救世主の名を持つGとヴァルキリー   作:エガえもん

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お疲れ様です。エガえもんです。

すみません、急遽追加で30.5話の追加です。31に組み込もうとしましたが失敗しました。

そして先日(約1週間前)卒業式を無事…?終えましたぁ!やったね。

それにしてもコロナ以降から会えなくなった友人達に一気に会いましたね…。
どっと、疲れたのと同時にこうなんだか喪失感が…。


ただ、これで後は進むしかないという。ひぇ(断末魔)。

あと少しで社会人になります、読んでくださっている社会人の先輩方よろしくお願い致します…。

とりあえずはビジネスマナーと車には慣れとかねば…(尚、練習も兼ねて自家用車に乗った際色々あって駐車を失敗し自宅に自爆。走行に支障はないもののデカいのが出来て自家用車は修理へ行った模様)。

こんなんでこの先大丈夫か…?(不安)とりあえず一層気を付けていこうと思います。



それではどうぞ


MISSIONPHASE_30.5 新たな真実、戦うreason

~LIVE中に遡って~

 

ボーグside

 

あの後ウィンダミアを出てしばらく。いよいよ本格的に喉元へ嚙みつくという大事な時に、何故か急にワルキューレ共が配信LIVEを始めた。初めはただの悪あがきかと思っていたが周りの兵士共がコソコソ、デレデレしている。

 

「何をしている」

 

何か企んでいるのは明らかなので警戒を厳に対応しなければならないのだが。

見ている連中が…全く…

 

 

「貴様らァ!!!」

 

その後俺は消そうと頑張ったはずなのに

突然アップで緑髪の女…確かこいつはレイナとか言ったな。そいつが出てくる。

 

 

そして消そうともがいたものの、動揺して下手に課金してしまった。挙句

 

 

動揺して下手に課金してしまった。しかも消えない。どこに消す奴があるんだ…⁇

さらにその課金した額が額だったのか、挙句

 

『屑、ゴミ』

「!!!??」

『私は安くない女。この程度じゃ何も見せてあげられない』

 

そうして消える。俺は驚いた勢いで尻餅をついていた。

 

「……」

「あ、あの~、ボーグ様?」

 

お、お、お

 

 

「おのれ、ワルキューレぇ!!!」

 

どいつもこいつも俺を乱れさせやがって!…すぞ!

ついでに腹いせで俺が消そうとして課金した分は見てた奴の給与から引いてやろうかと思った。

 

sideout

 

 

時は現在~LIVE終了後

 

 

 

~マキナside~

医務室

 

外部との接続コンテナ付近で倒れていたレイレイを介抱して1時間程。

LIVEはどうにかこうにか終わって、ウイルスも無事100%浸透。潜入作戦に入るわけだけど…。

あの時のレイレイの「アキト…」という言葉。そして落ちていたドッグタグ。

改めて思うけど来てたんだよね、やっぱり。

 

色々と考えこんでたらレイレイが起きた。

 

「あ、レイレイ。大丈夫?」

 

「…おはよ。ここは?」

 

「医務室。外部コンテナ付近で倒れてたレイレイをここまで運んで検査。結果は特に身体に異常なしだって。良かったね!」

 

「ん…。マキナ、ごめん。LIVEの途中で。」

 

申し訳なさそうに謝るレイレイ。

その様子はいつものようでどこか何か隠してるように見えた。

「全然大丈夫だよ、無事ウイルスの方も浸透したし。これからが本番だからね!」

 

そうレイレイを励ましつつ、追加でふと聞いてしまった。

 

 

「もしかして……アキアキに会ってた?」

 

「⁉」

確信をいきなり突かれたのか明らかに動揺している。

会ってたんだ、この~☆!

