海鳴のお姫様!!   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回は猫化お姫様対はやて達となんだそれ!?って感じな話になると思われます
偶にはこんなはじけたものも良いと思うんですよね。それでは今回の更新もどうかよろしくお願いします



第53話

 

第53話

 

前回までの3つの出来事!

 

1つ 龍花がメディア先生に貰った服の試着中に猫耳猫尻尾が生え猫のそのものになった

 

2つ 猫龍花の身体能力は非常に高く捕獲しようとしたセイバー達をことごとく回避し、引っかき攻撃で何人かを戦闘不能にした

 

3つ 現在机の下でうー?と唸っている猫龍花をどうやって引きずり出すか大会が開催された

 

「「「「カオス過ぎるわ!!!」」」

 

「ふにゃっ!?」

 

思わず地の文に突っ込んでしまうくらい私達は混乱していた。そもそも妹が猫になり机のしたから出てこないなんてどういう事態なんだ。

 

「今度からメディア先生の持ってきた服は全部確認するぞ。あの人結構ドジだから」

 

多分今回のこれも偶然の産物だろう。悪意はない筈だ。そんな事を考えながら机の下を覗き込むと

 

「ふに?」

 

猫のように伏せて尻尾を振り耳をピコピコしている龍花がきょとんを首を傾げるのを見て立ち上がる。なんか未知なる性癖を開眼しそうで怖いと思いつつ振り返り

 

「とりあえず早く引きずり出そう」

 

まずは引きずり出してから考えよう。机の下からじーと見られているのもおかしなものだしな、私はそんなことを考えながら龍花を机のしたから引きずり出す方法を考え始めたのだった

 

 

 

 

金ぴかと天の鎖の挑戦

 

「猫といえばあれだろう。光物、と言うわけでこれだ」

 

ギルが取り出したのはキラキラと輝く金のペンダント。普段なら何を馬鹿なというが猫になっているリューカなら。そんなことを考えながら机の下を覗き込むと

 

(かりかり)

 

手で耳の後ろをかいてふにーと詰まらなそうにそっぽを向いていた

 

(猫になってもリューカはリューカか)

 

光物に興味なし、むしろ猫化のせいで余計にそう言うものに興味がないのがわかる。普段なら可愛いとか綺麗とか位は言ってくれるが

 

「ふにー」

 

グルーミングをして完全無視。猫化していてもリューカはリューカだった。もしかすると綺麗ですねとか、可愛いですねといっているのは友を気を使っての言葉だったのかもしれない

 

「なん……だと!?」

 

驚愕に顔を歪めるギルを押しのけ、フローリングの上のペンダントを持ち上げて

 

「じゃあ、これはどうかな?」

 

電球の光りを当てて光りを飛ばしてみると

 

「うにゃ?」

 

さっきまで垂れていた耳がぴんと立ち尻尾を揺らし始める。良い反応だ、このまま出て

 

ピリリリリリ

 

「はい交代よ」

 

あちゃー時間切れか……僕は手にしていたギルのペンダントをギルに返しながら

 

「どうも動くものに反応するみたいだね。今はもう机のおくに戻ってるけど」

 

ペンダントの光りが消えたと同時にリューカは、さっきと同じように机の奥の椅子の足の間にもぐりこみ、ぺたっと伏せていた。どうもあの場所が相当気に入っているようだ

 

「我の贈り物を嫌っていたのか?リューカ」

 

自分の想いが何一つ通じてなかったということに気がつき燃え尽きる寸前のギルの襟首を掴んで引きずり、2番手のシロウとイリヤにバトンタッチしたのだった

 

 

 

 

ブラウニーと白い小悪魔の挑戦

 

机の下を覗き込む

 

「みにゃー」

 

あくびをしてむにむにしている龍花がそこにいる。手を伸ばせば届くかもしれないが

 

「ふーッ!!!」

 

手を向けた瞬間尻尾を立てて威嚇してくる、無理やり捕獲はさっきの二の舞になりそうだな

 

「それでイリヤどうする?俺猫の扱いなんて知らないぞ。犬ならまだしも」

 

