武力や暴力は必要ない。特に、今どきの脳の萎縮した低能化して礼儀も知らない人類なら、ちょっと面白いゲーム見て取れる、それも可愛い女の子とかが出てくるゲームを作ってとりこにすればいい、あるいは設けたお金で経済を掌握すればいい。私はそう考えたんだ―――』

 

逮捕され、事情聴取されるチェーン星人は刑事たちを前にしても平然と、開き直った様子で答えた―――宇宙人(よそもの)だからこそ見て取れる現代人の低能化、あるいはチェーン星人の言う

 

「サル化した人間」

 

の増加の何よりの証拠だ―――

 

「うるせぇ!よそ者のテメェに、俺たち地球人の事をとやかく言われる筋合いはねぇんだよ!!」

 

『ちょ!?ぼ、暴力は止めたまえ―――』

 

「む、六平さん!暴力はダメですよ―――」

 

「確かにな、今の人間どもは昔に比べりゃ低能で、お前の言う通りのサルだ―――でもな、そんなサルでも必死で生きてんだよ。それが地球の理なんだよ。

それを、テメェみたいなよそ者の宇宙人(ぶがいしゃ)にああだこうだ言われる筋合いも、言う資格もねぇんだよ!!

第一、テメェはそのサル(・・)を殺してるんだろ!?それはな、立派な犯罪なんだよ!宇宙人だから地球の法律が通用しないとか思うなよゴラァっ!!」

 

あっけらかんとした様子でペラペラと、好き勝手に言うチェーン星人の胸ぐらを六平が掴み怒鳴った―――刑事であり、散々人間の汚い部分を見てきた六平だが、彼もまた地球(この星)の住民であり、何よりもそこに暮らすか弱い人々を守る立場だ。

 

だから、目の前で偉そうに喋る宇宙人(よそもの)を許せなくて当然だ。

 

『だ、だからっ!私は誰も殺してないと言っているだろう!!むしろ、私が売ってるゲームで死人が多く出てる方が迷惑なんだよ!評判は悪くなるし、売り上げも減るし・・・とにかく、私は知らないんだよ!私だって迷惑してるんだ!!』

 

「じゃあ、何でお前が作って売ってるゲームした連中のほとんどが死んでるんだよ?いくらなんでも偶然とは言えない数の人間が死んでるんだよ!!」

 

『だから知らないといってるだろう!本当なんだよ!!』

 

一方で、六平に胸ぐらを掴まれたチェーン星人も必死で弁解した―――その言葉に嘘偽りは無い。

 

ならば、何故チェーン星人が開発して販売している美少女ゲームをプレイした人間が大勢亡くなっているのか?

 

それは―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『マスターさん!早く遊びましょう!!』

 

「はぁ~っ・・・ルナちゃん可愛いなぁ~」

 

街も人も動物も寝静まった深夜、大都市の片隅のマンションの一室にはまだ明かりが付いていた。

 

その一室には男が一人いて、PCゲームをしていた―――いま大流行している美少女が、擬人化された美少女が出てくる戦略型ゲーム・・・「戦略型ゲーム」とは言うものの、単にチームの編成や的の弱点に合わせる程度の戦略で、あとはずっと同じ事の繰り返し、俗に言う「周回」さえしていれば遊べるという単純なゲームだった。

 

『ひぃやっ!服が破けちゃいます~!!』

 

「ふぅ・・・いいなぁ、オートで出来るし楽で・・・眺めてるだけでもいいんだからなぁ」

 

画面上で敵と戦い、ダメージを受けると服が破けてお(はだ)けする美少女キャラを操作もせずに「Auto(オート)・自動操作」のボタンで動かして眺める男―――ゲームをするのも疲れているのだ。

 

実は男は会社員をしており、一時間ほど前に帰宅した。男はやっと終わった連日の勤務と、毎日の違法な残業から解放された喜びでゲームをしていたのだ―――ゲームはしたい、でも疲れている。でもゲームはしたい・・・ゲーム内の期間限定のイベントで手に入るキャラクターやアイテムがどうしても欲しい故だ。

 

『楽しむための、暇を潰すための、娯楽がゲーム』

 

と、世間一般の人々は考えるだろうが・・・それはもう昔の話と相成ったのだ。

 

それこそ寝る間を惜しんでも、他のことをする時間を削ってでも、果ては命を削ってでも―――それが自分のためなら、自分で選んだ道なり顛末ならばいい。

 

だがもしも・・・それが第三者(・・・)から(・・)受ける(・・・)影響(・・)だった場合はどうなのか?