 

「やっぱり。隠し事はいけないんだぞ~!」

 

「マキナ、あはっ、や、やめっ!」

 

「はぁ、はぁ…。それで、アキアキやっぱり来たんだ。それでこっそり抜け出した、と。」

「…うん。データ抜き取ってた。でも…撃てなかった。」

 

そう答えているレイレイはアキアキに会ったというのになんだか悲しそうな目をしていた。

 

「そっかぁ~そうだよね。いきなりだったもんね。それでアキアキどうだった?元気だといいんだけど…」

 

だから追加で聞く。今アキアキがどうなっているのかを。

 

「とんでもない闇にいる死にかけゾンビ。」

「…そこまでいう?」

 

ゾンビって…あの出撃後に恐らく想像を絶する経験をしたのだろう。

 

「ヴァ―ルの症状っぽいのもそうだけど、あいつ…自分に薬打ってた。多分身体も心もギリギリのところを復讐と目的意識だけで耐えてる。でも…止められなかった。」

 

 

やっぱり…か。彼の事だろう。恐らく仲間(元ヴェステンフルス隊)を失ったのを自分が原因だと思って、自分もMIAで完全に道が無くなって…って所じゃないかな。そんな中でもし、死んだはずの議長に会って、そのまま彼の目的のために墜ちてしまったって事だよね。

 

「…。」「…深い闇。何も見えない。ゾワゾワ…違う、ガクガク、ブルブル。正直、暗すぎて止められる気がしない。」

 

「大丈夫だよ、レイレイ。アキアキが背負ってる物、…あの子達の思い。ちゃんと伝えてあげなきゃ…ね?今それを知って、伝えられるのは私達だけなんだから。」

 

「…うん」

 

アキアキを救うためにはそれが一番だと思うから。

 

sideout

 

 

ハヤテside

 

ライブが終わり、ブリーフィングルームへ向かう途中。キノ少佐と鉢合わせした。

 

「…あっ。」

 

「出撃するのか?」

 

「はい…。そう言えば怪我はもういいんですか?」

 

「あぁ。」

 

「そうですか…そうだ、今度親父の事でも」

そう親父の話を出した瞬間

 

 

「直ぐにここから去るんだ。」

 

「……え?」

 

「君は…まだ若い。態々苦しみを背負う必要はないんだ。」

 

訳が分からない。苦しみを背負う?どういう事だ?

 

「…どういう事ですか?」

 

その答えとして帰ってきたのは

「君はウィンダミアと関わってはいけない。」

 

 

 

彼はそう言うと去ってしまう。キノ少佐からの口調からして以前からの隊長は何かを隠しているという疑問は確信に変わった。しかしながら

 

「どうして、ウィンダミアの話が…。」

 

 

 

 

ある種の嫌な予感を感じ

俺は急ぎ足のままブリーフィングルームへ。みんな、いるな…。隊長も

 

「遅いぞ、ハヤt」

 

「どういうことだよ!!!!俺がウィンダミアと関わったらダメってどういう意味だよ!!!!」

 

 

そういった瞬間。隊長はどこか諦めたような。遂に隠し切れないような表情になった。そのまま畳み掛ける

 

「あんたとキノ少佐と親父はウィンダミアにいたんだな」

 

「聞いたのか」

 

「親父が一体なんだってんだよ!」

 

 

俺が隊長に詰め寄っている間カナメさんがみんなを外につれだそうとしていたが隊長が制止する

 

「構いません。いずれ知る事です。」

 

そうして彼の口から語られたのは

 

「ウィンダミアに次元兵器を落としたのはライト・インメルマン。」

 

その名前と事実に俺は驚愕し

 

「お前の…父親だ。」

 

 

同時にどうして関わるべきではないのかという真実を知る事となった。

 

7年前 ウィンダミア独立戦争末期 当時少佐だった親父は秘密裏に独立派と内通。

軍が秘密裏に保管していた次元兵器を強奪、そして駐留基地に投下。多数のウィンダミア市民諸共、消し飛ばした事実だった。

 

 

 

「そんな…」

 

フレイアのルンが曇っていく。それはそうだ。それでも俺は…信じれていない。

帰ってきた答えが親父はフレイアの星を市民ごと吹き飛ばした統合政府にとっては反逆者、ウィンダミアにとっては大虐殺者なんだもんな…。

 

辺りが静かになる。俺だけじゃない、正直皆何も言えない状態なんだと思う。

しばらくしてチャックが口を開く。

 

「んじゃ、ウィンダミアの言ってた事が正しかったって事っすか」

 

「でも新統合軍はどうしてそんな嘘を」

 

「条約では次元兵器の使用はもとより惑星への持ち込みすらも禁止させられている。軍はそれを破ったからな。恐らく後ろめたさから隠蔽したんだろう。」

 

正直、俺は何言っているか分からなかった。ただ怒りしか湧かない。どうして、

 

「…どうして黙ってたんだよ!」

 

隊長はその問いに淡々と答える

「第一級軍事機密だ…これで満足か?」

 

