「あれ? ネタないや HAHAHA」ってことに気付き、とりあえず今回はかなり短い話になります
第37話
龍花が間違えて隣の藍越学園に行ってしまった次の日
(すっげえ居る)
イリヤにリューカが心配だからと言って少し早めに家を出ると
「龍花、今日から僕が迎えに来るよー」
「わふっ!? ら、雷花ちゃん痛いです」
雷花にぎゅーとだっこされて居る龍花。そしてそれを呆れたように見るはやて達と王花達。そして
「む? 出遅れたか」
「君が朝寝坊するからだよ」
エンキドゥにギルガメッシュの姿もある。相変わらずの過保護&微ストーカー気質だ
「クーちゃんも来てくれたんですね。嬉しいです」
良く見るとクロも居る、腕組してなんか赤面しながら
「か、勝手に変なあだ名を付けないでくれる!?」
「くすん……」
龍花がくすんと良いながら目をこするとクロは慌てて
「あああーっ!! 良いわよ! クーちゃんとでもなんとでも呼びなさいよ!」
「わーい♪」
「あれ? 私嵌められた?」
クロエが完全に龍花の手玉に取られていた。と言うかあのやり取りには覚えがあった、俺がシロ君って呼ばれるようになったのもさっきと同じやり取りがあった。龍花は見た目の可憐さの割りにあざとい所がある。無論本人にそんな気持ちはないだろうが
「イリヤ。なんか俺あそこには入っていないから。先に行くわ」
「んー了解。じゃあまた学校でね」
龍花と合流するイリヤを見ながら歩き出すと
「あー。あたしの余計な心配だったわけね。OK」
遠坂が電柱の後ろでぼそぼそ呟いていた。恐らく心配になって見に来たって言うところだろう
「遠坂おはよう」
「!? し、士郎? う、あ。うんおはよう」
神を整えながら言う遠坂を見ながら、龍花のほうを指差して
「あっちはあっちで大丈夫そうだし、行こうぜ」
一緒に学校に行こうと言うと遠坂は
「そ、そうね。一緒に行きましょうか」
若干赤みを帯びた顔の遠坂と一緒に俺は学校に向かった。なお途中で
「ふー。私の余計な心配でしたか」
セイバーも遠坂と同じように龍花を見ている光景を見て。
(いかに龍花が愛されてるか判るな)
龍花だったらどこぞの暴君みたいに。男女問わずハーレムを形成出来そうな気がする。しかも無意識で……
俺はそんな事を考えながらセイバーにも声を掛け3人で学校に向かって歩き出した
~お昼休み~
龍花に誘われてお昼を一緒に食べることにしたんだけど
「リューカってあれ? ハーレム王にでもなるの?」
「? クーちゃん。ハーレムってなんですか?」
お弁当の包みを開けているリューカに不思議そうに尋ねられた
「ごめん今の忘れて」
イリヤと士郎兄様の友達でおじ様とおば様の知り合いのリューカ。天然のお嬢様と聞いていたけど、予想以上に天然の難敵だった様だ。そして予想以上に
(愛されてるのね)
刺すような余計な事を言うなの視線が10個以上。流石にちょっときつい
「クーちゃん。汗が酷いですけど、どうしました?」
「ううん。気にしないで、それよりもこの卵焼き、アーチャーのに似てるわね?」
リューカのお弁当から卵焼きを取って口にほりこみながら言うと
「クロ。リューカはたまにうちに来て料理教わってるのよ? 似てて当然じゃない」
「え? そ、そうなの? リューカ」
「はい♪ アイリさんとかと一緒にアーチャーさんに料理を教わっていますよ?」
し、知らなかった……私は早くこの街に慣れようと思ってあちこち出歩いていたら、多分そのときだろう。私がそんな事を考えているとセイカがリューカの耳を塞ぐ、リューカは不思議そうな顔をしたが、そのまま
「はいどーぞ」
「あーん♪」
リューカはヨーカの口にりんごを入れている、普通は耳を塞がれているのをもっと疑問視すべきだと思う
「だが、我からすればあの男はロリコンの変態だ」
「うん。僕もそう思うよ、たまに理性が!? とか叫んでるし」
「……え? アーチャーってロリコンなの?」
アインツベルンの城からの付き合いの執事がロリコンとは信じられずそう尋ねると
「ほんとよ、クロ。アーチャー、前リューカのチャイナを見て鼻血出してたから」
「あと、リューカがミニスカートのときは足を見てるときがあるよね」
「あの男はムッツリだな。しかもロリ、救いようのない変態だ」
口々にアーチャーがロリコンだという、オーカ達。ここまで言われてるってことは本当のことなのかもしれない
「クーちゃん。お友達が増えたんですよ! 藍越学園で」
「そう。良かったわね。リューカ」
なんかリューカが凄く私に懐いてるんだけど何でかな?