 

―――ウィフフフフフッ・・・!!―――

 

「んっ?何だ今の声・・・?」

 

ふと聞こえたまるで笑っているかのような謎の声―――人を小馬鹿にしたような笑い声だった。

 

明らかにパソコンの画面上から流れている美少女キャラの声では無い。

 

「疲れてるんだな・・・もう寝るか・・・」

 

そう言ってパソコンの電源を切ろうとした男。

 

聞こえた謎の笑い声は空耳だろうと思った。連日の勤務で疲れてるんだ、と。

 

だが、

 

―――ウィフフフフフッ!!―――

 

「えっ!?」

 

男は今度こそ驚いた。

 

何故なら男は既にパソコンの電源を落としたからだ。

 

今、パソコンの画面は真っ暗になっている―――にもかかわらず聞こえる謎の笑い声・・・しかもその笑い声は明らかにパソコンから聞こえている。

 

と、突然!!

 

 

―――ウィフフフフフッ!!―――

 

「!?な、何だおまえ―――」

 

三度聞こえた謎の笑い声。同時に男の顔には恐怖の色が浮かんだ。

 

そして、次の瞬間には電源が切れて真っ暗になったハズのパソコンの画面が眩く光り、その光が男を包み込んだ―

 

―――ドサッ―――

 

突然、部屋の響いた何かが倒れるような音。

 

その音の主は男だった。男が突然倒れたのだ。

 

そして、仰向けに煽れた男は顔が、いや全身が真っ黒になっていた。

 

そんな男は呼吸をしていなかった。が、男は死んだわけでは無い―――にもかかわらず呼吸はしていない。仮死状態にあるのだ。そんな男を見ればみんなこう言うだろう

 

「魂を抜かれた」と。

 

そして、それは紛れもない真実だった。男はあの時パソコンの画面から発せられた光によって魂を抜かれたのだ。男の魂を抜いた犯人、それはパソコンから聞こえてくる笑い声の主なのだ。

 

―――ウィフフフフフッ!!―――

 

仮死状態となった男を画面の中に映る"青い単眼(モノアイ)"を持つ存在があった―――「数多の星団から魂を貪り尽くして宇宙に死を広げる怪獣」というおぞましい異名を持つ宇宙から(・・・・)やって来た(・・・・)巨影(・・)、その名も「宇宙怪獣 ゾンバイユ」だった。

 

『ゾンバイユ、数多の星団から魂を貪り尽くして宇宙に死を広げる怪獣。こっちに来る!ゾンバイユ、確かにゾンバイユだ!!』

 

このゾンバイユという怪獣、宇宙人にはその悪名を広く知られている。

 

何故なら、ゾンバイユは生物が持つプラズマエネルギー、俗に言う魂を食料とする怪獣―――である一方、何と餌食にした被害者の骸および宇宙船などに寄生し、操る能力を持ち合わせている。

 

「ふむ、あの宇宙船にはそのゾンバイユという怪獣が取り憑いているのかもしれんな」

 

事実、とあるゾンバイユは襲った宇宙船に憑依して依り代として移動の手段に、宇宙船を自らの体に利用していた。

 

だが、今回のゾンバイユは違った。

 

『何もかも便利になりすぎて、ネットでボタン一つであれこれ出来てしまう。それこそ地球の裏側から果ては宇宙まで、今やインターネットが通じていない場所はないからね』

 

とある大都市で起きる連続怪死事件の容疑者として刑事に連行された宇宙人は、地球の情報網に、今や地球中どころか宇宙まで通じるインターネットに目を付けた。

 

―――ウィフフフフフッ!!―――

 

だが、何もインターネットに目を付けるのが宇宙人だけとは限らない・・・特に、己の生活のために、生きる糧となる食糧(たましい)確保のために躍起になる怪獣ならなおさらだろう。

 

そう、あの魂を喰らう恐るべき巨影・ゾンバイユは現代の情報社会において、国籍も老若男女を問わずに使い、繋がるインターネットの回線に規制し、自由自在に行き来して人間を襲っていたのだ。

 

「このソフト、調べたのですが・・・地球外の未確認金属が使われていました。オマケに、起動してプレイすると特殊な高出力電波が飛んでくるようですね。もちろん、その高出力電波もどうやら地球外の物のようです」

 