分かってる、隊長にも言えないんだろうって。でも俺はそういう答えが聞きたいわけじゃない。

 

その後のブリーフィングは怒りだけじゃない色々な感情が渦巻いてそれどころじゃなかった。

 

「以上で、ブリーフィングを終了する、各自解散!」

 

ブリーフィングが終わり各々出ていく。

俺も出ようとすると、隊長がふと話始める。

 

「ライト隊長。お前の親父さんは、不思議な人でな。何の変哲もない石ころを集めたり、ガラクタを大事に取っていたりとつかみどころがない面白い人だった。」

 

その口調はさっきのとは違う。俺が聞きたかった話だ。全く、親父らしいよ。

 

「いつもウィンダミアの子供たちを集めて遊んでいたんだが、きっとお前のことを思い出してたのかもな。…何が真実かは分からん。ただ俺は、あの人が大量虐殺なんてする人じゃないと、そう信じている。お前はどうなんだ?ハヤテ・インメルマン」

そう言ってブリーフィングルームから出ていく。

 

 

俺は…俺は。何を信じるべきなのか。

 

 

 

そのまま俺の足は自然とフリーダムの元へ。

整備されている今は灰色の機体。その目は当たり前だが何も語らない。

 

 

フレイアの故郷に大虐殺をもたらしたのが俺の親父だとして俺は次から飛べるのか?彼女の為に。俺は…。

 

もう飛ぶことを辞めてしまった方がいいのだろうか。それに俺にウィンダミアを撃てるのか。いっその事、撃たれてしまった方が…いいのかも知れない。

 

そう思いかけてると

 

 

 

「ハヤテ、でいいんだよね」

 

キラさんが話しかけてきた。突っ立っていて邪魔だったか?

 

「す、すみません!どきます。」

「いや、そうじゃないよ。その、大丈夫かい?…昔の僕みたいな顔をしていたからね。」

 

俺はさっきの事を話す。そして俺の親父が今起きてる事の一因なのなら俺にウィンダミアを撃てるのか。

 

 

「…信じられない…か。」

「親父が大量虐殺した人じゃないと信じたい。それは当時一緒にいたアラド隊長もそう言ってたんですけどね。」

「そっか……少し僕の世界の話をしようか。僕の大事な親友のお父さんかな、その人はある理由で…奥さんを大虐殺で失ってその後更に色々積み重なって自分たちも死にそうになって…最終的にそれらを行ったナチュラルを憎んで地球そのものを滅ぼそうとしてた。」

「…!」

 

俺の親父はそういう人間だっていいたいのか。変だけれど優しかった親父が、何かしらのスイッチで―そんなはずはないと思わず怒りが湧きかけたが続けて彼は話し続ける。

 

「だけど…僕の双子の姉さんっていったらいいのかな。その人のお父さん…もとい養父さんは、自分たちの国、人、信念を守るべく自爆した。次の世代や自分の国、人を侵略者から救うために。それで色々と…巻き込んだりしたけどね。」

「…何がいいたいんですか。」

 

そう俺が問うと彼はどこか遠くを見ながら

 

「何が本当なのかは分からないっていいたいのかもね。特にその…内面は。」

 

そういう彼の目はそう語る自分自身にもそういう事があったという目をしていて

 

「…」

「起こった事は残酷だけど事実かもしれない。でも、その人が何を思ってそうしたのかは。まだわからないよ。」

 

更に

 

「それに、君の所のお父さんはウィンダミアの人達にも優しい人だったんでしょ。あとは…自分が感じたお父さんを信じてあげなよ。それにお父さんはお父さんだ。君とは違う、君が無理にそれを背負う事もない。自分の思うままに行けばいいと思う。…真実はそうしてればいずれ見つかるはずだよ。」

そう言って彼は自機へ行った。

 

 

俺は俺か。そうだよな。これまでもそうだったじゃないか。まだ真実は分からない。親父が悪意を持って虐殺したのか。それとも何かしらの意図を持って落としたのかは。

だけどそんな事に囚われてちゃ今は駄目だ。俺は俺らしく飛ぶしかない。

 

結果や真実は後から分かるはずだ。

 

sideout

 

 

 

マキナside

 

ハヤハヤのお父さんの衝撃の事実を語られたブリーフィングを終え、部屋に戻る途中レイレイがこんな事を言ってた。

 