クロエが首を傾げながらも自身に懐いてくれている龍花の話を聞いてるのを見たイリヤ達は
(((落としに来たわね)))
龍花は無自覚に落としに掛かるとき、自身の近況を話し出しそのまま話し込むことが多い。そして気がつくと龍花の迷子とか天然さが気になって仕方なくなり。イリヤ達の様になる、天性の味方を作り出すスキルを龍花は取得していたのだった。なおこれも別に落とそうとか考えているのではなく、友達になりたいからなにか話題をと考えた上の行動なのだ
「とっても皆さん優しくしてくれたんですよ♪」
「そう、良かったわね。リューカ、リューカは友達がいっぱい居るのね」
私はまだここに着たばかりだから友達が少ないのよね。と思いながら呟くと、にこにこと笑いながらリューカが
「クーちゃんも新しく出来た大切なお友達です♪」
その余りに純真な笑みに思わず赤面してしまった私は
(違う!? 違うの!! 私はノーマルなの!!!)
同性が好きとかそういのじゃなくて、私はそう! 普通に従兄妹のお兄さんが好きな……
(もしかしてノーマルじゃない!?)
自分の性癖がもしかしておかしいんじゃないかと私は真剣に悩み始めた、頭を抱えているクロエを見た龍花は
「クーちゃん、頭が痛いんですかね?」
「違うわ、色々と葛藤してるのよ。少しほっておいてあげなさい。それよりリューカ、これ食べるチョコレート」
「食べます~」
イリヤとか王花とのんびりとした昼食時間を過ごしていた……クロエはチャイムが鳴るまで悩み続け……
(うん、きっとあれね。友達って言って貰ったのと、リューカが近くで笑ったのが原因ね)
いくら同性でもあれだけ可愛い子に近くで笑いかけられたらどきんとする、きっとそれが原因だったのだと決め。ゆっくりと教室に戻っていたりする。なおこの結論はイリヤや凜が出したものと同じであるという事をクロエは知らない
「凜さん、藍越学園でお友達が出来たんですよ」
「そう、それは良かったわね。龍花、後危ないなら前向きなさい」
おもっいきり道の側溝に足が取られそうになっている龍花の手を引く。この子本当に頭良いくせにどうか抜けてるのよね
「それでですね。向こうにも鈴さんって女の子が居て、その事もお友達になれたんですよ」
「へー同じ名前だったんだ。どんな子よ?」
あたしがそう尋ねると龍花はニコニコって笑いながら
「背丈は私と同じくらいで。髪は茶色で凜さんと同じでツインテールですよ」
「ふーん。友達になれたのはその子だけ?」
「いいえ。んーと12人くらいですかね」
相変わらずと言うか何と言うか……友達を作るのが上手いというか天性のフラグ製造人と言うか。友達を作るのが上手いわね
「その中で男の子は?」
「んー4人くらいですね」
どうやら今回は、男子より女子が多く龍花に落とされたらしい。多分この小動物オーラと妹属性が120%発揮された結果だろう
「それでですね。今度お料理回する時なんですけど、藍越学園の人も来るんですけど、良いんですか?」
上目目線で尋ねてくる龍花にあたしは
「あたしは別に良いわよ。教わる側だしね、多分セイバーも良いって言うと思うわよ?」
教わる側が嫌だとかの我侭はいえない。龍花が呼ぶのならその人達とも仲良くするのが道理と言うものだろう
「そうですか。良かったです♪ やっぱり大勢でやる方が楽しいですよね」
「そうよね。いろいろと話も出来るしね」
女3人に居れば姦しいと言うが、きっと今回のお料理回は何時も以上に騒がしいものとなるだろう
「今度は何を作ろうかな~やっぱり和食が良いかな~」
何をつくろうかな? と楽しそうに考えている龍花だったが、ふと思い出したように
「そういえば。今日スバルさんとモードレッドさんが何かカードをやってたんですけど。あれなんですか?」
「あー、あれは遊戯王ってカードよ。暇つぶしで持ってきてる男子って結構居るみたいね。ギルガメなんか、万単位でパックかってむちゃくちゃレアカードばっかり集めてるわよ」
男子はこどもっぽいと言うが、カードゲームをしてるところとかを見ると余計にそう思う。と呆れながら呟くと
「なるほどなるほど。遊戯王カードですね、覚えておきます」
龍花は興味津々と言う感じで何度も頷いていた。何か思うところがあったのかもしれない
「じゃ、私はこっちなので」
龍花の家まで残り100Mくらいの所で、手を振って歩いていく龍花の小さな背中を見ながら
「さてと、じゃあ士郎の家によってから帰りましょうかね」
ここからあたしの家は逆方向だ。そのまま帰るより士郎の家によって一緒に宿題とか世間話をしてから帰ったほうが楽しい。
(だから龍花を家まで送るのを引き受けたんだけどね)
心配性なはやてに龍花を家まで送ってくれないか? と頼まれ、最初は逆方向だから考えたが。近くに士郎の家もあるしと考えると自然に、そう龍花を家まで送ってきたからそのついでに寄ったと言うのが出来る。だから時間のあるときだけだが、龍花を家まで送るのを引き受けている
