蒼い槍兵と赤い弓兵のおはなし   作:第二部のセイバーが欲しいマスター

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小説を書くのは初めてですが、書けば出る教を試そうと思いまして。書き方(行間の空け方)など、おかしいかもしれません。その際はご指摘下されば幸いですm(_ _)m
後、この話では壁ドンまでいきません…


本編
その出会いは、きっとーー


 

ーそれは運命(Fate)だったのかもしれないー

 

 

 最初の出会いは最悪だった。何せ結果的に遠坂のお陰で助かったとはいえ、その朱槍に心臓を穿たれ(オレ)は一度死んだのだから。たとえマスターから目撃者は消すように命じられていたとしても、自分を殺した相手に好印象を抱く筈がない。

ーーしかし。いつからだろうか。衛宮士郎がエミヤシロウとなり、守護者となり。アーチャーとして数々の聖杯戦争に召喚され、何度も会い、戦う内に。…いつしか私は惹かれていた。今回の人理修復の戦いでは、冬木では敵対していたがその後は共に戦える事を密かに喜んでいた位だ。本人には絶対言わないが。最も、アイルランドの光の御子である彼が私などに振り向くとは思えないが。いつも皮肉混じりの発言ばかりしている自覚はある。私が女であれば違っていたのだろうか。

ーーそう、思っていたのに。

 

 

 ーとある日のカルデアー

 昼食。それは私にとっては戦場。英霊達は基本的に大食いだ。アルトリアはその最たる例だろう。つまり、作ってもどんどん食べられていく。全力で作り続けるしかないのだ。まあ、私の料理で満足してもらえるのは嬉しい。

 ただ…誰か手伝って欲しいと切実に思う。手伝い係が皿割り係になりそうな者が一定数いるとはいえ。サーヴァントに食事は必要無いなどと無粋なことを言うつもりはないのだが、私とブーディカだけではそろそろ厳しいものがある。

 今日も乗り越えられて本当に良かった。疲労には無縁なサーヴァントとはいえ、精神的にはそうでもないのだ。

 

 

「おかあさん!ごちそうさま!」

 

「…ジャックか…私はおかあさんではないと何度も言って」

 

「またね!ナーサリーとあそんでくる!」

 

「片付けがまだ…行ってしまったか。」

 

 

 パタパタとジャックが走り去っていく。片付けをしないのは直らないようだと溜め息をつき、ジャックが置いたままの食器を片付ける。まあ、好き嫌いが無いだけ良いのかもしれない。

 

 

「全く…誰がおかあさんだ…」

 

「鏡を見てみろよ」

 

「っ…!?なんだ、ランサーか。」

 

「誰だと思ったんだ?後、ランサーは他にもいるだろうが。紛らわしいから名前で呼べば良いだろ…」

 

「それは…」

 

「どうした?」

 

 

 何か言い返そうとして口ごもる。名前で呼ぶのが気恥ずかしいなど、言えるわけがない。柄でもないというのは自分でも分かっている。ただ、どうも自分はランサー(クー・フーリン)の前では調子が狂うようで…皮肉ばかり言ってしまうようだ。これが他の相手ならばもう少し態度が柔らかくできるとは思うのだが。ギルガメッシュ?あれは例外だ。全く仲良く出来る気がしない。性格も宝具も正反対な相手というのも珍しい。

 

 

「…いや、何でもない」

 

「そうか?なら良いんだが」

 

「おかわりなら無いぞ」

 

「違うわ!あー…この後、何か予定はあるか?」

 

「いや、夕飯までは何も無いが…」

 

「じゃあ、後でオレの部屋に来ないか?話したいことがあるんだが」

 

「君が話とは珍しいな…明日は槍でも降るのではないか?」

 

「余計なお世話だ!先に部屋に行っているからな」

 片付けとかあるから、夕飯の仕込みとか終わってからで良いぞー、と言い残し彼は去っていった。

 

「話とは何だろうか…」

 まあ部屋に行けば分かるだろうと考えていた自分は気楽なものだったな…と後で思った。

 




何とか書ききれた…!うちにエミヤはいないので、是非来て頂きたい。

続きは書き次第投稿しようと思います。
 
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