「あの、兵藤一誠くんですよね?」
帰り道で突然呼び止められる
「そうだけど?」
振り向くと立っていたのは女の子
だけど、俺にはすぐにわかった
九尾の能力を少しだけ出していたからわかる
悪意を感じる
『相棒、そいつは堕天使だ。
今は気配を消して人間に化けている』
ドライグからも注意された
つまり、俺を殺しにきたってわけか
甘い誘いで油断したところをザシュッ!とやるつもりだったと思うけど
悪意を感じたからには警戒しないとな
「あの、私、ずっと前から兵藤くんのことが好きでした!
私と付き合ってください!!」
なるほど、告白作戦か
「悪いけど、俺にはもう気になっている子がいるんだ。
ごめんな」
断った
女の子は俯きブツブツ何かを言っていた
「そう…。それじゃ、この場で殺すしかないわね!!」
バサッ!!
黒い翼、正体を現したな
「あら、驚かないの?」
「俺は別に…」
「そう、なら、死んで頂戴ッ!!」
光の槍を出現させ俺に向けて突き出す
「ハッ!!」
横に避け、後ろに下がった
「へぇ、結構やるのね」
「そりゃどうも。鍛えているから、な!」
一気に詰め寄る
「なっ!?」
堕天使は驚愕
「螺旋丸!!」
片手で作れるようになった螺旋丸を作り
ドゴオォォォッ!!!
腹部にクリーンヒット
「ガハッ……!!?」
堕天使は吐血し、後ろに退く
「まだまだ…!…!?」
後ろからの気配を感じ取り
横に避けた
「レイナーレさま…!」
伏兵…
金髪でゴスロリ姿の堕天使だった
「ミッテルト…」
「申し訳ございません…。
隙をついて攻撃しましたが…」
「あの子、やるわね…。
危険な気配を感じたから
もしかしたらセイクリット・ギアを持っている可能性があったかもしれないけど…」
「引きましょう…!今はあの女の儀式を…!」
「そうね…」
二人は空に飛び、その上に何かの術を発動する
「作戦は失敗。
でも、また来るわ。
さようなら、坊や」
そう言って堕天使は去っていった
ちょっとだけの九尾化が役に立った
『危ないところだったな、相棒』
まぁ、あんだけ悪意を出していりゃぁ気づくってばよ
しかし、ここって悪魔の領土なんだろ?
『ああ。相棒も気づいているだろうが、
あの紅髪の女、リアス・グレモリーがいる
グレモリーの領土だ。
グレモリーは現魔王がいる有名な名前だ』
魔王は強いのか?
『ああ、強い。
中でも四大魔王は悪魔の中では最強だ。
その内の一人はリアス・グレモリーの兄
サーゼクス・ルシファー。
こいつは異常の強さ思っていると言われている』
そんなに強いのか!?
『まぁ、焦る必要はない。
相棒も強くなれる。
相棒の中の前世での両親、友たち。
力が不規則だ』
まぁな
今日は堕天使と遭遇
なんか、嫌な予感がする
悪魔の領土にわざわざ堕天使が来るのか?
『いや、天使、悪魔、堕天使は一色触発状態。
まず、向かった時点で殺されるのは間違いない。
だが、この可能性はある』
どんな可能性だってばよ
『神器。
恐らく、人間の神器を争奪だろう』
神器って確か、色々な能力があるんだろ?
なるほど、神器持ちの取り合いか
『まぁ、気を付けることだ。
もしかしたら、相棒の存在と能力を知った奴は
意地でも下僕、最悪でも奴隷にする可能性が高い。
気を抜くと、やられるぞ?』
九尾化があるから大丈夫と言いたいところだけど
ありがとう、気をつけるってばよ!
フルボッコにはしませんでしたが一発ぶち込みました