放課後、授業終わり
いつも通りにアーシアとオカルト研究部部室に行こうとしたところ
「あ、イッセー」
リアスの姉ちゃんと朱乃の姉ちゃん、それと、とてもダンディーでかっこいい風貌の男の人がいた
紅い髪をしていて、アザゼルのおっちゃんと違う雰囲気
というより紅い髪?まさか……
「初めまして。私はリアスの父だ。
君が兵藤一誠君だね。話には訊いている。
私の娘が世話になっている」
「姉ちゃんの父ちゃん!?ていうか若ッ!!?」
そんな歳に見えないほどの肌の綺麗さに容姿
「ははは。悪魔は魔力を使って歳をごまかしているんだ」
笑いながら説明してくれる
な、なるほど
「それでは失礼するよ。リアス、久々に娘の顔が見れて父は嬉しかったぞ」
「も、もう。お父様ったら…!」
姉ちゃんの顔が赤くなった
相当愛されているんだな…
『僕たちも負けていられないね』
『そうねー』
俺の中の両親が頷いていた
精神世界で慰めるとかそんな感じかな…?
「おい、イッセー!」
松田と元浜が息を切らして走ってきた
「どうしたんだ?そんなに慌てて」
「体育館で魔女っ子の撮影会があるんだってよ!」
「俺たちも早速カメラを持って取りにいくんだ!」
どこから出したかわからないが、一眼レフカメラを準備する二人
「魔女っ子……。まさか…!?」
「あらあら、これは大変ですわね」
二人も驚いていた
体育館によることになったが、これが悲劇なのか予想外のことなのか
俺にとって想定外のことの始まりになろうとは思わなかった
「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!!こっちにも1枚!!!」
「かわいいッ!!かわいすぎるうぅぅぅぅッッ!!!」
「これが萌だということか。そうなのか!?」
「こっちに向いてください!!良い笑顔で!!!」
体育館に入ると、大勢の男子生徒が一人の女の子を撮っていた
「うおおおおぉぉぉぉッッ!!!??まさしく美少女!!!!!」
「これは撮りに行かず、いつ撮りに行く。いざ参る!!!!」
松田と元浜も参加しに行った
キャラが変わっているぞ、おーーーい!?
うん?女の子を良く見ると、見たことある姿だ
黒髪、ツインテール、魔女っ子、ステッキ……あ!!
「こらこら!!お前たち!!
授業参観の日になんてことをしている!?
ほら!とっとと解散しろ解散!!」
そこにやってきた匙が止めに入った
生徒のみんなはブーイングで文句を言いながら渋々帰っていった
生徒会の役目を果たせたな
そういえば匙は松田と元浜が悪魔になったことを訊いて……
『俺と同じ《兵士》四個……。
つまり俺はあいつらと同類なのか……!?
世間には知られないが、俺にとっては少し凹む………』
と、こんな感じにショックを受けていた
まぁ、仕方がないっちゃ仕方がないけどな
「あなたも、こんなところでしてもらったら困ります。
学校の行事でも、その格好は駄目ですよ」
「えーー!?」
可愛くポーズを決めて文句を言っている女の子というか知っているけど
「匙、これは何の騒ぎですか?」
生徒会長が眼鏡を光らせながら入ってきた
「会長…」
「まったくあなたは、すぐに騒ぎを収めれ………」
黒髪の少女を見た瞬間に、説教が止まり固まった
え、どうしたんだ?
「ソーナちゃん久しぶり☆!!」
ソーナ…ちゃん……?
俺は突然のことでポカンとなった
「お、お姉さま…!?」
お姉さま……?
「え、俺の聞き間違いかな?今生徒会長がお姉さまって……」
「本当よ、あの方はセラフォルー・レヴィアタン様。
ソーナの実の姉よ」
「俺もお会いするのは初めてだけど」
「ええ~~!!?どう見ても逆じゃないのか!?」
「真面目な生徒会長様に、あんなラブリーなお姉さまが…!?」
松田、元浜、驚くのは無理もないよな
「「だが、それでもいい!!」」
何がだよ!!?
ああもう、二人の言動にいちいち突っ込んでいられねぇ!!
