救世主の名を持つGとヴァルキリー   作:エガえもん

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お疲れ様です。お久しぶりです。
随分と時間がかかりました。頂いたメッセージに返信も出来ず仕舞いで。

仕事が忙しかったり、プライベートで色々とあったりまぁ元気かと言われたらどっか心は壊れているんじゃないかなとか思ってます。

仕事は楽しいです。ただプライベートは色々あってまぁ酷くなりました。
引っ越しも色んな事情が絡んで出来ない状態になりました。

そんな感じです。

それではどうぞ!


MISSIONPHASE_31 revenge、新世界へのエマージェンス(前編)

ハヤテside

 

「あ…」

俺は今、動揺している。

 

「よっ…ハヤテ。久しぶりだな。」

「あ、アキト…お前!」

 

アキトがいた。いやがった。

 

「相変わらず、色々と散漫だな。」

 

そう笑う奴の顔は酷くやつれていた。

 

 

とりあえず、ここに至るまで何があったのかとりあえず話そうと思う。

 

俺たちは遺跡調査の為に惑星ヴォルドールへ降下。森の中に機体を隠し、各々チームに別れ遺跡を目指していた。

アラド隊長にメッサー、カナメさん。俺、フレイア。ミラージュと美雲さん。マキナとレイナ。

チャックは上空よりデータ取集作業だった。

 

こうして遺跡に向かっている時にフレイアが消えた。

 

「フレイア?フレイア⁉…あいつ…どこに。」

 

こうして俺は一人森をさまよっていると。

 

「…!」

 

ヴァール化した兵士に狙われていたようだったらしい。

「やべっ!」

 

撃たれ

 

そう思った瞬間にヴァール兵士の眉間に突き刺さるナイフ。倒れる兵士。そして―

 

現在に至る。

 

 

「相変わらず、ここにいるんだな。」

 

刺さったナイフを抜き、血を拭きながらあいつは話し始める。

 

 

「お前、MIAって、」

「幽霊なんかじゃないぜ。しっかり生きてる。…すまないな。色々あって、一切連絡は出来なかった。」

 

生きてる―そう言う奴の顔は死んだような目をしていた。そのまま続けざまに話し始める

 

「みんな、元気…いや元気だよな。あんな事があっても諦めずにこうして戦っているんだから。」

「……なぁ、ケイオスに戻ろうぜ、な!隊長やチャック。フレイアやミラージュにメッサー、それに一番・・マキナやレイナお前の生存を信じて待ってた!だからさ、」

 

まだキラさんやラクスさんの話だけだ。もしかしたら…アキトが戻ってくれるかもと信じて問う。

戻ってきてくれたらきっと大丈夫だ。だから

 

「…」

だけどやっぱり

 

「アキト?」

「悪いな。戻れない。…知ってんだろ。どうせ、レイナから拡散されてるだろうし…な。俺はもうあの時の俺ではいられない。」

「どうしてだよ!」

 

俺は隠密作戦を忘れるかのように感情的になり思わず叫ぶ。

 

それに対して奴は

「戦争を終わらすためだ。根本から。」

 

そういった奴の表情は酷く濁って。

冷たかった。

 

sideout

 

アキトside

 

俺はハヤテと対面する。

そのつもりはなかった。助けるつもりなんて。でも体が動いちまった。

 

どうしてだよ…か。

 

それは勿論

 

「戦争を終わらすためだ。根本から。」

「どういう意味だよそれ。」

 

しょうがない、話してやるか。この戦争の真実を。

 

「なぁハヤテ…このまま戦って、その果てにこの戦いって終わるか?」

「終わるさ、終わらせるために皆必死に自分ができることをしてる。そうして球状星団を…ラグナをウィンダミアから救うんだ。それで終わりだろ、な。」

「その後、また戦争が起きても…か?その時あの戦いは終わったなんて言えるのか。」

 

奴は黙る。

「…それは。」

 

そのまま追い打ちをかける。

 

「前にさ、あっちの世界のこと話したよな。お互い全滅しかけたって話。」

「あぁ。」

「今の状況はまさにそれだと思わないか?」

「…」

「統合軍とウィンダミア。どっちも色々と理由を付けて、次元兵器や反応弾を民間人がいる所で平気で使ったり、民間人を細菌兵器でおかしくして洗脳したりさ。これじゃどっちが勝とうが…また起こる。そしてまた…悲劇を繰り返す。そうは思わないか?」

 

 

ここまで話すとあいつははっと驚いたような表情になり 

 

「アキト…。お前。まさか統合軍も」

「打倒統合政府なんて突拍子も無いこと。出来ないと思ってんだろ。……ウィンダミアはあと少しでやるぞ。それ。」

 

俺はそのまま言い放つ。この戦争どちらかじゃない。両方滅びなきゃ終わらないさ。

「俺たちがそうはさせない。」

 

正義の味方にでもなったつもりか?

