兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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五十九

グランドから少し離れた休息場

俺は、扇と錐辻と話をしていた

 

「最初会ったときにはわからなかったが、そのチャクラ覚えているぜ」

俺は二人に言う

「久しぶりだな。イタチ、ネジ」

 

二人は笑った

「ああ、久しぶりだな」

「お前まで、この世界にいるとはな。

世の中、面白いものだなナルト」

扇はうちはイタチ、錐辻は日向ネジ

わかったことはチャクラ。そして二人の目、写輪眼と白眼

 

「ナルト、俺たちがいなくなった後、どうしていた?

戦争には勝ったのか?」

「ああ、もちろん。まぁ失った奴も多いけど。

戦争が終わった後のことを話すと、まず……」

俺は当時のことを繊細に二人に話した

 

「まさか、うちはマダラが生き返るとは…」

「伝説の忍、うちは一族最強の忍をどうやって?」

「みんなの力で、倒したさ」

 

俺は簡潔に言った

誰がどうこうしてではなく、みんなで倒したと

「それにしても、薬師カブトは遂には認めなかったか」

イタチはため息をつく

「サスケから訊いたぜ。あんたがイザナミという術を使ってカブトを封じ込めたと。

穢土転生を止めてくれて本当に助かった」

 

「お前は、夢をかなえたんだな」

ネジが訊く

「ああ、火影になれた。今までの功績だとか色々言われたけど、俺には関係のない。

みんなが認めてくれたから、なれた」

「そうか、おれがあのときに言った言葉、理解したようだな」

イタチは微笑んだ

 

「だけど、すまなかった。みんなを守れなくて」

あの時は悔しかった

突然の天災とはいえ、みんなを守ることができなかった

「なに、落ち込むことはない。戦争に勝ったことが訊けただけで、俺は安心した。

ヒナタ様やリーやテンテン、ガイ先生や里の皆のことは残念だが、仕方がないさ」

ネジは笑顔のまま俺を励ます

 

「ありがとう」

率直な気持ちだった

 

「それにしても俺は日本神話代行、イタチはグリゴリ、ネジはセラフ代行。

お互いに忙しいな」

「でもこの生活も面白い」

「冥界には行ったことはないが、話を聞く限り興味を持った」

俺はある考えを思いついた

 

「なぁ、ちょっと提案があるが……」

 

 

 

 

 

話を終えた俺たちはグランドに向かった

 

一方木場は……

「勝手な行動をしたから、お尻叩き千回ね♥」

「え!?え~~!!?」

 

リアスの姉ちゃんの罰を受けていた

みんなこの光景を見て笑っていた

 

木場は、姉ちゃんに二度とこんな事をしない、そして姉ちゃんに忠誠を誓った

 

イタチとネジは姉ちゃんと話して、寮に泊まることになった

最初は皆疑ったが、俺は説得して納得させた

 

てなわけでありまして……

次の日

 

ちょうど土曜日だったので休みをとっている

朝からオカルト研究部の部室にいて今後のことについて話していた

 

「アーシア、もう大丈夫なのか?」

「はい…」

神の存在がいないと知ったからな

ショックは大きいと思う

 

「ゼノヴィアの励ましがなければ、もっとひどかったと思うよ」

木場がこそっと教えてくれる

ゼノヴィアは笑顔で顔を向けていた

 

ありがとうな

 

「イリナは、任務を終えたからと言って、本部に戻ることにしている」

「い、一応だしね……」

まだ元気がないイリナ

信仰心が深いほど、心が穴がある

 

最悪の場合、一生沈んだまま

だけどイリナにはそんな顔が見えなかった

ゼノヴィアは頑張ったと思う

 

 

 

ところで

「何でお前らがここにいるんだ?」

部室の隅にいた松田と元浜

 

「そりゃぁ勿論!」

「リアス先輩オカルト研究部員になったからな!」

 

バササッ!!