我が家の頼れる軍用犬「バーサーカー」とにかくでかくて怖い。しかも背中にイリヤとかクロを乗せて走り回る。パワフルな黒犬のことをなら大体わかる。なんせかみ殺されかけながら色々と世話をしたのだから、今ならフリスビーを取らせる事だって出来る(以前はフリスビーを噛み砕いていた)

 

「うーん猫だから猫じゃらし?」

 

「んなもないぞ」

 

探しに言っている間に時間切れになるだろう、1人持ち時間は5分なのだから

 

「じゃあお兄ちゃん作って。新聞で」

 

「猫じゃらしを?」

 

「うん。猫じゃらしを」

 

とんでもない笑顔で何と言う難題を出してくれるんだろうか我が妹は。差し出された新聞を見て

 

(うーん、まぁやるだけやってみるか)

 

新聞とテープとカッターで出来るだけやってみることにした。しかし幼馴染が猫化したので新聞紙で猫じゃらしを作る

 

(これは一体どういう状況なんだ?)

 

一生のうちにあるかどうかの珍事態だなと思いつつ。俺は新聞紙を丸めて作る猫じゃらしの作成に集中したのだった……

 

~2分後~

 

「これでどうだ?」

 

持ちてはテープを巻いて持ちやすくして先のほうは細かく裂いた新聞ではたきのようにして見た。これなら反応するんじゃないかと言いながらイリヤに渡すと

 

「うん。これなら行けるかも♪」

 

イリヤがパタパタとそれを振るうと

 

「うにゃ♪」

 

ぴょこんと耳が立ちはたきを凝視し始める。それを見た俺は

 

(そこまで猫になっているのか)

 

幼馴染が猫になっているという、信じられない事態に軽い頭痛を覚えた物のこの調子なら出てくるかもしれない。そう思った矢先

 

「にゃう♪」

 

机の下から手を伸ばした龍花がはたきを掴む、しまったと思ったときにはもう遅い

 

「ふぎゃっ!」

 

「イリヤー!!!」

 

出てきたことは出てきたが一瞬。しかもイリヤの持っていたはたきを掴んでまた机の下戻った。突然の事に反応できなかったイリヤは椅子に頭をぶつけて昏倒した。机の下で龍花は

 

「にゃー♪」

 

両手ではたきを振って楽しそうにしている……今なら引きずり出せるんじゃないかと思い、手を伸ばした瞬間

 

「ふーっ!!!」

 

ゴンッ!!!

 

「ぐふっ」

 

椅子を両手で押してきた。予想外の攻撃に椅子を顔面で受け止めてしまった俺はそのままイリヤの横に倒れたのだった

 

ブラウニー&小悪魔 リタイア

 

 

 

 

騎士皇捕獲成功

 

龍花の椅子攻撃で、気絶した士郎とイリヤを見て思ったのは。今日の龍花はかなりアグレッシブということだった

 

(うーんどうやって机の下から出しましょうか)

 

さっき士郎が手を伸ばしたことで更に奥に隠れてしまった龍花を見ながら机の置くから出す方法を色々と考えてみる

 

猫じゃらし 龍花の奇襲があるため危険

 

光りを集める 上の理由と同じで時計が粉砕される危険性があるため却下

 

捕獲しようとする 全力で抵抗し暴れるため却下

 

どうするか考えていると、セイバーがきっちんから出てきて

 

「リューカ。ご飯ですよ」

 

ごとんとフローリングに置いたのは鰹節。皿の上に置かれているそれを見て。セイバーの方がお腹が空いているんじゃないだろうかと思っていると

 

「うにゃうにゃ♪」

 

するすると机の下から出てきて、両手で鰹節を摘んで食べている龍花をセイバーが横から抱き上げて

 

「捕まえました。リン」

 

にこにこと笑い龍花を抱きかかえている、セイバーを見ながら

 

(お腹空いてて気がたってただけだったのね)

 

余りに普通な理由にがくーんと肩を落とした。セイバーはフローリングの上に龍花をおろしながら

 

「リューカ、机の下に隠れては駄目です。判りましたか?」

 

「にゃう!」

 