「…無理だな。ラグナを守れなかったお前たちにどうにか出来るとは思えない。……それに俺にとってもあの時の戦争はまだ終わってなかったみたいだ。ラクス・クラインやフリーダム、バルドフェルド隊長が居て、俺の目の前には死んだはずの議長がいる。まだ終わってない。議長お抱えの二人がやられようが…世界が変わろうが。もう、後悔しないための力がある。だから俺はあの人の元でこの世界もあっちも…ちゃんと一回壊す。その上であの人がきっと再生してくれる。世界はそうなる必要がある。」

 

「そんな必要…!……誰だってこんな馬鹿げた事辞めたいって思ってる。そういう奴らまで…お前は」

 

そんなのはただの幻想で

 

「そんなの待っていたらみんな、そう思ってる奴らに殺される!…人間っていうのは欲望に忠実で…愚かで、恨みと憎しみみたいな負を持つ大半の連中と金しか目もくれない力を盛った少数によって世界がなってる。そんなんで…戦う必要がないはず、戦いたくない連中が戦って死ぬ。…多くの命が消える。残された連中は、殺したやつを恨み、この繰り返し。そんな世界……俺は嫌だね。」

 

「だけどお前がやってる事はそれ以上だ。嫌だから、無理だからっていうだけで諦めて…お前の言ったその人たち諸共全てを滅ぼすなんて間違ってる。正気じゃない。」

 

正気?そんなものはもう持ち合わせてないかもな。俺には

『アキト!』『馬鹿ト』『アキトさん!』『先輩!』

 

あいつらはなんで死んだ?なんでだ?俺が死ねばあいつらは、生きていたはずだ。俺が殺した。なんで殺した?

 

「俺は正気さ!どこ行っても変わらない、世界が、スケールが!広がっただけで何も!そんな世界で考えの甘かった俺が…あいつらを殺し、やがて守りたいもの全てをを殺す!だからその前に全て、俺が…。」

「アキト…お前。」

「いいか、戦いなんて辞めて他の道を探すんだ。空を飛ぶなら色々と他にもある。……彼女も連れてだっていい。お前は守るべきものがあるんだから。俺と同じように業を背負う必要はない。戦うのは失うものがない、ただ業を背負うしか道がない俺だけでいい。だから…」

 

だから俺にもう親しい奴らを…大事な人(マキナやレイナ)を奪わせないでくれ。

 

俺の前から消えてくれ。

 

「……背負う業がない、か。」

「そうだろ、人を殺したくない。だけど殺す、奪う重さを知っている。だけどそうして守るべき者もいる。ここから失う苦しみ、業を背負ってみろ。お前はお前でいられなくなる。そうなる必要なんてどこにもない。」

「それはそうだけど…俺には親父の罪を背負う可能性がある。次元兵器を落とした親父の罪を。」

「…もしかしてあの映像のか。」

「あぁ、そうだよ。つい最近知った…親父の同僚と…それを知って隠してたアラド隊長から。知らされたが正しいけどな。お前はこの戦争に関わらない方がいいって。同じようなこと言われたよ。態々苦しみを背負う必要はないって。でも隊長も…俺も親父がそんな大量虐殺する人と信じてない信じられるか。だから真実を知りたい。あの時なにがあったのか。だから逃げる訳にはいかないんだ。その為にも戦う。」

 

 こいつも、俺と同じか。業を背負う覚悟があるなら一緒に戦ってくれるはずだ。

 

「…そっか。それなら俺と一緒にこないか?過去に縛られている者、業を背負う覚悟があるならあの人は協力してくれるはずだ。そのための力も」

 

あるのだから

 

sideout

 

 

マキナside

 

「…アキアキ。」

 

ハヤハヤの通信を傍受した私は膝から崩れ落ちる。

やっぱり根っこの部分は何も変わらないアキアキがそこにはいて。だけどもうそれはきっと消えそうで。

そしてどこまでも独りよがりで。

 