「あ……」
とセラフォルーがこちらに気がついた、途端に――――――――
「イッセーくーーーーーーーん♥♥♥」
猛ダッシュで、ていうかありえないぐらいのスピードで俺に抱きついてきた
「ゴフウゥッッ!!!?」
「「「イッセーッ!!?」」」
油断していたせいでもあるが、突然のことで俺は勢いがある突進を食らい、
あまった勢いで、数メートルぶっ飛んだ
というよりも、物凄い力があった、いやわかっていたけども……
「お久しぶり!!元気にしてた?」
「え、あ、勿論だってばよ………」
しどろもどろの言動になったが返事はできた
つーか、痛い!背中をおもいっきし打ったし
「ていうか、結婚しよ☆」
――――――――――――――――――――――――――――――――は?
俺はあまりにも訊きなれない言葉に、素っ頓狂な返事をした
リアスの姉ちゃんも、朱乃の姉ちゃんも、アーシアも、松田と元浜も、
生徒会長も、匙も全員一瞬だけだが時間が止まったような気がした
「結婚しようよ~~☆ねぇねぇ♥♥♥」
無性にじゃれてくるセラフォルー
『ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!』
セラフォルー以外の全員大きな声で驚いた
結婚!?いやいやいやいやいや!!!?
「何でそうなるんだってばよ!?」
「え?だって~、あの時助けてくれたから、そのお礼☆」
「ちょっとイッセー、これはどういことなの!?
説明して頂戴!!!」
「早急にお願いします。お姉さまと一体何をしたのですか!?」
リアスの姉ちゃんと生徒会長が怒って迫ってきた
「ええーーと、これは……。
かくかくしかじかでして……」
何年か前に京都でのことを説明し、みんなを納得させた
「京都でそんな事件が……」
「でもって、遠呂智にやられそうなところを助けたんだってばよ」
「あの時はかっこよかったよ!!まるで王子様に助けられた気分だよ☆」
いや王子様って、俺はその時狐の姿になってたんだけど、しかも超巨大
「結婚しようよ~☆ねぇ♥」
「いや、俺はまだ結婚できる歳じゃないし、つーか今この状態では無理があるというか……」
「そ、そんな……」
涙目になったセラフォルー
と、なにか思いついたのか、電球が光ったような気がした
「そうだ!ソーナちゃんがイッセーくんと結婚しちゃえばいいんだ☆」
「何故私が絡むのですか!!?」
生徒会長は顔を真っ赤にして反論する
「えぇ~、だって二人が結婚しちゃえば、二人は私の物☆てことになるでしょう!
この際だから、ソーナちゃんも相手を決めたらどう?」
「勝手に決めないでください!!これはリアスと同じパターンの問題になります!!
いえ、それ以上にも論外の問題です!!!」
これはまずいことになったぞ……
「「「「「「「ちょっと待ったーーーーー!!!!」」」」」」」
扉をバーーン!!と開き俺に抱きついてきた
レイランたちとレイナーレたちだ
「イッセー様は渡しません!!」
「イッセーくんは私が貰うの!!」
「ちがうです~!」
「勝手に決めないで頂戴!!」
「セラフォルー様、これは外交問題です!!」
「………渡さない…!」
「レイナーレ様、手伝います!!」
ぎゃああぁ!!さらにややこしいことになってきたーーーー!!?
「ていうか、どこから聞きつけてきた!?」
「風の噂です!!」
意味が違う!!
とそうこうしている内に、殺気を感じていた
まさか………
「………イッセー」
「あらあら、うふふ。これは少しやりすぎですわね……」
二大お姉さま方!?
「イッセーさん酷いですぅ~!!」
アーシアも涙目で俺を訴える
「兵藤、俺は悲しいぞ。会長と結婚なんて俺は認めねぇぞ!!?」
いや匙、セラフォルーが勝手に言い出したことで、俺は何にも了承していないぞ!!?
「「イッセー、殺す」」
松田と元浜はもっとカオスだーーーーーーー!?!?
「話を聞こうか、私と子作りをするはずだろう……?」
ゼノヴィア!?ていうかいつの間にどっからは行ってきた!?
デュランダルを構えているし!?
そして木場が扉の隅っこのほうに見えた
『ごめん、助けられそうにないや……』
口パクでそう伝えてくれた
だ、誰か助けてくれ!!?
誰でもいいから、この状況から救ってくれ!!!
サーゼクスの兄ちゃん、グレイフィアの姉ちゃん!!!
誰か!!誰か!!だれ………――――――――――――――――
ぎゃああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッッッッ!!!!!!!!!!
叫び声が、学園中に轟いた
「ん?今悲鳴が聴こえなかったか?」
「さぁ?」
イタチとネジは公園でベンチに座って、お茶を飲んで寛いでいた
暴走するセラフォルーでいいのかな、タイトルを訳すと。
というよりうまく書けていたかな…(汗)