判ったよと言う感じで頷く龍花は、その場にちょこんと座り。ひざの上に鰹節を乗せてもしゃもしゃしている。猫耳はぴこぴこと動き尻尾はへにゃっとフローリングの上で左右に動いている

 

(あーもうどこから見てもふわふわね)

 

龍花の天然気味の感じと猫化によるケモミミはとても愛らしい。白いゴスロリと組み合わさって猫の妖精と言っても十分通るレベルだ。携帯を取り出してカメラモードを起動しながら

 

「龍花写真とって良い?」

 

一応そう声を掛けてからシャッターを切ると龍花は鰹節を食べる手を休めて

 

「うにゃー?」

 

今の音はなーに?って言う感じであたしをしげしげと見つめていた。

 

「もー龍花可愛い♪」

 

「ふみゃああああああッ!!!!」

 

あたしに抱きかかえられ驚いている龍花の頭を撫でているとセイバーも

 

「本当ですね。可愛いですよ。リューカ」

 

頭を撫で続けられていた。最初は大人しくしていた龍花だったが、段々面白くないという顔をして

 

「ふぃみゃあああああああッ!!!!」

 

大きく息を吸い込むと突然叫び声を上げた

 

「「!耳が」」

 

鳴き声……いや咆哮と言うのは相応しい音波攻撃に。あたしとセイバーが耳を塞いだ瞬間に逃亡。

 

「良し今度が我が……「ニャーッ!!!!」ぐはあああ!!!」

 

ギルガメッシュが両手を広げて、龍花を捕まえようとした瞬間。下からの引っ掻きからの一閃でギルガメッシュが顔を押さえて悶絶する。

 

(自業自得ね)

 

恐らくだが、猫化していることで感が増しており。ギルガメッシュの邪な感情を感じ取ったのだろう。龍花はソファーに腰掛けて様子を見ていたはやてに近寄り

 

「にゃー」

 

その膝の上に丸くなりふーとっと唸っていた。はやてはやれやれという感じで肩を竦めて龍花の頭を撫でながら

 

「猫は自由気ままなんだぞ。そんなことをすれば嫌がるだろうよ」

 

よしよしっと頭を撫でるはやて。威嚇モードがとけごろごろと喉を鳴らす龍花にヴィータがタオルをかけると

 

「すぴーすぴー」

 

驚くほど早く眠りに落ちた。はやてはそれを確認すると器用に自分とクッションを入れ替えて

 

「態々来てくれてありがとう。私達だけではどうしようもなかっただろうな、折角の休日を潰させてすまない。お詫びと言ってはなんだが夕食を作るから食べていってくれ」

 

そう笑ったはやてはあたしとアルトリアに

 

「士郎とエルキドウを連れて買出しに行くから。変態が龍花に近づかないように頼む」

 

変態ギルガメッシュのことだと理解して頷く。寝ている龍花の前に座り込みギルガメッシュが近づかないように監視しながら穏やかな寝息を立てている。折角の休日が潰れたのは痛いけど穏やかな顔で寝ている龍花を見れたのだからとんとんかな。はやて達が買出しを終えて帰ってくる頃に龍花が起きてあたしたちが居ることに驚いたようだが遊びに来たのだろうと解釈し、時計を見て夕飯時だと気付いたらしく、慌てて起き上がって

 

「じゃあ私もご飯作りますね!」

 

にこにこと笑いはやてと料理を始める龍花を見てやっぱりお兄ちゃんっ子なんだなあと思いながら。シグナム達とダウとやポーカーをして時間を潰し、夕食を大勢で食べた。偶にはこういうのも悪くないなとあたしは思ったのだった

 

なお後日。この人同じようなメールが届き龍花の家に行くと

 

「わふ?」

 

「「「今度は犬か!?」」」

 

ボーイッシュな服装に犬耳尻尾の龍花を見て絶叫する事になるのだが、それはまたこんど語るとしよう

 

第54話に続く

 

 




動物系少女は可愛いですよね?1度流行ってみたかったケモミミねたです。面白いかどうかは不安ですけどね、次回は学校編。スバルとかを出したいなって思っています。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします
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