兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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十六

想像を絶するでかさの八首の大蛇と九本の尾の狐

妖怪たちや妖魔はこの光景をどう言ったら良いのかわからなくなった

世界の支配かそれを止める者

裏の世界の人々は息を呑んでいた

一瞬でつくのか、激しく戦い終わるのか

冷や汗が滝のように出る

一般の人間には想像もできない

この状況は誰にもわからない

 

グオオオォォォォォーーーーッッ!!!

大きな声を上げながら遠呂智の首が向かってくる

「では、まずは私めが…!」

炎駒は飛び跳ね、一つの首に向かう

飛ぶスピードが速い

一瞬で二十メートルの高さまで着いた

全身に炎纏う

「はあぁぁッ!!」

ドゴオォォォッ!!

勢いよく突進

首元にぶつける

 

グシャアアァァァァッ!!?

当たったところから炎がつく

ゴオォォォォッ!!

山火事のような激しさ

首は一瞬で黒こげになる、が…

 

パキパキパキキ……

焦げががひび割れていき

新しい皮膚が出てくる

再生能力は健在か…!

 

「私も負けていられないよね☆」

セラフォルーも飛び空中に浮かぶ

何か術を唱えたような仕草をする

すると二つ目と三つ目の首の周りから凍り付いてくる

氷の魔法か!?

二つの首は下から冷えていく

水晶のような輝きを出しながら纏わり付く

 

だが遠呂智の再生能力は異常

体が冷えても平気なはず…

と思ったが

 

パキィィィンッッ!!!

凍り付いた二つの首はそのまま動かなくなった

すげぇ!!

一気に二つも

だが…

 

ゴオオォォォォォッッ!!!!

四つ目の首が炎を吐き二つの首を温めていく

次第に氷が解けていき

「「グアアアアァァァァァァーーーーーーッッ!!!!!!」」

復活した

 

「えーー!?

ずるいよ、ずるいよ!

もーう、許さないんだから☆」

怒ってもかわいいが、あの強さは異常だな

 

「皆の者、我々も続くのじゃ!」

八坂たちもお互いに激励をして奮起する

五つ目の首は妖怪たちに取り囲まれ苦しんでいる

 

さて、そろそろ俺たちも…

六つ目の首が襲ってきた

「狐流斬派!!」

 

素早い動きで相手の背後まで走り爪で首の皮膚を引き裂く

しかし、すぐさま再生

残りの二つの首も襲ってくるが

九本の尻尾で巻きつき地面に叩きつけた

 

「きゃあ!」

セラフォルーの叫び声

やはり二つ同時には無茶があったか

食べられそうになるが俺はすぐに二つの首を離し

猛スピードでセラフォルーを襲う二つの首に拳をぶつけた

大蛇の首はぶっ飛ぶ

「大丈夫か!」

「え、ええ。

ありがとう☆」

 

 

「みんな、下がってくれってばよ!」

俺の声と同時に戦っていた皆が撤退する

「こいつで決めるッ!!」

俺は首を上に挙げパワーを溜める

青いチャクラと紅いチャクラ

二つのチャクラが混ざり合い紫色の球体ができる

 

「尾獣玉ッ!!!」

エネルギーが勢い良く発射された

 

ドッゴオオオオォォォォォォォォォォォッッ!!!!!!!!

八つの首がまとめて塵になり消滅した

だけどまだ終わっていない

中心の部分

膜みたいな物が人型の遠呂智がいた

まるで脱皮をしたかのように全身が白くなっていた

「おのれッ……!!」

 

とそこに四人の人影

「「「「四方七星陣!!」」」」

レイラン、カリン、メイメイ、ハクだ

尾獣化の前に頼んだこと

うまくいったみたいだ

 

 

『恐らく、あの首は偽者だ。

本体は中心にいると思う。

そこで俺が一発でかい技をぶち込んで中心の部分だけにするから

そこでお前らがあの術でやるんだ』

 

 

東西南北に分かれた四人が印を結び

遠呂智がいる地面に十字架の光が輝く

ズンッ!!

斬撃を喰らいのた打ち回る遠呂智

 

とどめだ!

尾獣化を解き遠呂智に向かって降りる

 

「螺旋丸ッ!!!」

ドゴオオォォォォォッッ!!!!

「……………!!?!?!?」

 

螺旋丸を喰らった遠呂智は倒れたまま

呼吸はしているが体は動かなくなった

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