突然の衝撃音で一同は騒然としていた
遠呂智を攻撃したのは誰なのか?
その場にいた全員は確かめようとも、煙で見えなかったが
煙が振り払われたとき、遠呂智と兵藤一誠の姿が現した
「後ろをついたつもりだけど、すごい反射神経だってばよ」
「フン。我は背中を盗られるほど、甘くはない」
「一誠殿!?」
八坂や他の皆は俺が現れたことに驚愕していた
「なぜ来たのですか!?」
「注意したはずです!!」
レイランたちも言う
「九重と約束したんだ」
「九重と…?」
「あんたらを、無事に連れて帰るってばよ!!」
『!?』
「九重はみんなを心配していたんだ。
小さな子供のあんな悲しい顔は、見たくも想像もしたくもねぇ!」
「我とやるのか…。
貴様は人間のようだが、何かがいるようだな?」
「両親と友たちだ!!」
「フハハハハハハ!
面白い!来い、人間よ!
我と勝負だ!!」
「行くってばよ!」
俺はダッシュし、遠呂智に向かう
籠手を展開
「ほう、
しかも
二天龍の一頭、赤龍帝か…」
『Boost!』
一回目
「おらァッ!!」
「フンッ!」
ガキィィンッ!!
籠手と鎌がぶつかり合う
衝撃が起こり、暴風も起きた
力強い衝撃により八坂たちはうつ伏せになる
「すごい…。
軽い迫り合いのように見えるのに、この衝撃……」
カリンはこの光景に驚いていた
俺はすぐに離れ、皆に注意する
「みんなはここから離れててくれ!
いつ技が飛んで来るか、わからねぇ」
「わかった。
皆さん、ここは一旦、端に行こう」
「八坂様!?」
「一人に任せて大丈夫なのですか!?」
白虎と青龍が心配する
「大丈夫じゃ。
あの者の目は只者ではない…。
強い力にも立ち向かう勇気が見えた…」
『………………』
八坂の言葉に朱雀たちは呆然としていた
『Boost!』
二回目行くぜ!
『Explosion!』
「龍波動ッ!!」
パワーのでかいエネルギー
「ハァッ!」
遠呂智は大鎌を振り回し、柄を地面に当て赤い稲妻を放つ
稲妻によりエネルギーがかき消された
遠呂智に近づき、近接格闘
だが遠呂智は鎌で拳や蹴りを防ぐ
「楽にしてやる!」
二体の遠呂智の分身が現れ
大鎌を振り上げ、下ろす!
ズバアァッ!!
俺の体は四つに分かれた
「雷黎熱刀ォッ!!」
勢い良く相手に向かい
相手の胸元に稲妻を纏った腕をぶつける
カカシ先生とビーのおっちゃんに特訓で雷のチャクラ性質を習得したんだ
「………!?」
遠呂智は吐血し、壁まで吹き飛びぶつかる
壁にひびが入り、落石が降った
「やったか!?」
俺は叫ぶが…
ガラガラガラ……
「無駄だ…」
遠呂智の胸元は抉れている
だが…
グチュグチュグチュ……
気持ちの悪い音をしながら傷が治っていく
「まだだ…」
ゴオオォォォォォッ!!
強い力が集まる
遠呂智の王冠が壊れ、髪の毛が白くなる
「さぁ、もっと戦おうではないか…」