兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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二十

朝だーーー!!

………………………

…いや、なんかノリでね

ほらあるでしょ?

朝に牛乳パック分の牛乳を飲んだり

食パンを一斤食べたり…て俺だけか、するのは…

 

と朝食を済ませて、トレーニング、トレーニング

いつものコースを走っていると

 

「はうぁ……!?」

 

目の前で転んだ人に出会った

 

とりあえず、起こしてあげた

シスター服を着ている、かわいい金髪の女の子だ

「あ、ありがとうございます!」

「いいよ、いいよ。

それに、ここの地面少しデコボコしているからこけやすいからね。

気をつけたほうが良いよ」

「あ、あの、ついでに…」

「?」

「この辺に、教会があると訊いたのですが、ご存じないですか?」

 

この辺に教会は、確か二つあったけど

一つは昔、紫藤イリナとよく遊び場にしていた教会と

もう一つ、山をちょっと登ったところにポツンと建っている教会

 

だけど、イリナと遊び場にしていたところは、何年か前に潰れたんだったけ

 

「よかったら、案内してやろうか?」

「はい!お願いします!」

笑顔で答えてくれる金髪の美少女

「私はアーシア・アルジェントと言います。

あなたのお名前は何ですか?」

「兵藤一誠。よろしくな」

 

教会まで一緒にいることになった俺たち

道中、質問をお互いにしあった

「へぇ、アーシアは外国から来たんだ?」

「はい、遠い国から遥々日本に来ました」

「何で日本?」

「日本の文化は素晴らしいと訊きましたので、興味が湧いてやってきました」

あー、確かに外国からすれば日本は様々な文化があるからな

というか日本語ペラペラだね

よっぽど来たかったのかな?

勉強もしたんだろうね

 

と公園を横切ろうとしたときだった

「うえぇーーーん!!」

泣いている子供がいた

膝から血を出している

大方、転んでしまったんだろう

 

「大変!?すみません、ちょっと…」

アーシアは怪我をした男の子に走りよる

と膝に手をかざし、光が放たれた

 

ピンッ!

俺の神器が反応した

アーシアの手の指に指輪が付いていた

緑の優しい光が、徐々に傷口を治していく

そして、怪我が完治した

「はい!もう大丈夫ですよ!」

「ありがとう、お姉ちゃん!」

アーシアと男の子は笑顔になっているけど

俺は違った

おいおい、あれってまさか……

 

『そのまさかだな。

相棒、その女はセイクリッド・ギアを宿している。

あの様子から察するに、回復系統の神器だろうな」

 

「すみません、少し時間をとってしまいました」

テヘッ!とアーシアは舌を出して笑うが

 

まさか、セイクリッド・ギアの宿主だったとはな…

 

不穏な風を感じたのは俺だけかもしれない

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