兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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三十四

修行を開始して数日

みんなあのハードメニューをなんとかこなしてる

 

レイナーレたちやレイランたちも最初よりも、

だいぶやるようになったし

まずまずかな?

 

今は全員そろって晩飯の時間だ

「イッセー、これまでの修行で

あなた抜きでゲームをしたらという感想は?」

 

この質問、どう答えようか…

「確実にみんな強くなっているのはわかる。

けど、やはりゲームじゃ、勝てる可能性は低いと思う」

「何故、そう思ったの?」

 

リアスの姉ちゃんは少しへこんでいた

「俺は戦争を知っているからわかるが、

人数が圧倒的に不利。

俺でカバーできているのなら尚更、

背水の陣でも、相手は知的に攻めてくる。

あいつが単純だったら別だけど…」

「ライザーはプロをやっているわ。

そんなミスはしないと思う。

ありがとう、今回はあなたに助けられるわね」

「一応、天照の姉ちゃんにも許可は下りてもらったし、

後はゲームに俺の参加・不参加がどうなるのか…?」

「グレイフィアにも魔王様と日本神話の交信をしていると言われたわ」

 

『世話好きだな、ナルト』

『これもまた一興か…』

二人とも…(汗)

 

「さて、食事も済んだことだし、お風呂に入りましょう!」

『さんせーー!』

みんな一斉に喜んだ

今日の修行は俺の術を避けることだからな

みんな必死にしていたってばよ

 

 

深夜

少し目がさえたので水を飲んできた

とそこに

「イッセー?」

「?どうしたんだ、こんな時間に」

 

リアスの姉ちゃんがいた

「ふふ、ちょっとお話をしましょうか」

 

 

水場がある庭

姉ちゃんは柱に腰掛け、塀の上に座る

色々と今後についての話

「それは、作戦なのか?」

「ええ。でもこれは基本中の基本。

マニュアル通りでは勝てないわ」

「いいや、一生懸命作戦を考えているのは良いこと」

 

シカマルだってそうだ

戦争のとき、あいつの作戦がどんなに役に立ったか

 

「ところで…」

「?」

「どうして、姉ちゃんはこの縁談を拒否しているんだ?

悪魔にとっては好都合なのに…。まぁ、あのライザーの性格から色々あるのはわかるけど」

 

「私は、リアス・グレモリー。

でもね、誰も私を”リアス”とは見てくれないの」

重い言葉

そのまま語り続ける

 

「どこまで行っても、どこに言っても私は”グレモリ―”としてみられるわ。

名家のご令嬢、グレモリ―家の次期当主…。

もちろん、自分がグレモリ―ということは誇りよ…

でも、せめて自分を愛してくれる人には、

”リアス”として見られたい…。接してほしい。それだけよ」

 

少しだけ理解できた

ただ単に結婚するわけでなく、戦略のために結婚するためではなく

お互いに、幸せになれること

 

「けど、相手はフェニックス。

不死鳥は何度でも蘇る不死身。

圧倒的な力をぶつけるか、何度も何度も倒すしかない。

イッセーには神を倒すことができる力があるけど、私には無い。

他の人にとっては小さな夢だけど、私にとっては最大の夢でもあるの。

夢をかなえるため私は戦って勝つ、絶対に」

「良い夢だな。

俺もすごい夢を持った。

かなえたら、次の目標を見つけることもできた」

 

「諦めない限り、俺もお手伝いするよ、姫君」

「ええ、諦めないわ。絶対に」

 

「じゃあ、これ」

「え?」

俺は小指を出す

「約束、絶対に勝つというな」

「……わかったわ」

 

「ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます。ゆびきった!」

 

と指切りが終わったとたん

姉ちゃんの顔がほんのり赤くなった気がした

 

よし!じゃあ、修行に励むとするか!

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