兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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五十五

「到着、と」

二人を抱えて、学園に戻ってきた俺

 

随分滅茶苦茶にされているな…

 

「「ゼェ…ゼェ……」」

松田と元浜は突然のことで息を切らしていた

というより、鍛えていない奴にいきなりあのスピードはきつかったか

 

……!!このチャクラは…!

 

どうやら、俺以外にも、この世界にいるようだな…

 

 

グランドに向かった俺たち

そこには、リアスの姉ちゃんたちと堕天使、倒れているフリード

そして、人間二人だった

 

「イッセー!!」

姉ちゃん達が俺に気づき、俺のところに来た

おお!木場は新しい力を身につけたようだな!

 

「イッセー、あの男は何?

それと、そこの男子二人は学園の生徒じゃ…」

「話は後で。実はすごい二人でして。

それに、まだ終わっていないしな」

 

「ミズキ、ここで終わらせるぞ」

「チッ……!」

 

俺とミズキは猛スピードでお互いに拳をぶつけた

「俺の秘策は、これだ」

 

俺が取り出したのは、一枚の札

ミズキはそれを見た瞬間、ギョッとした

「封印札か……!?」

日本神話のお礼の一つとしてもらったもの

クナイのほかに、色んな忍具を貰った

その中の一つ、封印札

 

穢土転生は不死の能力がある

だけど、封印に耐性は付けれない

いくら強力でも、封印されれば一発だ

 

「これで終わりだッ!!火遁・轟炎灼熱!!!」

凄まじい炎を吐く、地面が一瞬にして業火に焼き尽くされる!!

 

「地獄の炎で、塵にしてくれるわ!!!」

俺も両手を前に構える

プラスのチャクラとマイナスのチャクラ

それらを融合、統合させて、撃つ!!

 

「尾獣玉ッ!!!」

ゴオオォォォォォォォッッ!!!!

 

炎が一瞬にして、かき消されミズキは驚愕

「ばッ!?馬鹿なッ……!!?」

尾獣玉をもろにくらい、倒れた

 

体はボロボロになり、上半身と下半身の二つに分かれた

再生の準備に取り掛かるミズキだが

「くそッ!!俺は!!?」

「復讐は何も生まねぇよ…。あんたは、道を間違えた」

 

そう言い、ミズキの額に、札を貼った

 

「くそがあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーッッッッ………………………!!!!!!!!!????????」

 

ミズキの絶叫も虚しく、体は再生できたが、意識はもう無い

「封印完了!」

 

 

「あっちは騒がしくなったが、ようやく収まったか…」

空中にいるコカビエル

「まさか、貴様が向かえか…。グリゴリ代行……!」

憎らしく声を上げるコカビエル

目の前の赤い目をした男

 

コカビエルの言葉に、全員驚愕

「グリゴリ、代行…?」

「そうだ」

 

そして、それに答える白い目をした男

「あの男は、人間。だが、堕天使の総督を倒した男だ」

「堕天使の総督!?アザゼルが!?」

「そういうあなたも、セラフ代行なんだろう?」

ゼノヴィアが男に問う

 

「自己紹介がまだだったな」

赤い目をした男が言う

 

「俺はグリゴリ代行、扇紅夜。人間だ」

続いて白い目をした男

「俺はセラフ代行、同じく人間の錐辻禅だ」

 

紅夜は再びコカビエルの方に向く

「コカビエル、アザゼルが戻って来いといっている。

途中、白龍皇はこの任務に飽きたようだがな」

 

「白龍皇!?」

リアスたちはこの言葉に驚く

「目覚めていると訊いたことがある。

まさか、すぐ近くに…?」

ゼノヴィアは周りを見渡している

 

「はん、断る!再び戦争を起こして、

堕天使が最強だと冥界に知らせるまでは、俺は止まらない!!」

 

「戦争を起こすだと、ふざけるな!!

神の名に置いて、貴様を止める!!」

「そうよ、そうよ!!神様が許してくれるはずが無いわ!!!」

ゼノヴィアとイリナは激昂する

がしかし…

 

「ふふふふふふ……。ハッハッハッハッハッハッハッッッ!!!!!

そうか、まだミカエルは教えてなかったのか…。

神が居ないのに、頑張る奴だ…」

 

その言葉に二人は疑問を抱く

「どういうことだ?答えろ!コカビエル!!」

「では、信仰心深い貴様ら教会のものに言おう……。

天界の神は、先の戦争で魔王ともども死んだんだよッ!!!」

『ッ!!??』

 

紅夜と禅以外の全員、耳を疑った

「そ、そんな…!?」

「嘘よ!?神様が死ぬわけ無いわ!?」

「神は…」

 

「本当の話だ。ミカエルが代わりにしているが、それでも力不足。

天界が扱っているシステムが狂い、聖魔剣のようなものが生まれた。

本来、聖と魔は反発する力」

「うそ、よ…。なら私はいったい、何を信じていたっていうの?」

「そんな……。なら、神の愛はいったいどこに……」

アーシアとイリナは、涙を流した

神を信じていた者には、この事はきつすぎる

 

「ミカエルも悲しい奴だ。こんなにも信仰心溢れる者が居る。

だが、残念だ。神は、居ないからな」

コカビエルは気楽に言うが、三人にとって衝撃、いや訊きたくもなかった事実

アーシアとイリナは、そのまま意識を失い倒れそうになった

「アーシアさん!?イリナさん!?」

レイランと小猫ちゃんが二人を抱える

 

「そういうことだったのか…」

「イッセー…」

 

俺はみんなと合流

「おかしいと思ったんだ。バルパーのようなものが、どうして早く断罪できなかったのか。

システムというやつが欠落、つまり、気づけなかったんだな」

 

「もういい、話は終わりにしよう」

紅夜は切り上げた

「俺一人が相手だと思うなよ?」

コカビエルは魔方陣を展開

 

「また、ケルベロスを!?」

「いや、違うな。

ケルベロスはもう居ない。だが、こいつは違う」

現れたのは、巨大な獣と、人狼だった

「でかい方はギガンテス。そして人狼はガルムを実験に、作り出したものだ。

さぁ、この戦いを楽しもうではないかッ!!」

 

狂気が、渦巻く!




扇紅夜の容姿はフェアリー・テイルのジェラール
錐辻禅はインフィニット・ストラトスの五反田 弾です

はたして正体は!?(もう、バレバレだと思うが……(汗))

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