兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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途中で視点変わります。


九十四 落ちた悪魔

松田と元浜の二人に倒されたかと思われたディオドラ。

 

だが、突如復活し二人に攻撃をした。

爆発の攻撃によって二人は倒れ、動けなくなった。

 

「下級が……!!よくも舐めた真似をしてくれたものだね……!!?」

ディオドラの様子は一変。

さっきまでの余裕の笑みは消えて、激しく二人を睨んでいる。

 

「う……!?」

「……くそっ…!?体が……」

 

ディオドラの眼は紅く、傷もみるみるうちに治っていく。

「傷が……!?」

「いったい何でしょうか……?」

リアスと朱乃は驚いていた。

 

「あれは、写輪眼…?ですが彼は……。それに、あの傷の治り方はもしや……!」

鬼鮫は何かに気付いたかのような素振りを見せる。

 

「許さないよ……。この僕のプライドを傷つけたことを。

君たちは楽に死なせない。痛めつけて、苦しませて、悲鳴を上げさせてから殺してやるからな」

ディオドラは魔方陣を展開し、二人に爆撃を仕掛けた。

 

「ぐあ……!?」

「ぐうぅぅッッ……!!」

 

松田と元浜の二人はディオドラの攻撃に苦しむ。

二人はもう動けない状態。

だが、ディオドラは遠慮もなしに攻撃をしまくる。

「やめてください!!!?」

アーシアは泣き叫びながら懇願する。

 

リアスはこの光景を目にして決意をする。

「不味いわ!?みんな、行くわよ!!」

『はい……!!』

「了解にゃん!!」

 

みんな一斉に構え、ディオドラに攻撃を仕掛け突撃する。

 

ディオドラは臆することもなくリアスたちを睨みつける。

眼からは血が流れている。

「邪魔を、するなぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!」

ディオドラは片腕を激しく振り、爆風を起こす。

「……!?きゃあ…!?」

「うわ……!?」

 

突然の爆風に、リアスたちは吹き飛ばされる。

カテレアを倒した鬼鮫や、黒歌でさえも後退させられた。

 

「この力は……!?」

「むちゃくちゃ強いにゃん…!?」

二人も驚愕していた。

 

この結果にディオドラは高笑いを上げた。

「あはははははははははははははは!!!!!

見ろ!!これが僕が手に入れた力!!

この眼とこの細胞、それにオーフィスの蛇。

僕は無敵だ!完璧だ!!これで僕に勝てる悪魔など誰一人もいない!!

僕は最強だ!赤龍帝にも勝てる!さぁ!パーティの始まりだぁぁッッ!!!」

まるで別人になったかのように豹変したディオドラ。

 

だが一人、ディオドラを睨んでいる。

「イッセーさんは、貴方なんかには負けません……!!」

「何だって?まだ僕の力がわかっいないようだなぁ……。

この光景を目にして、まだ僕を認めないのかッッ!?」

ディオドラは激昂する。

だが、アーシアは睨み続ける。

「認めません……!貴方はとても悲しい人です。

自分を見つめずに、ただ力を欲して、自分だけ欲を満たす……。

もっと正しいことができたはずなのに、テロリストに入るなんて……。

貴方はただ、自分から人を遠ざけているだけの寂しい人です!!」

「このッ!?…………言いたいことはそれだけかな……?」

ディオドラは一旦矛を収める。

 

「アーシアちゃんの言う通りだ…!お前は、逃げている」

「赤龍帝から逃げて、自分よりも弱いやつを虐める最低最悪の野郎だ」

「「貴様なんかに、イッセーが負けるかよッッ…!!!」

松田と元浜は無理してディオドラに一言申した。

ディオドラはついに感に触ったか、激情する。

「黙れ……!?黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れッッ!!?

黙れえええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッッッ!!!!!!!!!!!!!」

ディオドラは両腕を振り上げ、直径三十メートルはある黒い球体を作る。

ディオドラの周りには風の障が起きている。

 

「お前らはあぁ……!!消えて無くなれえええぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!!!!!」

みんな一斉に下に俯く。だが………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディオドラの前に、一人の男の影が映りこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「螺旋丸ッッッ!!!!!」

ドッッ!!!ゴオオオオオオオォォォォォォォォッッッッ!!!!!!!