「…会わなきゃ。伝えなきゃ。」

 

きた道を戻ろうとした。

「ダメ、マキナ。」

 

「なんでレイレイ!」

 

レイナに止められる。

 

「ここで離れたら水の泡。逃げられる可能性もある。それより」

「遺跡で、歌って正気に…でも。」

 

もしアキアキが正気なら。歌もなしに正気であったのなら。

 

できるのだろうか

 

「やっぱり私行ってくる!レイレイは遺跡に行って!」 

 

お願い。行かないで。

 

「待機中の機体を射出準備して。」

「何行っているんですか姉御!あれはパイロットが」

「大丈夫だから!お願い!あとオートパイロットプログラムも!」

 

私がちゃんと

 

sideout

 

 

ハヤテside

 

アキト、お前。俺は…そっちに行く権利があるのか?戦争を止めるなら…

 

 

『君はウィンダミアと関わるべきではない』

 

『第一級軍事機密だ…これで満足感か?』

 

 

 

 

 

脳裏によぎるその声。俺もそっちに行けば…清算できるのか?でも俺はまだ親父を…極悪人のヤバい奴だとは…そう思えない。

 

 

 

『お前はどうする、ハヤテ・インメルマン』

 

『自分の思うままに行けばいいと思う。…真実はそうしてればいずれ見つかるはずだよ。』

 

 

 

 

 

隊長が隠してたのには機密以外にも信じられない思いがあった。俺だってそうだ。だから…俺は!

 

 

 

「俺は、それでも俺は俺だ。お前とは違う!過去ばかり、事実だけを見て、そいつらの内面を見ないまま都合のいい言葉に引き寄せられて、力に溺れたお前とは。俺は今出来る事をやる……俺の今の仕事はフレイアをワルキューレを守る事だ!」

 

 

 

アキトside

 

はっきり断られた。力に溺れた…か。でもその力が無ければ俺は…生きていけない。力が無ければ、目的を果たせない。俺はそれを知っている。例えそれが自分の本当に欲した力じゃないとしても。

 

 

 

「そっか。お前にはそれだけの事をやれる覚悟も力もあるって事か。」

 

「アキト、お前だって分かっているんだろ。こんな事することに、死んでいったあいつらが帰ってくるわけでもない。マキナやレイナ、みんなが喜ぶわけもないって事くらい。」

 

「それ以上言うな!!!!……残された奴はなぁ、一生自分を呪って何もできずに死ぬか、復讐するために位しかない。でも俺は違う、あの人の元で世界を変える。そうしてもう誰もこんな想いをしない世界にする。

 

だから俺はこの戦争終わらせるために、もう誰も死なない世界にするために。どちらも滅ぼさなきゃいけない。腐った連中を全ていなくなった世界にする。だからその邪魔になるお前を…お前らを撃つ。」

 

「…やっぱり分かり合えないんだな。俺たち。…なら俺もお前を撃つ。俺が守りたいものを守る為に。」

 

「そうかよ…じゃあな。」

 

 

 

俺はそのまま森の中に逃げる事にした。どうせ追ってはこない。だけど、覚悟を決まったな。皆を撃つ。あの人の邪魔になるものは全て俺が。

 

もう俺は味方殺しだ。だから今更…今更…。

 

しばらく走っていると。

歌が始まる。きっとハヤテ以外の誰かが着いたんだろう。

妨害のためにウィンダミアの機体も出てくる。

 

その中にがいた。

 

 

俺はそのままミラージュコロイド散布で待機させていた機体を起動。

僚機の二機には露払いをしてもらう。

 

「…ケリをつけようか。」

コンドコソ終わらせて

 

「俺は…いや私はあの人の剣に。」

 

sideout

 

 

 

 




はい、どうでしたでしょうかね…?


前編は会話シーン多めです。後半は戦闘シーン多めの予定です。

メッセージの方、返信が出来てない状況ではありますが徐々にキチンと返信していきますので今しばらくお待ちください。
また、職場にもといある先輩にこのアカウントバレを起こしました、まぁ半ばばらしたようなものでもありそうですが。
まぁ口止めしたとはいえいずれ広がる気がしなくもない。

そんな感じです。

益々下手に書きにくくなったなぁ…。

それではまた後編でお会いしましょう



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