兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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五十三

「きゃあ!?」

「イリナ!?」

フリードの凄まじい攻撃に、イリナは倒れた

 

「ヒャホッーーー!!!

これで四本目のエクスカリバーちゃん、ゲット☆」

「…まさか、遠距離から攻撃が来るとは思わなかった」

 

先ほど追いかけていた二人だったが、突如空中から光の槍が飛んできて、

地面に刺さり、爆発、イリナは巻き込まれ、ボロボロになったところを、

フリードが襲い掛かってきた

 

イリナの聖剣が奪われ、苦言を漏らすゼノヴィア

 

「さてさて、君のエクスカリバーちゃんも貰いましょうかねぇ!!」

「僕がいることも、忘れては困るねッ!」

木場はフリードに剣を振るが、受け止められ、後退する

 

バルパーが声を掛けた

「フリード、もういい。

これから、その四本の聖剣で合わせ、この地域を滅ぼすぞ」

 

『ッ!?』

「どういうことだ!?」

ゼノヴィアは問う

 

「くくく、なぁに。

聖剣計画と同時に、グレモリーの領土の、

この街全体を吹き飛ばす魔方陣をコカビエル様が作られる。

聖剣が出来上がって二十分、さぁ、どうする?」

高らかと笑うバルパー

 

「それなら、貴様らを倒すまでだ!!」

ゼノヴィアが向かう、が…

 

ドゴオォッ!!!

 

「がっ…!?」

突如現れた男に腹部を殴られ、吹き飛んだ

 

「ふふふ、貴様、良いタイミングで来たな」

男はフリードよりも暗めの白髪

渋い顔をしている若い男性

だが、瞳が黒ずんでいる

 

「チッ…!言っておくが、これは俺の意志じゃねぇ。

俺を操っている主の命令だ」

 

会話が理解できず、木場とゼノヴィアとイリナは呆然としていた

「ハハハッ!!では行くぞ、フリード!」

「はいな、おっさん!」

 

フリードとバルパーは元々設置してあった魔方陣に乗り、転移した

「確か、学園でやると訊いたな。

それまで、こいつらを足止めか…。

少しは、楽しませてくれよッ!!」

 

男性は三人に向かって走ってきた

 

「螺旋手裏剣ッ!!!」

大きな斬撃が横切った

 

「こいつは…、なるほどなぁ…」

「大丈夫か、三人とも!」

 

「イッセーくん!」

危なかった

一歩遅れていたら、間違いなくお終いだったはずだ

 

「木場、こいつは俺に任せろ。

お前ら三人は、リアスの姉ちゃんに現状を説明して、学園に向かってくれ。

木場、お前は思いを果たしたいんだろ?」

「!わかった!」

 

「お前は、一人で戦うんじゃない、皆で戦わなくちゃいけないんだ!

お前の同士は、それを望んでいるはずだ!」

「……無事を祈るよ!」

 

「俺もすぐに向かう!

それまで、耐えてくれ!」

 

三人は学園に向け、走っていった

 

 

「よぉ、久しぶりじゃねぇか」

男性が、話しかけてきた

「まさか、あんたがこの世界にいるとはな。

その体は、穢土転生か…」

「そうだ、あの天災で死んだところ、こうして復活した。

お前にも、復讐できるしな!」

「術者は誰だ?」

 

「教えるわけには、いかねぇな。

覚悟しろよ、うずまきナルト、いや化け狐!!」

「こっちも負けられねぇんだ。

ミズキ!!」

 

 

ミズキ、前世のときに俺を殺そうとした奴

罪で牢獄に囚われて、一回は脱獄したが、俺とイルカ先生が再び投獄

以後、何もなかったが、まさかこのような形で出会うとはな…

 

「言っておくが、生前の俺とは違うぜ!

色々改造して、パワーアップしたこの体で、お前の体を引きちぎってやるぜ!!」

 

ミズキの体が呻き、やがて姿かたちが変化する!

顔が、トラの顔をして、体は、元の姿よりも三倍近い大きさになった

手足に鋭い爪、口には牙

 

化け物としか言いようがない姿に変身した

 

「またドーピングか?」

「くくく、確かに、生身の体じゃあ、すぐにはもたねぇ…。

だが俺は穢土転生の体。関係ない」

 

一気に決めるか!

九尾チャクラを纏い、一気に詰め寄るが…

「無駄だ!」

 

ビュンッ!!

!?

俺のスピードに追いついて、拳をぶつけてきた!?

「ははは!それがお前の力か!?

甘っちょろいなぁ、おい!」

「ここまで、改造したのか…」

「それだけじゃないぞ!

