兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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三十六

決戦当日

夕方、部室

みんな、緊張感が生まれていた

だけど、オカルト研究部のメンバー全員は落ち着いていた

 

リアスの姉ちゃんと朱乃の姉ちゃんは紅茶を飲んでいて

木場は帯刀してた剣の手入れ

小猫ちゃんは拳に皮のオープンフィンガーグローブを付けている

 

「妙に落ち着いているな…」

「当たり前です」

すぐ隣に立っていた生徒会長が反応した

「だけど、リアスたちだって本当は緊張していると思います。

ですが、勝つ気でないと。マイナス思考は後に影響します。

それに、リアスたちにとっては貴重な体験。

上級悪魔以上しかできないこのレーティンゲームだって、

非行式ではありますが、それでもゲームはゲーム。

戦術や相手の動き方、色々と学ぶことができます」

 

なるほどな……

 

 

と魔方陣が現れ

「皆様、準備はお済になりましたか…?」

銀髪のメイド、グレイフィアの姉ちゃんだ

 

「ええ。準備はOKよ」

「それと、ご報告を。

今回、兵藤一誠さんのスケットの件ですが、

ライザー様からも志願され、魔王さまが許可をしました」

「そう…。それはよかったわ」

 

おお!俺も戦えるのか!

「ただし、条件があります。

イッセーさまが相手を倒して良い人数は、

(キング)》のライザー様を除いて眷属の半数以上は禁じます。

ライザー様はあなたと戦いたいということもあるので、

ライザー様を倒すのはOKとします」

 

十五人……だっけ?

 

半数以下とすると…

『倒せる数は七人。

なるほど、奴を含めて半数以上は倒せないか』

 

「条件は以上です」

「え、それだけ…?」

もっと厳しいのかと思ったけど、案外あっさりだった

俺は素っ頓狂な声を出してしまった

 

「魔王様も、上の方々も日本神話に興味がありまして、

その代行を務めるあなたがどれほどの実力か、見たいと仰っていました」

「ありがたいってばよ」

 

「ということは、お兄様もこのゲームを?」

「はい。リアス様の力をこの目で確かめたいとのことです」

今の会話を聞いて、レイランたちとアーシアは驚いていた

堕天使たちは知っていたから大して変わらないのだろうな

 

ああ、そうだった

リアスの姉ちゃんの兄ちゃんは魔王だったっけ

 

「では」

グレイフィアの姉ちゃんが新たに魔方陣を展開する

「ここから、試合会場に行きます。

よろしいですね?」

「ええ、みんないい?」

『はい!部長!』

オカルト研究部メンバーは一斉に返事をした

 

 

「では、私たちは別室で観戦を。

ついでですから、あなたたちもどうですか?」

「ありがとうございます」

レイランたちはみんなは違うところで見るのか

 

「移動します」

魔方陣が光り輝く

 

どんな技が出るのか……

腕が鳴るぜ!

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