「…アキトが言ってた。全部敵だ、世界を変える…リセットするしかないって。あいつの言ってる事はあながち間違いじゃないのかもしれない。」

 

「レイレイ…?」

 

「あいつには統合軍もウィンダミアも腐ってて、あいつの元いた世界と同じに見えた。って考えたら自然と。」

 

確かに今の状況はアキアキに取ってはこれまでと一緒の戦争そのものだものね。

 

「そうだよね、そんな状況で大事なあの子達を目の前で失ったんだものね。…だけど」

 

「だけど?」

 

「アキアキが話してくれた状況にはまだなってない。全滅戦争。」

 

「そうだけど、いずれそうなるかも」

 

「そうならないように私たちがいるんだよ。だからはやくウィンダミアを止めて、アキアキも止める。それで終わり。みんななくしちゃおうなんて駄目だよ。」

 

この想い(好意)もこれまでの事も全部全部なくなっちゃうなんて駄目だよ。

アキアキはヴォルドールにもくるはず。

 

必ず見つけるから。

 

 

sideout

 

 

ハヤテside

 

「降下ルートは既に確保してあります。」「ご協力感謝します。」「それにしてもこれがMS、話には聞いてましたがこんなのが…」「いえ、まぁ…」

 

アラド隊長と以前俺とフレイアで助けたララサーバル大尉が話し

 

「降下ルート確認急げ!」「Δ小隊各機の固定、チェックしとよ。MSだってあるんだから」「ストライクのパックはオオトリだぞ!いいか!」

 

色々と周りが騒がしい。そろそろ降下するのは間違いない。

そんな中チャックとミラージュから通信が。恐らくあの事で俺にあると心配してくれてるんだろう。感謝だな。

 

「ハヤテ、その…」

 

「分かってる、今はあれこれ考えない。俺は俺の出来る事をするだけだ。それでいつか真実を俺の目で確かめてやる。」

 

 

「ハヤテ…。分かりました、私も力になります。何かあったら言ってください。」

 

「あぁ、ありがとう。」

 

「にしても、メッサーまでMSを出すとはね」

 

「一体どういう事なんでしょう。バルドフェルド隊長曰く戦力強化と仰っていましたが」

「俺たちには関係ねぇよ。あいつにはあいつの考えがあるんだろ。」

 

こう話し続けていると更に通信が。キラさん?

「あ、ごめん。もしかして話してた?」

 

「いえ、大丈夫です。どうしたんですか?」

 

「二人ともMSでの大気圏突入は初だからね。先輩として色々と話そうと思ったんだ。」

 

「確かに、大丈夫か?ハヤテ、ミラージュ」

 

「私はシュミレーションで何度か、」

 

しまった俺は…。色々あって忘れてた。

 

「やっべ…」

 

「ハヤテの乗っている方…フリーダムで僕は大気圏突入してアラスカまで降りた事があるから大丈夫。PS装甲もあるしね。ぶっつけ本番だったとしても降りれるよ。でも一応降下ルートのデータを送っておくから参考にしてね。」

 

 

「ありがとうございます。」

 

「良かったな、ハヤテ」

 

 

「おっと、そろそろ作戦開始だね。それじゃまた」

 

通信が切れ同時にヴォルドールが見えてくる

 

 

 

「作戦開始!ヴォルドールへ潜入する!」

 

 

隊長のこの言葉と共に作戦が始まった。

 

 




はい、どうでしたでしょうかね。


31に組み込もむつもりが予想外に長くなりキリが悪くなった為、急遽30.5になりました。申し訳ございません。その分32に想定していた分が31に来ます。多分。
ハヤテパッパの衝撃の事実とキラとの絡みかいてたら長くなるとか思わなんだ。

久々にキャラ動かせたなぁ、アキト一切出てないけど。主人公とは(哲学)。


あとはまぁちょろっと出てきたストライク。パックはオオトリ。大気圏突入できそうなのがあの対ビームコーティングシールドが保有できるエールと、オオトリくらいしかないなと思い恐らく手数の多いこっちを選択したんじゃないかと推測。


次回は確実にMISSIONPHASE_31です。それはちゃんとします。

以前から言ってましたが、これから社会人となる事でまた更に不定期になります。ですが気長に待ってくださればと思います。よろしくお願い致します。


それでは、誤字訂正・感想よろしくお願いいたします。




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