火遁・業火の術!!」

 

印を結び、口に空気を溜めて、炎を吐く!

「!?」

 

火遁!?

そんな術は使えなかったはずだ!?

まさか……!?

改造で、それじゃあ、他の属性の術も!?

 

「そうだ、お前が今思っていることまで、改造しているんだよ!

水遁・水大砲!」

巨大な水の塊を勢いよく吐き出し、こっちに撃ってきた

 

「クッ…!?」

水の勢いで、深い森が揺らぐ

 

「くくく、これで……、!?」

 

ポンッ!

「ちぃ!?分身か!?」

「雷切ッ!!」

 

ズドオオォォッ!!

胸を貫く

「無駄だって言ってんだろうが!

この体で俺は死体のゾンビの体!

すぐに復活する肉体、俺は復讐者!

何度でも、蘇る!」

 

奴の拳が俺の顔を打つ!

「クソッ!?」

螺旋丸を作る

 

「おいおい、俺のスピードはもっと上がるぜ!

お前のスピードよりもな!」

さらに速度を上げ、森を駆け回る!

 

「ははは!これでお終い…!?」

ドッゴオオォォォォォッッ!!!!

 

俺は螺旋丸を、奴に接近してぶつけた

「何故だ……!?」

ミズキは突然のことに驚いていた

 

「ッ!?これは!?」

奴の胸に術の文字

 

「痛みがわからないこその、盲点だな」

「…飛雷神の術ッ!?」

 

特殊な札を巻き付けているクナイを持ちながら、一瞬にして対象者、場所に行くことができる術

この前、父ちゃんに教えてもらったばかりだけど、

うまくいってよかった

 

「……!?そうか、あの時か…!?」

 

『雷切ッ!!』

「あの時、貴様の雷遁食らったと同時に…」

「そうさ、お前の胸を貫いて、離れる前に付けたんだ!」

 

だけどミズキはまだ余裕の表情だ

「ハハ、だがそれがどうしたんだ?

術が当たるだけで、不死身の体の俺は倒せるのか?」

 

確かに、いくら攻撃を加えても、すぐに再生して時間が掛かる

「不死の体でも、倒せないわけはないぜ」

「?それはどういうことだ?」

 

「さぁな、とにかく今は、弱らせておくのが先決だな!

大玉螺旋丸ッ!!」

 

術を再びぶつけ、ミズキは後退

「なんだ、その自信は…?

まだ何かあるのか…?」

 

ミズキは疑問を感じている

「まぁいい!まだお前に復讐したりねぇんだよッ!!」

 

印を結び、地面に両手を押した

「土遁・岩挟み!!」

俺の横に巨大な岩の壁が出現

左右同時に、俺に襲い掛かる

 

両腕を左右に構え、岩を押さえる!

が、岩のパワーも力強い

 

「くうぅぅぅぅッ……!!?」

「そのまま押しつぶしてやるぜ!」

 

ミズキは高らかと笑いながら構えている

俺は九尾のチャクラで腕を複数つくり、さらに押さえ込む!

 

「ほうッ!」

「だりゃああぁぁぁぁッ!!」

 

岩を粉々に砕き、塵にした

「まだだぜ!水遁・地盤水波!!」

地面から勢いがある水の柱が何本も現れる

 

俺は前後左右に、水が出現する場所から避けていく

「螺旋多連弾ッ!!」

螺旋丸を連続で奴にぶつける

さすがに攻撃を受けすぎたのか、少し焦りを見せてきた

 

「さすがにまずいな。

何か術を隠している以上、このまま続けない方が無難か…。

見ろ、ナルト!」

 

突如声を大きく出し、指を刺すミズキ

 

そこに現れたのは、堕天使二人と……!?

 

「松田!?元浜!?」

「助けてくれ~ッ!!?」

「俺はまだ死にたくないッ!?」

 

二人とも、ロープで縛られていて身動きが取れなくなっていた

くそ!?ミズキに集中していて、気がつかなかった!

 

「こいつらは、お前のお友達なんだろう?

だから、俺の言いたいことは、馬鹿のお前でも理解できるよな…?」

奴はにやけながら俺に言う

 

 

 

「完成だ!」

学園内・グランド

 

バルパーが計画を進めて、ついに実現してしまった

木場、ゼノヴィア、イリナも学園に到着

事前に連絡を受けた、オカルト研究部のメンバーとレイナーレたちとレイランたち

 

四本に合わさったエクスカリバーが光の柱を出す!

 

 

「あそこにいるのか…」

「行くぞ。コカビエルの暴走を止めるぞ」

 

「今の光は……。

急いで向かったほうが、得策だな!!」

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