兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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十九

木場の剣を聖剣で受け止める

「ふんッ!!」

なぎ払うが、木場はそのまま何も無かったかのように引く

「一般の人間みたいだけど、あのはぐれ悪魔はあなたがやったの?」

リアス先輩が訊いてきた

「だとしたら、どうしますか?」

ちょっと意地悪だけど、質問を返す

「部長、あの剣は……」

木場は何かを見つけたかのような発言をする

?もしかして、この剣の正体に気づいたのか?

「あれは…!聖剣!!」

学園では見せていない、いや、その顔は出してはいない

憎しみや怒り、悲しみ、苦しみの感情が混ざっている表情だった

 

「聖剣を持っている…。ということはあなたは教会の人間?」

「いえ、俺は教会にも何も入ってませんよ。

悪魔の皆さん…」

変化の術で姿を変えているけど、大丈夫かな?

「俺が持っている聖剣の名前は、草薙の剣。

ある出来事でのお礼としていただいた」

 

 

「ばかな…!聖剣は、聖剣の因子があるものだけしか扱うことができないはずだ!

それが教会にも入ってもいない、ただの一般人に使いこなすことは…!!」

木場は激昂する

「確かに、因子を持っていなければ普通、聖剣を持つことができない。

俺は生まれても因子は無かった」

「だったらなぜだッ!!」

「この草薙の剣は、日本神話で有名な魔物、八岐遠呂智の鱗で作られた。

鱗で剣を作るとき、聖剣の因子を混ぜた。

その時、鱗が因子に反応して、持ち主が因子を持っていなくても持つことができたんだ」

と天照の姉ちゃんから説明を受けたんだ

「つまり、この剣は因子をあるなし関係なく、人間は持てると言うことだ」

「そんな……。じゃあ、あれはなんだったんだ……」

 

木場は何かに囚われているかのように頭を抱えた

「だけど、聖剣は聖剣だ…。

悪いけど、その剣は壊させてもらうよッ!!」

「祐斗!?」

 

再び木場が襲ってきた

「光を喰え!光喰剣(ホーリー・イレイザー)!!」

手から剣を出現させる

その剣の刀身は黒く、漆黒の線が何本も俺の剣に纏わりついた

「この魔剣は光を消滅させる!

これで、あなたの聖剣は……!」

「無駄だ!」

 

 

ガキィィィッ!!!

剣を一振り

その瞬間、木場の剣は崩れた

 

「!?ばかな!?」

「甘いぜ!」

 

侍のおっちゃんからも、剣術を教わっている

刀身を横にして振る

木場はぎりぎりに避け、引き下がる

 

「祐斗、落ち着いて!」

「部長…」

リアス先輩の一言で木場は制止する

 

なんだかわからないけど

皆さん方を怪我をさせないように

七尾の術で逃げるか

口から粉を吐く

 

「鱗粉隠れの術!」

手を合わして術を発動!

あたり一面、粉で光を反射させて目くらましをする

今のうちに!

 

俺は窓から外に出て、この場から離れた

 

 

 

 

「部長、何故止めたのですか!?」

「祐斗、落ち着いて。

何の経緯から手に入れたかはわからないけど、

あの人間は、あの事件に関わっていないのよ?」

「くっ……!」

 

木場は歯軋りをして、柱を殴った

 

 

 

オカルト研究部に関わってしまったけど、正体は多分、ばれていないと思う

さーて、帰って寝るとするか

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