八坂に案内され、古いお屋敷に招待された
「先ほどは失礼した。
私はこの京都を取り仕切っている八坂と申す。」
「俺は兵藤一誠」
「先ほどから気配を感じるが、
もしや神器をお持ちで?」
!
「なんでわかったんだってばよ?」
「先ほどの鏡を見た際に、あなたの赤い籠手が見えた。
あれは恐らく、
すごいな…あの鏡
「そうだってばよ」
俺は籠手を出現させて妖怪のみんなに見せる
ちなみにさっきの四人組妖怪親子たちは正座をさせられているってばよ
みんなは驚いていた
「二天龍の片割れの籠手…。
これは驚いたな」
朱雀と呼ばれていた男性が言う
九尾の妖怪
九喇嘛と同じ感じなのかな?
『いや、姿は似ているが、力が違う。
何かしらの妖術はあるだろうが…』
そう言う九喇嘛
うーん、やっぱり違うのかな?
「人間を警戒していたのは、神器を持ったものが暴れまわって被害が出る可能性があったので、
あの門には我ら妖怪と人外、神器を持つものにしか通れない仕組みだったのです」
そうか
「レイラン、カリン、メイメイ、ハク」
『はい…』
さっきの四人組の女の子たちだ
「確認もせずにいきなり殺すことはいけません。
お詫びをするのじゃ」
『すみませんでした』
四人は正座をしながら頭を下げて一礼して誤る
「まぁ、誤解が解けたから、許すよ」
「本当に申し訳ない」
「い、いえ、こちらの方こそ勝手に入ってきてすまなかったてばよ…」
「紹介をする。
右から朱雀、青龍、玄武、白虎。
そしてその娘たちがレイラン、カリン、メイメイ、ハク」
「さっきはすまなかった」
「ごめんなさい」
「では、出口まで連れて…」
「八坂様ーーー!!?」
突然、襖が開かれ、一人の妖怪が入ってきた
「どうした?」
「大変です!
お、遠呂知が…、八岐遠呂知が復活しました!!」
『!?』
妖怪の報告を聞いた皆さん方は驚愕した
「八岐遠呂知?」
レイランが説明する
「かの昔に初代素戔嗚尊が老夫婦の悩みを聞きました。
夫婦の娘たちが怪物に食われてしまっている。
八岐遠呂知は老夫婦の八人の娘を食べようとし、食べ続け、残りは末娘一人だけ。
素戔嗚尊は老夫婦の悩みを解決するため、
山より丘よりもでかい頭と尾はそれぞれ八つずつある八岐遠呂知と戦い、勝利しました。
遠呂知は封印され、山の中に閉じ込めておいたのですが…」
「恐らく、何者かが封印をといたのじゃろう。
いくら傷を受けても再生する大蛇は厄介でしたから
殺すことはできず、封印するしかなかったのじゃ」
それって、やばい奴じゃないのか?
とそこに、小さい女の子が俺のところにヒョコヒョコと歩いてきた
狐の耳と尻尾をした幼女
「紹介が遅れた、この子は九重。
私の娘じゃ」
へぇ、九尾の娘
「ははうえ、だいじょうぶなの?」
「大丈夫じゃ、この騒ぎはすぐに収まる」
これは、大変なことになったてばよ…