書き溜めてたので…。しばらくまた更新できないのは明白なので計3本(前編・後編・EX-06)一気に上げておこうと思います…。
それではどうぞ
アキトside
「今度こそ!死ね!ワルキューっ!この風!」
「はぁああああああ!ボォーグ!!!!貴様だけは、貴様だけは俺の手で!」
俺が前に進む為に!戦争を終わらせるために
しね!
「ほざけ!」
奴からマイクロミサイルがばら撒かれる。バルカンで対処しつつ後方にランダム回避。
しかし爆煙の中から奴が接近して襲い掛かる。
そのスピードが明らかに以前の時から上がっている。なるほどな…。遠距離だと決着が付かないと踏んで、不意を付いた…接近戦に特化でもさせたか!
向こうの抜刀速度が地味に早かったもののどうにかビームブーメランで受けきる。
だが出力的に…厳しいな!
「ぐぅ!」
「掛かったな!」
だがそれを見越していたのかリルドラケンのビームバルカンを至近距離でぶっ放れる。
「があああああ!!!!」
機体にダメージが入る。一発一発は大したことはない物の…このままじゃ…。しかし距離を離したら詰められて刺される未来が…
「これで終いだな!貴様を倒して俺はワルキューレを…穢れている連中を」
糞ったれ…。よくもまぁあれから学んだなぁ。だけどな…。お前を殺らなきゃ…。
「そいつらを殺し陛下が正当な歌い手となる!」
仇を取らなきゃ…。もう誰も、悲しませない為に、彼女達マキナやレイナが悲しまない世界にするために。
だから
「ああああああ!!!!」
俺はビームブーメランの出力を上げ、一時的に圧倒。と、同時に胸部バルカンを奴のメインカメラへと放ち、目潰しをする。その隙を作った後、少しだけではあるが距離を空ける。
「それも見切っている!」
奴は変形しそのまま突進。クローで俺を捕縛した。
「くそっ、これじゃ…。」
「貴様とやりあって無傷でいようとは思っていない!」
そのまま背部高エネルギービーム砲のチャージがされる。
こいつゼロ距離で
だけどここまでなら想定済みなんだよ
「分離!」
俺はシルエットを分離。出力が大幅に落ちる。だけどそのお陰で奴の拘束を抜ける。
そのままナイフを取り出し
「しまっ」
「ぐぅう!!」
直ぐにくる機体同士がぶつかる衝撃。だがその勢いでそのチャージしている砲口にそれを突き刺した
目の前が爆ぜる。
落ちる両機。
…「はぁ、はぁ。」
動けずその場に倒れ込むカオス。立ち上がるインパルス。
お互いの装甲から色が落ちる。それはお互いの核エンジンが機能を停止し、もう残存バッテリーのみで動いている。そういうことだ。
「ご自慢の…風はもう吹かな…いな!とどm…」
俺は落下していたシルエットからエクスカリバーを取り、突き刺そうと迫る。
脳裏に過るのはあいつらとの優しい記憶。そして…
『馬鹿ト…!私は…!』
ああ…あああっ!
これで
「オ ワ リ ダ!」
止めを刺そうとした。その瞬間
「やめなよ!」
聞き慣れた声
正面に立ちはだかる機体。
「…セイバー?いや細部が違う、ってかそれに乗ってるの…。」
どうして。なんで。貴女がそんなものに乗って
「もういいよ、これ以上こんな事しても誰も、あの子たちも、救われないよ!」
マキナ、なんで。ドウシテ。
「なんで…そんな…」
動揺している俺を無視し彼女はコックピットをオープンさせ姿を見せる。
「あの子たちはそんな事望んでない!救って貰って感謝してたの!それでも、アキアキ自身が自分の為に生きていけるようにって!」
なにいっているんだろう。俺はあいつらを殺したのに。救っただなんて。そんなことしてないのに。
「……それでも俺は。あいつらを殺したこいつを生かした俺の甘さを…!やらなきゃまた大事な人が…!」
「だからって、こんなことして残されたみんなが喜ぶの⁉………独りよがりもいい加減にしてよ!!」
「っ」
「いっつも一人で。自己犠牲して今度はたった一人で世界をって思ってるんでしょ。」
「で………も俺は俺がいるとみんな死んじまう!俺が甘いから!誰も救えない!………誰も助けてなんてくれない。助けられないのに助けを求めるなんて!」
「馬鹿!助けなんてアキアキいつも出さないじゃん!独りでどこまでもどこまでも。誰か救おうとしていっつも。」
「でも、俺は、あいつらの死を…無駄にしたく…ない。でもどうしたらいいのか分からない…どうしたらいいんだよ!」
「…一緒に考えていこ。みんなで。あの子たちの死はアキアキだけじゃない。私たちだってね。」
「…」
「だから、帰ろう。」
俺は…俺は…オ…レ。
「あぁ、だから助けて………くれ………。ああああああああ!」
「アキアキ⁉」
あの人の驚いたような声を聞きながら俺は
俺は消えた。
sideout
マキナside
みんなが後ろで歌ってくれている。戦ってくれている。だから私は。アキアキと初めて本当の意味で向き合えた。
なのに
突然歌が聞こえる。ラクラクに似たような。でも冷たく機械的な歌。そして
「やっかいだね、やはり歌姫というのは」
「アキアキ…?」
その感じはまるで別人のようで。
「やはり、殺すべき存在だと…そうは思うよ。私は。」
その機体には悪魔のような翼が再び生えたように見え、そして毒々しい色に染まっていった。
sideout
今回、後編は少な目文章となりました…。
この後の展開考えたらここで切るのが賢明かなと思いまして。Δ小隊側の戦闘は次回以降描写して、尚且つ議長に乗っ取られたアキトの最後も描写していこうかなと思います。
主人公だよな…これは主人公。なんだ最後って。
まぁ次回予告行きましょうかね。
次回予告
交わらない思い
求めた救いと届かぬ想い
「助けて」と叫んだ言葉はどこに
次回 救世主の名を持つGとヴァルキリー
MISSIONPHASE_32 mirage、乗り越えるべき者 本当の救世主。
さぁその翼を広げろ ザルヴァート!
誤字訂正、感想何卒宜しくお願い致します。