兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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四十九

次の日

 

木場は出て行ったその日から戻らなくなった

俺は今、授業を受けている

化学の授業だ

 

「さて、この前やりました小テストを返します」

担当の教師がプリントを返していく

小テストは50点満点で、結構難易度が高かった

 

まぁ、俺は両親に勉強を教えてもらったからある程度は出来たけど

正直言って満点の自信はない

クラスのみんなも、難しかったなど多かったが

 

「実はこのクラスに一人だけ満点がいます」

ザワザワ………

 

へぇ、あの難しいテストを満点ねぇ…

 

「松田くん!」

「やったあぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!」

 

その名前を聞いた瞬間クラス全員『えぇ~~~ッ!?』と叫んだ

俺だって叫んでしまったよ

 

こいつ、アホじゃなかったのか?

中学のとき、成績もこの学園に入るギリギリじゃなかったっけ?

 

「やるなぁ、松田」

元浜が松田を称える

 

「おう!俺はちっちゃいころからこういう系統が大好きだったからな!

将来はなれたら、科学者になるんだ!」

立派な夢を持ってんじゃねぇか

 

「むふふ…!女子の衣類だけを煙で溶かす薬を発明するんだ……!」

小声で皆に聞こえないように呟いたけど

俺には聞こえたぞ!?

 

ていうか、そんな物作って実行したらすぐに捕まんぞ!?

でもまぁ…

 

「おめでと、松田」

 

 

次の情報の時間が来て、みんなパソコンルームでパソコンをいじっている

 

この時間は基本のことを時間内に終わったら残りの時間は遊んでいいんだってさ

 

俺はネットでラーメン店の情報を調べているところだ

好物のラーメンだからな

インスタントもいいけど、一楽みたいなおいしいお店も探すのも乙だよな

ラーメングルメを満喫しているぜ

 

とそのときだった

『おおッ!!』

 

男子全員が歓声を上げた

振り向くと、元浜が眼鏡をクイッ!と上げてパソコンをいじっていた

 

近づいてみると……

「これ…、お前が作ったのか…?」

 

見ると画面には設計図があった

ロボットみたいなものだけど繊細で鮮明に書かれていた

 

パーツや必要な部位、色合いなど様々な部分で光っていた

俺も驚いたよ

 

画面の中で動き出しそうですごかったよ

 

「ふふふ…!俺は昔っから機械類が大好きだからな!

エロゲをする際も、PCをいじくるのは勿論。

ウイルス対策もバッチリ!

さらにさらに様々な機種を作り出したからな!」

おおーー!!

 

これはすごい才能だと思うな

「むふふ…!この才能を生かして、女子の裸を見放題にできる眼鏡を開発しようではないか…!!」

 

眼鏡を光らして、こっそりと野望を呟いた

 

女子たちはヒソヒソしながら…

(あれでエロくなかったら良いのに…)

(まぁでも、やっぱり木場きゅんと兵藤きゅんでしょ!)

 

あらら…(汗)それでもエロ二人組のことと俺と木場のお陰で駄目なのか…

可哀想に…

 

 

この二つの授業が、後にある意味すごいことになったのはもうちょっと後のお話

 

 

 

「やっぱり、戻らなかったか……」

夕方、部室

やはり、木場の姿は見えなかった

 

「あの子の聖剣に対する憎しみは、私たちの想像よりも深いものね…」

リアスの姉ちゃんが嘆息しながら事を言う

 

コンコン!

扉がノックされて、開かれた

入ってきたのは生徒会長と一人の男子生徒だった

 

容姿はまずまず、イケメンといっちゃイケメンの男子だ

 

生徒会長が挨拶をして話し始める

「今日は私の新しい眷族を紹介する日でしたけど…。

それでころじゃないようね、リアス」

「ええ、痛み入るわ」

「木場くんを抜きにして紹介します。

こちらは匙元士郎。私たちシトリー眷属の新しい《兵士(ポーン)》です」

 

「よろしくお願いします。リアス先輩」

「よろしくね、匙くん」

 

と不意に匙がこちらを向いてきた

「学園ナンバー2のイケメンの兵藤。

俺は悪魔になる前まではお前を恨んでたけど、会長から話を聞いて驚いたよ。

フェニックスを倒したんだってな」

 

ああ、その話は悪魔の中では会長とかしか、しらないからな

あの一件は内密にしてくれたけど、さすがに破談の話は誤魔化せなかったから

それは何故?という悪魔たちの中では謎が渦巻いていたからな

 

「ところで、木場もいると訊きましたが、いないのですか?」

「祐斗は今……」

 

事情を話して、匙は納得した

 

「イケメン野郎とずっと思っていましたけど、人には辛い過去があるんですね…」

匙は悲しそうな顔をしていた

木場の憎しみ、他人である俺たちには理解できそうにない思想だろうな

 

「なら、俺も手伝わせてください!

捜索はあまり得意ではありませんが、協力したいです!」

「ありがとう。見つけ次第、すぐにこちらに連絡してね?」

 

「はい!匙元士郎、シトリー眷属の名に置いて、

グレモリー眷属を全力でお手伝いします!」




匙を出せた…(汗)

テストもうすぐですので、しばらく休載すると思います
ご了承ください…
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