二人の背中から黒い翼

「ふふふ。新人の松田大輔と元浜良平。

私の新しい眷属。二人とも兵士(ポーン)を四つずつ消費したのよ」

そういや、匙も兵士の駒四つだったよな

 

「へぇ~。お前ら悪魔になったのか」

「そうだイッセー!!憧れのリアス様の頼みを断るわけにもいかなかったし!!」

「なによりも、二大お姉さまやマスコットアイドルの小猫ちゃんがいる、

オカルト研究部に入れるのだ!!」

 

「「こんなチャンスは二度とない!!!」」

断言されてもな……

 

「……いやらしいです。気持ち悪い」

「「ぐはッ!!?」」

 

小猫ちゃんにばっさり切られた二人は吐血した

「こ、これが快楽というものか……!?」

「はぁ、はぁ……。ロリに殺されるなら本望…!!」

「とりあえず黙ってろ……(汗)」

 

レイナーレたちはホッと一安心していた

殺されるかもしれなかったからずっと隠れていて情けなかったとぼやいていたけど、

みんなは気にしなかった

 

ちなみに堕天使をはじめて見た二人は、狂喜乱舞したことだった

 

「そろそろ、私は戻るね…」

イリナはフードを被り部屋の扉の前に立った

「ゼノヴィア、裏切るんじゃないのね」

「ああ。本部にもそう伝えてくれ」

「わかった。イッセー君、ありがとうね」

「イリナ、元気を貰いたかったらいつでもこいよ」

「………!」

 

イリナは顔を紅く染めて一礼をして出て行った

 

その光景を見た女の子たちは俺をジトーーーと睨んでいた

少し寒気がしたのは、気のせいか…?

 

「イッセーくん」

木場が話しかけてきた

「あの時の君の言葉、なんとなく理解できたよ。

想い違っていたのは、僕のほうだね。すまなかった」

「人は誰だって過ちを犯す。かつての俺もそうだったし。

それに、償えばいい。お前はグレモリー眷属。

主を守り通せばいいさ」

「…ありがとう」

 

少しだけ涙が見えた

本気で感謝しているのがわかる

 

「さぁ、オカルト研究部活動開始よ!

二人は説明をするから、少しお話をしましょう」

『はい、部長!!』

ちなみに松田の呼ばれ方は大輔、元浜は良平になった

普通だけど、リアスの姉ちゃんに下の名前を呼ばれるのが感激して涙が止まらないという

 

レイランは今は俺の家

日本神話本部に連絡するためだこと

 

「兵藤一誠」

「イッセーでいいってばよ、ゼノヴィア」

学園の屋上で和んでいる俺たち

「君には感謝するよ、お陰で希望を失わずにすんだ」

「それはよかった」

「少し話すけど私は教会の暮らしに満足していなかったんだ。

私は生まれてから自由を求めたかったんだ。

狭い仕来りが耐えられなくてね」

「そうだったんだ」

「でも、私は決めたよ。

君についていくことにした」

「へぇそうか………って何で!?」

「君はコカビエルに勝った。その強さに惚れたというべきかな…?

君を見ていると、胸の鼓動が早くなるんだ…」

ゼノヴィアはテレながら俺を見ている

「そんなはっきり言わなくても」

「それに、君に付いて行った方が自由で楽しいと思うしね。

いいかな…?」

 

「あの時イリナが言っていたことはこれの事だったのか……。

まぁ…、いっか。いいぜ、これからよろしくなゼノヴィア」

「ああ、よろしく。イッセー…」

 

 

 

 

寮に入って近くの倉庫

封印したミズキをここに置いてある

「しかし、罪人のミズキが穢土転生でこの世界にいるとは。

術者は何者なんだ?」

「この世界に穢土転生の術は存在しない。

ということは俺たちが元にいた世界の誰かが発動させたのか」

「俺は無理だぜ。初代火影・柱間のおっちゃんの細胞を持っていないし、転生した体だ。

となると、あの世界に生き残りがいたのか」

俺は隕石の爆発に飲み込まれただけで、その後のことは知らない

「それよりも、あの時の蛇だ。禍々しい邪気を放っていた」

「怒りや憎しみの塊に例えればいいかな?

それに、あの蛇には色んな力がごちゃ混ぜだった」

 

 

俺たちはミズキやあの蛇のことについて討論を行ったけど、

未だにわからず

「仕方がない。じっくり調べることにするか」

こうして、コカビエルとの戦いは終了した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死んだと思いましたがこのような形になるとは、正直悔しいですね。

それに、ナルト君と戦う羽目になるなんて。

ガイ先生、僕はどうしたらいいのでしょうか……?」

「いいように利用される。もし自由だったら術者を潰すところだよ。

それにしてお腹かすいた……。ポテチもないし……」

「その必要はない。何故なら、俺たちはすでに死んでいる。

食べ物を食べずとも活動できる。悔しいが、これも定めだ」

 

 

三人の男の姿

異形者たちの、闇の幕が開ける!!




松田と元浜の下の名前、これでいいのかな…?(汗)
最後に出てきた三人、大体予想はつくと思いますが(汗)
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