次の日の朝
今日もまた忙しい日になっている
「イッセー!俺たちとやらないか?」
「イッセー先輩、僕たちと一緒に出てください!」
「イッセーくーーん!私たちと一緒にやろうよ!」
「ハンドボール部の実力に協力してくれないか?」
とこんな感じに誘われているんだ
何故かというと、もうすぐ球技大会が始まるんだ
それで、各クラブや部活のドッチボール大会があり、
みんな燃え上がっているんだ
優勝商品にはトロフィーと学食フリーパス特別サービス券がもらえる
この券は半年の学食分、無料になるんだって
で、なんで俺が誘われているかというと、
この前にやった、スポーツテストでだんとつ一位になってしまったからだ
その成績に、スカウトが殺到
とは言われたものの…
「わりぃ…!先約があるから無理なんだ…。すまん!」
その言葉でみんなシュン……としてしまった
「先約があるならしかたないな」
「でもでも!いつでも部活に入っても良いんだよ!」
「待ってます!」
納得してくれたみたいだ
よかった
ちなみに先約は勿論、オカルト研究部
みんなよりもいち早く誘われたからな
という騒ぎがあったがSHRの時間
転校生の紹介だって
まぁ、知っているけどな
「アーシア・アルジェントです!よろしくお願いします!」
「レイランです。皆さんと仲良くできるように頑張ります!」
「カリンだ!よろしく!」
「メイメイです~。よろしくお願いしますです~」
「………ハク。………よろしく」
レイランたちとアーシア
制服姿が似合ってて可愛いぜ
しかし、一気に五人入って大丈夫なのか?
という心配も必要なく
『ワアアアアァァァァァァァァァッッ!!!!』
クラスのみんな一斉に盛り上がった
「美少女が五人も!!?」
「これはすごい、すごすぎるーーーーー!!!!」
「生きててよかったーーーーー!!!」
「へぇ、可愛い!!」
「仲良くしたい!」
心配も要らないか
この後、レイランたちが俺の家に滞在していることが暴露され
一又、大変なことになったのは言うまでも無い
とりあえず、そのときに突っかかってきた松田と元浜を殴り倒しましたとさ
でも殴り倒したとき
キィィンッ……!
一瞬だけ、俺の神器が反応したような……
気のせいか……
グラウンド
球技大会の練習に来ている
「祐斗、いくわよ!!」
「……………」
リアスの姉ちゃんが声を掛けるが
木場は返事をしない
昨日からずっとあの様子だ
ボーーーとしているけど、何かを考えている
大丈夫なのか?本当に…
本番
当然のごとく、順調に勝ち進んでいる
理由は
リアスの姉ちゃんと朱乃の姉ちゃん
二大お姉さま、みんなの憧れの的
小猫ちゃん
学園のマスコット
木場
学園一のイケメン男子
女子の的
俺
その次のイケメン
勿論、女子の的
てなわけで、当てられない
「くそッ!?皆に嫌われるかもしれないが……。
覚悟オオオオォォォォッ!!!!!!!」
決勝の対戦相手の野球部はイケメンに向かっておもいっきし投げる!
ゴオオォォォォォッ!!!
剛速球が木場に向かっていた!!
「祐斗!避けて!」
だが……
「……………」
立ったまま、動く気配も無い!?
「たくッ!?しょうがねぇな!!」
木場のカバーに周り、剛速球を受け止める!
バシイイィィィッ!!!
くっ!?なんて力だ!?
でもな……
「オラアァッ!!!」
勢いが沈んだ球を俺は投げ返した
「何!?」
ドゴオォォォォッ!!!
腹部にクリーンヒット!
「ゲームセット!」
俺たちの優勝だが…
リアスの姉ちゃんの顔は険しかった
パンッ!
乾いた音が響く
「これで目が覚めたかしら?」
「……………」
殴られたのは木場
今日の様子を見てさすがに怒ったらしい
だけど木場はいつものニコニコフェイスで
「はい…。もう大丈夫です。心配をおかけしてすみませんでした」
謝ってはいるがなんかが違う
その場にいた全員、そう感じた
「木場、お前最近変だぞ。
どうしたんだ?なんか悩んでんのか?」
「イッセー君には関係ないよ」
と言葉を投げ捨てたと同時に扉を開けて出て行く
「おい待てよ!?」
俺も皆を残して追いかけた
「どうしたんだ!?いつものお前じゃないぞ。
リアスの姉ちゃんを守るって想っているのに、なんなんだ!?」
ライザーの一件の後、みんなそんな表情をしていた
だが……
「イッセーくん、誰しもがそうじゃないよ。
思い出したんだ。僕の本来の目的を」
「目的…?」
「聖剣を叩き潰すことだよ……!!」
その言葉には怒気、憎しみ、悲しみ、苦しみ
様々な感情が浸っていた
飛ばしすぎたかな……