「なんだと!?それってつまり・・・コレは地球のモンじゃねぇ、宇宙の何かだってのか!?」

 

同時に、ゾンバイユは元は地球外の巨影だ―――そんな地球外の巨影にとって、ある宇宙人が地球を掌握するために売り出した地球外の金属や高周波の出るゲームソフトは恰好の目印になっていた。

 

『だ、だからっ!私は誰も殺してないと言っているだろう!!むしろ、私が売ってるゲームで死人が多く出てる方が迷惑なんだよ!評判は悪くなるし、売り上げも減るし・・・とにかく、私は知らないんだよ!私だって迷惑してるんだ!!』

 

「じゃあ、何でお前が作って売ってるゲームした連中のほとんどが死んでるんだよ?いくらなんでも偶然とは言えない数の人間が死んでるんだよ!!」

 

『だから知らないといってるだろう!本当なんだよ!!』

 

そう、今回の事件は本当に偶然が重なって起きた事件、偶然にも地球をゲームによって掌握しようとした宇宙人と、インターネット回線に寄生した宇宙怪獣が出会って、そして宇宙怪獣が"一方的に起こした事件"だったのだ。

 

「周回!周回!!」

 

「石!結晶!札!特別素材!!」

 

「ランキング実装、からの上位報酬!?やらねば!!」

 

「課金!ガチャ!」

 

・・・惜しむべきと言うか、悩ましいと言うべきか、今の世の中にはインターネットも、そしてゲームも切り離せない存在になっている点だ。

 

―――ウィフフフフフッ!!―――

 

そして、もしも・・・そんな切り離せない存在に、恐るべき巨影が寄生した時、アナタは・・・切り離せない存在を切り離せますか?

 

 

「周回!周回!!」

 

「石!結晶!札!特別素材!!」

 

「ランキング実装、からの上位報酬!?やらねば!!」

 

「課金!ガチャ!」

 

 

 

「人間は便利なツールを手に入れ、どんどん退化し始めたからさ。町中サルだらけ」

「放っておいても滅びるよ。新しい道具で人間の脳は委縮し始めている」

「低能化して、環境を破壊して、礼儀も知らない人類を物好きに守る必要もないだろう?」




如何でしたか?

今回は「スフィアに変わる敵勢力・・・だったけど大人の事情で出張んなくなった宇宙人」こと「チェーン星人」&まさかのゾンバイユが登場。

今回、前書きでも書いた通り読者の方から受けたご意見を、ユーザー・暗愚魯鈍様から頂いたお話を元にしております。

暗愚魯鈍様どうもありがとうございます。

―――ですが、ちょっと頂いていたお話から少しイジりましたが。

何故か?

『全く、今どきの人間は新しい道具で、便利すぎる道具で、単純すぎるゲームのせいで人間の脳は委縮し始めて低能化してるよ。これじゃ、私の求める優秀な逸材など手に入らない。街中サルだらけさ・・・私がサルにしてやる必要がないぐらいにね』

これだからだろうなぁ・・・

まぁ、韓国とかみたいにゲームをする選手を国を挙げて育成している国ならチェーン星人が求める優秀な人材が―――その韓国で、ゲームのしすぎで過労死とか出てるから何ともまぁ。

で、ゾンバイユを入れたのは「『ウルトラマンダイナ』繋がり」であり

「予想だにしないハプニングを起こす存在が必要だった」であり

「ゾンバイユは物体などに寄生する能力がある=そんなヤツがインターネット回線に潜り込んだら?」という恐怖のためであり

何よりも「ゲームのしすぎで"過労死"=まるで魂を抜かれたかのような死に方させる怪獣」

だからゾンバイユが適任だったので入れました。

ゲームしてて化けモンが出て来て魂抜かれて死ぬ・・・好きなだけ、自分で死ぬ覚悟で「楽しむため」にゲームして死ねるならいいけど(よくはないなぁ・・・)、第三者である怪獣に殺される。

怪獣=理不尽 を演出致しました。


まぁ、僕もソシャゲやってるので人のこと言えませんが・・・「ゲームはほどほどに」という言葉、胸に刻んで楽しくゲームはしましょう!!

・・・『ウルトラ怪獣 バトルブリーダーズ』やろうかどうしようか悩んでます。

これ以上(『り〇く☆じあ~す』、『対〇忍RPG』)ソシャゲやるとなぁ・・・というか、この二つもあんまりやってないし・・・

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