「さて、主が戦うので、わしは失礼する」
九尾の分身が消えた
鮫肌を構える鬼鮫
「生意気な転生悪魔ですこと」
カテレアは杖を前に構え、魔方陣を展開
杖の先から光の刃が飛び出す
「フン!」
鬼鮫はでかい武器の鮫肌を簡単に振り、刃をなぎ払った
「へぇ、やるじゃない」
「褒め言葉ありがとうございます。
皆さん、この方は私にお任せください。
あなた方は魔法使いの退治をお願いします」
「私たちも!」
「いえ、一人で結構。
それに、被害が出るかわかりませんので、安全第一に」
「リアス、ここは彼に任せよう。
カテレアを捕らえて欲しいが、殺してもかまわない。
存分に暴れたまえ、鬼鮫君」
サーゼクスがリアスを説得し、鬼鮫は頷いた
「久々の、討伐任務。腕がなりますねぇ」
再びカテレアは刃を出す
「戯言を!!」
左右に交わす鬼鮫
余裕の表情を見せる
「今度は倍の数で、交わしきれるかしら?」
「それなら、水遁・水鉄砲!!」
印を結び、口を大きく膨らませ勢いよく水を吐く
倍の数になった刃は尽く打ち砕かれた
「なら、雷はどうかしら?」
「雷ですか。やっかいですねぇ」
鬼鮫の周囲に電気が走る
「鮫肌。行きますよ」
鮫肌を振るい、地面を叩く
地割れが置き、地面が雷を止める
「そろそろ、本気で行きましょうか」
鬼鮫は上着を脱ぎ、両手を合わせる
「水遁・大爆水衝波!!」
巨大な水の玉を作り、カテレアを水の中に閉じ込める
だけど彼女は平気な顔をする
「水の中に閉じ込めて溺死させようとしていると思いますが、
残念ながら魔術で水中でも息をできるのですよ?」
「私の狙いはそこじゃないですよ。
鮫肌、やりますよ」
鬼鮫は鮫肌と融合し始める
鬼鮫の体はだんだんごつくなっていき、顔も鮫の形になる
魚人の体のごとく、鬼鮫と鮫肌の融合は終了した
「あらら。気持ちの悪いいきものですこと。
これで吹き飛ばしてあげますわ!」
杖を向け、風を起こし水流を巻き起こす、だが……
鮫の魚人になった鬼鮫は猛スピードで水中を回る
「―――早い!?」
カテレアは驚愕する
「空きだらけですよ」
彼女の上に回る鬼鮫
「水遁・五食鮫!」
水の鮫を作り、襲わせる
「きゃあ!?」
肩の皮膚を裂かれ鮮血が飛びだす
「く!?ただの転生悪魔ごときに私は負けるわけには!!」
力を解放するカテレア
「おやおや、これは少々」
「この力を使って負けたら、一生の恥!!」
複数の魔方陣を展開し、鬼鮫に向けて攻撃
しかし……
「その心意気は見事。ですが…ここまでです」
鬼鮫のその言葉にカテレアは悪寒を感じた
「水遁・大鮫弾の術!!」
巨大な水の鮫を作り、カテレアの術を弾き飛ばし、彼女に向かう
「あ、あああぁぁぁぁぁ!?!?」
上半身と下半身がきっちりと分かれ、カテレアは消滅した
この戦いを見たサーゼクスは賞賛する
その場にいた全員、旧魔王のカテレアが倒れたことには驚いていた
「リアス、いい眷族を持ったな」
「ありがとうございます、お兄様。
ですが私でも、あのカテレア・レヴィアタンを倒せるとは思ってもいませんでした」
「ははは、まぁ異形者だからな。
強さは未知数。あいつらもな」
アザゼルは笑いながら言う
あいつらとは一誠たちのことであろう
一誠と対峙している人物
「お前の感覚からすると一年も経っていないだろうが、
こっちは十年以上。久しぶりだな、チョウジ」
ぽっちゃり体型、木の葉隠れの額宛、赤い服に武装
頬の丸々線に茶色の長い毛
秋道 チョウジ
ナルトのかつての戦友だった男だ
しかし、瞳が黒ずんでいる、穢土転生されたのだろう
「「はぁぁぁぁッ!!!」」
チョウジの後ろから二人の悪魔が襲い掛かる
サーゼクスの兄ちゃんの悪魔たちだ
二人はチョウジに槍を突きつけるが、チョウジは軽く横に交わし
「部分倍化の術!!」
チョウジの腕が巨大化
「超平手打ち!!」
ドゴオォォォッッ!!!
「グワッ!?」
「ドアアァァッ!?!?」
二人の悪魔は簡単になぎ払われた
「しかし、よくも姿が変わっているのに俺だってわかったな」
「簡単だよ。チャクラを感じれば誰だって君の事はわかるよ」
「チョウジ、穢土転生の術者は誰だ?」
「わからない。気がついたらこの姿だったんだ。
あのテロリスト集団に無理矢理戦わせられるのは正直悔しいよ」
「チョウジ、たとえかつての仲間といえど手加減はしないぜ。
まぁ、穢土転生だから痛みはないか」
そう言い俺は構える
「ナルト、本気で来てね。感情に負けないでよ」
チョウジも構えた
穢土転生は強制的に動かされている
ミズキみたいに敵なら自由に動いているが、仲間だと動かない場合が多い
「行くぜ!」
「行くよ!」
ドオオォォォォォッッ!!!!
お互いの右腕の拳同士がぶつかり合う
俺たちの拳はギリギリと音がなる
俺は近接格闘に持ち込み様子を見る
うまい具合に攻撃と防御が重なり合いお互い譲り合わない
「部分倍化の術!」
チョウジはまた腕を巨大化させ飛び上がる
俺は腕をクロスさせチョウジの攻撃を受け止める
しかし、パワーが高い、その上でかいから後ろに下がるしかない
「ナルト!!」
「大丈夫だ!そのまま続けろ!」
「く…う…体が勝手に動く…。
部分倍化の術。肉弾戦車!!」
チョウジは体を巨大化させ転がっていく
「それを待っていたぜ!!」
螺旋丸を作り、地面にぶつける
地面の壁ができ、チョウジの攻撃が激突
だが、壁は簡単に粉砕され、土煙が舞った
しかし、チョウジが元の姿に戻ったときには、あたりにナルトの姿が見当たらなかった
「ここだぜ!!」
チョウジの攻撃が当たる前に、飛び上がっていたのだ
「超大玉螺旋丸!!」
ドッゴオオオオォォォォォォォォォッッッ!!!!!!
ナルトの大技がヒットし、チョウジはそのまま動かなくなった