 

 

 

突然の出来事にその場にいた全員は茫然とした。

だが、この事だけはみんなは思った。

一人の男、兵藤一誠(うずまきナルト)が来てくれた、と。

 

 

 

 

 

 

「みんな、無事か?」

敵の術の中に入ることができた俺たち。

ガマ吉の背中に乗って何とか神殿までたどり着いた。

途中、邪魔が入ったがすぐに倒してここまで来た。

神殿は爆発で戦いのあとのように無くなった。

 

だが、みんなの気配を感じ取り、すぐさま駆けつけた。

俺の眼の光景でディオドラが最大の攻撃でみんなに攻撃しようとした。

俺はすぐに螺旋丸で奴をブッ飛ばした。

「無事か!!アーシア!!」

ゼノヴィアもアーシアのもとに駆け付けた。

 

「イッセー!!」

「イッセーくん!!」

「イッセーさん!!ゼノヴィアさん!!」

「……先輩!!」

リアスの姉ちゃんと朱乃の姉ちゃん、アーシアに小猫ちゃん。

みんな歓喜を上げた。

アーシアは拘束具をつけられて動けない状態だけど、今は、ディオドラだ。

 

奴はゆっくりと立ち上がり俺を睨みつけている。

ディオドラの服はボロボロ、そこから見えた奴の皮膚に注目した。

「お前、それは!?」

俺は驚いた。

「やっと来たようだね……汚い赤龍帝くん……」

リアスの姉ちゃんが俺に訊いてきた。

「イッセー。彼のあの人面を知っているの?」

そう、人面。それに俺は見たことがある。

いや、知っている。

「俺の前世での世界に生きていた、俺の故郷の初代火影・千手柱間の細胞…!?

それにあの眼は、写輪眼…!?」

「間違いない。あれは初代様の細胞だ」

ネジが白眼で確認し、改めて認識する。

「だが、何故だ?俺たちと関係のない奴が、どうしてあの細胞を持っているんだ?」

 

イタチの疑問にディオドラが答える。

「これらはね、あの男たちから貰ったんだ」

リアスがはっと気付く。

「ハイド。あの謎の多い男ね……」

「ハイド、か。厄介なやつも転生したもんだな」

ため息をつく俺。

だが、奴一人ではそんな細胞を扱うことなんてできるのか?

まさか……!嫌な予感がするな……。

奴らまで転生したとなると、後々厄介なことになるな。

奴は強力なエゴを持っていて、人を犠牲にしてまでも成し遂げようとした。

 

「これらは適正出来ないと死ぬと言われていたけど、僕は適正しちゃってね。

お陰で僕は強くなれた」

「厄介だな……。あの細胞はいくら傷を付けてもすぐに再生してしまう。

言わば、万能の細胞だ」

「そんな相手とどう戦うの?」

リアスの姉ちゃんが訊いてきた。

「まぁ、ぶっ倒すしかないか!!」

俺はパンっ!と打ち鳴らしディオドラの前に出た。

 

 

「随分とやられたじゃねぇか」

「油断した、と言えばいいのかな?

でもね。残念ながらあそこの二人は負けちゃったけどね」

松田と元浜の事か。

「すまない、イッセー……」

「アーシアちゃんを助けるつもりが、わりぃ……」

「無理をするな。十分、お前らは闘った。後は、俺に任せろ」

朱乃の姉ちゃんが二人の傍に寄り回復の術式をかける。

 

 

「この眼の扱い方は難しくてまだ調整できていないけど、相手の動きを読むんだったね」

「お前、どう思っている?」

俺はディオドラに訊く。

「何をだい?」

怪訝に返すディオドラ。

「話はだいたいわかっている。黒歌に通信用の連絡機で、姉ちゃんたちの会話を聞いていた。

それでどうだ?アーシアをどうしたい?俺をどうしたい?姉ちゃんたちをどうしたいんだ?」

ディオドラはこの質問に笑った。

「そうだね。アーシアは僕と結婚して、リアス・グレモリーたちは殺して、

君は惨めになってじっくり絶望を味わせてから殺したいと思っているね」

「そうか……。なら…!」

 

俺はディオドラを睨みつけて言う。

「お前は、俺が。ぶっ飛ばしてやる!!」




パワーバランス、ムズイなぁ……。
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