同じクロスオーバーの作品 作り物の少年と作り物の歌姫が終わりました。
もし良ければそちらも見て下さると助かります
また、いつも前編後編なのに今回は中編も入りその上いつも以上のスロー更新で申し訳ないです。
これからももしかしたらこのようなことが起きると思いますがよろしくお願いします
それではどうぞ!
アキトside
どうして模擬戦なんてしてるんだ…?。
ちなみに乗機はセイバーではなくカイロスである。
開始早々にメッサーに後ろを取られて、被弾はしていないものの、ピンチである。
ヴァ―ルの事もある。早々に決着を付けなければ!
「こんなものか。お前の実力は。」
「中尉!なんでこんな事を!これじゃヴァ―ル化が…」
「そんな事を考えてるようでは、戦場で無駄死にするだけだ。甘い考えは捨てろ。」
「く…っ!ァァァァア!」
俺は不意に、コブラをしてガウォークに変形、ガンポッドを放つ。…がまぁ当然の如く躱され、距離を離される。だけど後ろは取れた。中尉のヴァ―ル化の懸念もあるためこのまま決めようとしたが、
「…ぐっ!」
「中尉!」
言わんこっちゃない!
「もう、辞めて下さい。至急帰投を!」
「ま、まだ大丈夫だ。まだ…俺は…。」
言っても聞かないだろう。…もう、覚悟を決めるしかなかった。
ファイターに再度変形し、急加速。向こうも反転し、急加速。
お互い機体が向かい合う形で
「ハァァァァ!!」
「…うァァァァ!」
その後のことは何も覚えてない。
気づいたら俺は裸喰娘々の自室のベッドにいた。
そこに自室に来たマキナが。
「アキアキ…ごめんね。こんな事になって。時間があったらお祭り行ってって話したら…アキアキとの模擬戦で負けたら考えてやるって…なんでって聞いたら、今後アキアキしかメサメサの後白騎士と渡り合える希望がない、が俺が理由もなく模擬戦をやることはできないからって。仕方ないからOKしたんだけど…。てっきりシュミレーションでやると思ってたから…。」
「いえ…俺はいいんです。それでメッサー中尉は?」
「メサメサは大丈夫だよ。寧ろ気を失ったアキアキをガウォークで助けてここまで連れてきてくれたんだよ。凄いよね。それよりアキアキの方は?」
そうか…俺は…負けたのか…。
「自分は何とか…。それで…今は何時くらいなんですか?」
「午後8時過ぎ。メサメサもそうだけど…回復スピード早すぎだよね。」
「まぁ、中尉はともかく、俺はコーディネーターですから。」
中尉に負けた。即ちそれは次の戦闘での敗北を意味していた。
まだ鍛錬が足りない。まだ…っ。
俺は起きてシュミレーターへ向かおうとする。
「ダメだよ!起きたばっかなんだから…。」
「大丈夫…です。」
「だーめ!これは命令です!何より今日は休日だよ!偶には休まなきゃ…ね?それに…今回のこととか、さっきの裸喰娘々の時のお礼してないしね。」
「マキナさん…でも…俺が…俺しかいないんです。中尉がここを離れたら誰が白騎士と…」
もう大事な人を守れないのは…。しかも俺がいない場所じゃない、今度は目の前で…
そう思い、マキナさんを払いのけ行こうとする俺。
そんな俺を後ろから抱きしめるマキナさん。
「…ねぇ、アキアキ。Δ小隊って…ケイオスってアキアキ一人なの?」
マキナさんに言われた一言。
「それは…」違う。アラドさんやチャック、ハヤテにミラージュ更にはワルキューレの皆。それにメッサーも…まだ…。
「違うよね。」
「はい…。」
「確かに白騎士はちょー強いよ。それこそメサメサとやりあえる位に。でも…メサメサがいなくなってもそれで終わりじゃないよね。」
「…でも、あいつらが束になっても。」
「もーっ!アキアキはもっとみんなを信じても良いんじゃないかな?それとも…信じてないの?」
違う…俺はあいつらを信じてないわけじゃない。
「ちがっ…」
