兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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六十三 臆病な吸血鬼

た、大変な目に会った………

『まったく、お前がしっかりしないからこうなったんだぞ。

まぁ、面白かったがな。くくく……』

うーん、結婚かぁ……

考えたこともなかったな

 

あの後みんなの機嫌を何とか直すことに成功して、ほっと一息することができた

最近、苦労が多いな……

そういえば、さっきセラフォルーと別れた後

『数日後、この学園で三大勢力の会議を開くの☆』

 

この言葉に、みんなが驚いた

ちなみに、俺も参加することになっている

まぁ、悪魔と関わったし、コカビエルの件で色々訊くみたいだ

グリゴリ代行のイタチやセラフ代行のネジも参加するみたいだ

 

 

議題は、コカビエル以外にもあるけどな……

 

しかし、結婚ねぇ……

前世でサクラちゃんに言えなかったな

俺はサスケを連れ戻したけど、なかなか気持ちが整理できなかった

というよりも、複雑だった

ヒナタのこともあったし…

 

今は、みんなはいない

だけど、可能性はある

でも、再会しても俺はこのままかもしれないな

恋愛下手だし、乙女心もわからねぇ

はぁ、俺の欠点はここかなぁ……

『それ以外にもあるけどな』

 

……一言余計だ

 

 

それはさて置いて、今日のオカルト研究部は重大なことをするらしい

僧侶(ビショップ)の紹介だと

リアスの姉ちゃんの眷属は全員じゃなかった

もう一人いる

だが、そいつは力をコントロールできずに、封印されていた

サーゼクスの兄ちゃんから、姉ちゃんの実力の許可が下りて今、封印を解くという

 

「にしても、倉庫にKEEP OUTって…」

「それほど危険な力を持っているのよ」

 

封印の魔方陣が解かれ、KEEP OUTのテープがはがれてドアの開閉が可能になった

扉を開けて中に入ると、棺桶があった

 

木場がゆっくりと棺桶のふたを開けた、その瞬間

「びええぇぇぇッッ!!?なんですかああぁぁぁ!!?」

泣き声が聴こえた、しかも子供のような

 

中を見ると、かわいいブロンドの小さな女の子だ

「アーシアと違う感じの子だな」

だけど、オカルト研究部のメンバーは苦笑していた

「イッセー、女の子に見えるのはしょうがないけど、この子は男の子なのよ」

………は…?

 

「えっ?部長じょうだんでしょう」

「こんな可愛い子が、男の子じゃ…」

松田と元浜も同意権だ、だが

「この子はギャスパー・ヴラディー。

私の僧侶(ビショップ)で、女装趣味なの」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――はい?

俺たち三人はポカン…となった

そして、松田と元浜の二人は

「「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!??」」

「ひぃぃぃッ!?」

二人の驚きにギャスパーは怖がった

 

「何でだよ!?」

「嘘だろ!?一瞬夢を見たけど嘘だろ!?

こんなロリッ子が女装趣味!?」

「こんな可愛いのが(ピー!)が付いているなんて残酷すぎるだろ!?」

「せめて(ピー!)を取ってから女装趣味に入れ!!

いや、それでも駄目だ!?そういうのは駄目だーーーーー!!」

 

「……下品な単語は禁止…」

いつの間にか小猫ちゃんが二人に突っ込んでいた

小猫ちゃんが体育館にいなかったのはただ単に、教室の用事があったからだ

で体育館のことを訊いた途端に少し悔しそうな表情をしていた

なんでだ……

 

よく見ると、ギャスパーの歯が尖っていた

「それよりも、なんで棺桶なんだ」

「棺桶と言いますと、吸血鬼といえますね」

鬼鮫から出た単語

吸血鬼、まさか…

「その通りよ。この子は人間と吸血鬼(ヴァンパイア)のハーフ」

「じゃあ、血を吸うのか?」

だけど……

「ひぃぃぃ!?血は嫌いです!生臭くて気持ち悪いですーーー!!!」

「吸血鬼が血が苦手って……」

少し呆れてしまった

 

「ところで一体何のようですかあぁぁ!?」

「あなたの封印を解いたのよ。外に出ましょ」

リアスの姉ちゃんが甘い声で誘うが

「嫌です!お外は怖いです!!」

 

「ギャスパーくん、外も楽しいですわよ」

朱乃の姉ちゃんも言うけど

「絶対嫌ですー!」

この対応に痺れを切らした松田と元浜は

「二大お姉さまのお誘いを断るとは!!」

「万死に値する!とにかく出ろ!!」

無理矢理ギャスパーの腕を掴んだが

 

「ぎゃあああぁぁぁ!!!」

泣き声と共に、目が光った

あれ?松田と元浜が動かない

 

よく見れば鬼鮫以外全員だ

「何かをしましたねぇ」

「ひゃああぁぁ!?なんであなたたちは動けるのですか!?」

そう言いながら遠ざかるかわいそうな吸血鬼

「いや、お前の方こそ、何をしたんだ?」

「ひぃぃぃ!?ぶたないでくださいーーー!!?」

いや質問しているだけなんだが……

 

と姉ちゃんたちは動き始めた

何かの術にかかったような気がするけど

 

「あれ?」

「今一瞬だけ、気が遠のいたような」

「おかしいです」

 

そして、ギャスパーは泣き始めた

「はぁ…」

停止世界の邪眼(フォービトゥン・バロール・ビュー)

?なんだそれ?

 

「この子にはセイクリッド・ギアが宿っているのよ。

相手を停止させる邪眼なの」

 

相手を、停止させる

 

この臆病なヴァンパイアに、そんな危険な神器が宿っているのか

人は、見た目に寄らない




次回はギャスパーの特訓
ナルトはギャスパーにあるお話を訊かせます

余談を少し。
はい、ギャスパーの登場です。
原作ではすごいことになってびっくりしましたよほんとに。
自分は思うのですが、ナルトとギャスパーは似たような過去を持っていますね

ナルトは九尾で嫌われて、ギャスパーはセイクリッド・ギアで嫌われる
性格は圧倒的に違いますが、ここらへんはなんとなく同じような感じがするんですよね
では、次回も頑張っていきます
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