(今日の宿題は……えーと、数学と科学だったわね)
あたしの得意科目で士郎が苦手な教科だ。これが現国とか歴史なら士郎に教わることになるのだが、今日はあたしが教えれる側に回れそうだ。そんな事を考えながら士郎の家に向かうおうとすると
「お? 遠坂? 制服姿でどうしたんだ?」
私服姿で両手に買い物袋を提げた士郎とばったり会う。あたしはさりげなく髪を整えながら
「龍花をね。送った帰りよ」
あたしがそう言うと士郎はお疲れさまって声を掛けてくれてから
「上がっていけよ。飲み物とかだすぞ?喉渇いただろ?」
「ありがと」
そんな話をしながらあたしは士郎の後をついて歩き出した……
凜が士郎の家で勉強をしている頃。龍花は
「むーやっぱり高いです」
私服に着替え、調味料を買い足すついでに、ふらりとよったぬいぐるみ専門店にショーウィンドウに飾られた大きなドラゴンのぬいぐるみを見て、財布の中身を考え……お金が足りないと呟きその前から離れながら
「んー新しいぬいぐるみが欲しかったんですけどね」
私の部屋はぬいぐるみが沢山ある。それでも新しいぬいぐるみがたまに欲しくなり行きつけの店に来たのだが、やはりちょっとてもちが足りなかった。もしこんな話をギルガメッシュに言えばどれでも好きなものを買ってやろう! と言い出しかねないが、龍花は友達にそんな話しは出来ないと考え、絶対に欲しいものなどの話はしない
「さてと寄り道はこれくらいにして醤油を買いに……「うにゃー♪」 子猫♪」
買い物に行こうとした私の足元で白い子猫がうにゃー、うにゃーと鳴いてるのに気付いた私が足元を見るとトトトっと駆けて行く。
「待ってー♪」
私はその子猫の後を追って歩き出した
「んー良いニオイ♪」
猫の向かった先には店の並びから外れた、一軒のパン屋さんだった。こんなところにと驚きながら店に入ると
「いらっしゃいませ」
着物風の衣装に狐耳の人がにこやかに迎え入れくれました
「ここは?」
「メロンパン専門店「狐屋」と言います。様々なメロンパンを取り揃えていますよ?お勧めは「狐チョコメロンパン」なんてどうですか?」
勧められたメロンパンは可愛いキツネ型をしていて、食べるのが可愛そうなくらいだ。だけど
「あのーこの店って猫とか飼ってますか?」
「食べ物やさんですからね。生き物は飼っていませんが? 猫か何かを見たのですか?」
そう尋ねてくる店長さんに可愛い白い子猫を見つけてついてきたと告げると
「なるほどなるほど。偶にいるんですよ、あの猫に連れてこられるお客さん」
にこにこと笑う店長さんは
「お嬢さんは精霊とかを信じます?」
「妖精さんとかですか? はい、信じてますよ?」
そう返事を返すと店長さんはちょっと待ってくださいねと言って店の奥に行き、しばらくすると戻ってきて
「これよろしければどうぞ」
差し出されたのはカードの束。良く見るとスバルさんとかが持ってたのと同じカードだ
「くれるんですか?」
私がその束を見ながら尋ねると店長さんはにこりと笑い
「開店オープン第一号のお客さんですからね。記念と言うことで、ついでにパンも買っててもらえるとすごくうれしいですよ」
そう笑う店長さんに頷き
「えーとじゃあお勧めの狐チョコチップと普通の狐メロンパンを……うーん6個ずつくださいな♪」
「はい、今包みますね。あ、カードはデッキケースに入れますのでどうぞ」
可愛いピンクのカードケースに入れてもらったカードを受け取りながら。パンが包装されるのを待つ
「はい全部で2340円になります」
財布からお金を取り出しパンを受け取り。貰ったカードをポケットに入れて
「それじゃあ、また来ますね」
「はい。それでは次回のお越しをお待ちしています」
手を振る店長さんに手を振り返し私は店を出て家に戻っていった……
その日の夜
「ほわ……綺麗なカードがいっぱいです」
ご飯とお風呂を終えて自室で貰ったカードを見ていると。どれもキラキラと光る綺麗なカードばっかりだった
「それに黒いカードがうーんと7枚ですね。えーとエクシーズって言うんですね」
インターネットでカードの種類と、ルールを見ながらカードを確認する
「うーん。でも可愛いカードがいっぱいです♪」
絵柄のカードは全部女の子のカードで、8種類あった。どれもゴスロリドレスのカードだ
「こんなの貰ってもよかったのかな。うーん、また今度あのお店に行こう」
カードのお礼も兼ねてまた行こうと思いながら貰ったカードをケースに仕舞って布団に潜り込んで。ザッフィーを抱っこして
「明日学校に持っていこうかなー」
どんな風に遊ぶのか知りたいし。スバルさんとかモードレッドさんと遊べるし。私はそんな事を考えながらザッフィーのふかふかの毛に顔を埋めて眠りに落ちた……
第38話に続く
ネタが切れたのならねたを探せば良い。と言うことで遊戯王も混ぜてみることにします。龍花さんのデッキはオリカ100%です
どんなデッキを使うのかはお楽しみに! それでは次回の更新もドウかよろしくお願いします