「そうだよね。でも、アキアキが仲間を失いたくないっていうのはわかるよ。アキアキは…本当は怖いんだよね。」
そうだ…本当は怖いのかもしれない。失うことに。自分のせいで。あの時みたいに。
「でも、みんなここにいる時点である程度覚悟は出来てる。前にメサメサが統合軍の相手に言ってたよね。
「…」
「だから…もう少し頼って。みんなを…私をね。」
「…はい。」
「さて!そうと決まれば、アキアキ行こう!ちょうどクラゲが飛ぶから!」
「へ?クラゲが、飛ぶ…?それってどういう…うわっ!?」
俺はマキナさんに引っ張られるまま外に連れ出された。
あたりは祭りの街頭が犇めく外。暫く歩くとそこには出店をたたんだのかみんなが。
「おっ、もう回復したのか。すげーな、コーディネーターって。」
「うるせぇ、これでも一回意識は飛んだんだぞ。」
「そいつは災難なこって。」
「なぁ…
「まぁな。まぁ…でもそんな事を言ってられる余裕は無かったんだよ。」
「…。」
「明日からメッサーはいない。俺たちが今まで以上に…強くなる必要がある。」
「あぁ…。」
「でも、1人じゃ出来ないって思った…気づかされたよ。マキナさんに。」
「頭上がらないな。」
「そうだな。ところで…メッサーは?俺より回復スピード早かったっていう。」
「あー…。」そう濁す視線の先にカップルの集団。その中にメッサーと…カナメさんが。そういう事か。あの人も大切な人がいた。失いたくない大事な人が。
そんな風に2人を見ていると。
「アキアキ!そろそろ行くよ!」
「待って、マキナ。私も。」
「えっ、いいよ〜!」
「えっ、レイナ、どうい…うわっ、助けろチャック、ハヤテ〜!」
「頑張って来いよ〜」
何をだぁ!
俺は2人に引きずられるようにカップルの中へ。当然メッサーとカナメさんの邪魔にはならない位置で。
「そういえば、なんでこんなカップルが多いんです…?」
「それは、」
「それはね~!このクラゲ祭りには伝説があってね!}
「クラゲの下で愛を誓い合った男女は未来永劫結ばれるっていう伝説」
「え…?それって」
「しーっ!私たちはか、関係ないよ!そうメサメサとカナカナの二人きりの所をより近くで見たいだけ…!うん!」
「同感。でも…これからも一緒にいたい。マキナと…お前と。」
「そうだね、レイレイ。」
「…」
その後いつもより濃厚な夜だったのは言うまでもない。
sideout
マキナside
結局思いを伝えられなかった…なぁ。伝えたかったなぁ…。
でも、一緒に居られて楽しかった。アキアキ最近思い詰めてたし…ね。
sideout
アキトside
次の日 メッサー中尉は異動した。
が、ほぼ同時に
「惑星アル・シャハルでヴァール発生!!新たに配備された部隊も一瞬で敵のコントロール下に堕ちた!気を付けろ!!あの歌が響いている!」
「感傷にも浸らせてくれないってか!」
「デルタ5、厳しいかと思うが」
「大丈夫です、アラド隊長。白騎士は俺が…俺たちでやります!」
「そうか、いくぞお前たち!」
俺は決めたんだ。この平和を…日常を仲間をみんなで守るって。
「デルタ5、アキト・D・ヴェロニカ。セイバーR、発進する!」
そして俺たちは
sideout
どうだったでしょうか。久々に書いたので今までと文体とか雰囲気が(悪い方向に)変わっていたりしてるかも知れません…。
そして、相変わらず、三角関係恋愛物が難しい…。
次回AXIA回後編 やっとここまで来た…尚、皆さんが気になってるあれはもう決めてあるのでご安心ください。
そして、自分もそうなのですが、皆さん体調にはお気を付けをしてください。
それでは次回予告
守るべきは自分?仲間?
苦悩するその眼に映るものそれは機体。
次回救世主の名を持つGとヴァルキリー
MISSIONPHASE_21 閃光のAXIA
誤字訂正・感想よろしくお願いします。