兵藤一誠に憑依した人柱力   作:ガーディアン

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七十 再生と混乱蘇生《リバース・オブ・パニック・アライズ》

「イッセー!」

リアスの姉ちゃんは俺が来てくれたことに安心していた

「それにしてもなんだ。また仲間が増えているじゃねぇか。

そいつらも、お前と同じ奴なのか?」

アザゼルのおっちゃんが問う

 

「ああ。俺の大事な仲間たちだ!」

ラーバスたちはチョウジ、ゲジマユ、シノの三人を見て驚いた

「君たちは、確か私たちが操っていたはずですが、

なるほど、仕組みはわかりませんが、あなたたちは生き返ったようですね。

だから、この札にも反応しなかった」

とラーバスは一枚の札を取り出し呟く

 

イタチは札を見て語る

「あの札は確か、穢土転生された者を操るための札だ。

そうか、術者はお前たちか?」

「いや、違うな。俺たちはある男に協力していたんだ。

貴重な戦力の男だぜあの男。何たって死者を蘇らせているからな」

ルイオの言葉に全員驚愕した

「少なくとも、術者は男と推定するか。

しかし誰なんだ?」

ネジは考え込む

「俺たちが見た光景は、崩れ落ちそうなこいつらが光りだして、札が取り除かれて、

生身の人間に戻った」

「そいつはたぶん、『再生と転生蘇生(リバース・オブパニック・アライズ)』だろうな。

術の加護を受けていたが何者かが邪魔をしたんだろうな」

「とにかくだ、こいつらを倒すしかないようだな」

俺は即決した

 

「ナルト、こいつらは僕たちに任せて」

「操られていた分の借りを返すときです!!」

「俺は今、非常に不愉快だ。何故なら、許せないからだ!」

チョウジ、ゲジマユ、シノは前に出る

「ははは!こりゃ、頼もしいぜ!

いいぜ、存分に暴れて来い!!」

俺は三人に激励の言葉を送った

「舐められたもんだぜ。最上級悪魔である俺たちを相手に」

「命知らずにもほどがありますね。

ちょっとした地獄を見せましょうか」

「ふふふ。いたぶって差し上げますわ」

 

チョウジとルイオ、ゲジマユとラーバス、シノとウィカの順にお互いに睨みあう

「カハハハハハハハッッ!!!俺が、デブ(・・)なんか相手に、負けるわけねぇ!!!」

ピキッ!!

あ、チョウジにその禁句(タブー)を言っちゃ……

「……今、何て言った……?」

チョウジは静かに聞き返す

やばいやばい、相手は命知らずだなぁ……

「ああ!何度でも言ってやんよ!!このクソデブ!!!」

ブチィィィッッ!!!

チョウジの我慢の糸が切れた

「僕はデブなんかじゃない!!ぽっちゃり型だ!!

もしくは……」

バサアァァァッッ!!!

チョウジの背中に、蝶の羽が生えた

「スマート型だッ!!!」

羽を展開したと同時に、チョウジは激痩せした

 

 

「おとなしく操られてれば、もう一度あの世に行かずに済んだはずだ……」

ラーバスは呟く

「確かに、死は恐ろしいものです。

自分を不幸に、そして他人を不幸にすることもできます。

ですが、その不幸を恐れずに、踏み越えていくことが、強さに繋がるのです!!」

「戯言を、ならば……」

ラーバスは四方八方に魔方陣を展開

魔方陣からは、少しだけ黒い槍の姿が見える

「この攻撃をかわせますかな?」

 

 

「ふふふ!燃え尽きなさいッッ!!!」

ウィカは杖を前に構え、魔方陣を展開

炎の魔法が飛び出す!

「……………」

シノは何も言わずに蟲で防御する

煙が舞い、蟲たちは燃え尽きた

「あらら、さすがに厄介ですわね。

蟲を操る術、どんな仕組みでしょう?」

ウィカは余裕の表情を見せる

「この蟲たちは契約して買っている。

自分の力を餌として、力を蓄えている。

無論、契約する蟲にも種類はたくさんある」

「ですが、蟲ごときにやられる私じゃありませんことよ」

「一つ言っておく。貴様はもう、俺の術に嵌っている」

 

 

 

「ははは!!痩せたからなんだ!?ただ力が弱くなっただけじゃねぇかッッ!!!」

ルイオは笑いながら、チョウジに突進する

チョウジは手を合わせ、力を振り絞る

 

「超倍加の術ッッ!!!」

ズウウゥゥンッッ!!!

チョウジは学園よりも遥かに上回る大きさになった

「「でかあぁぁーーーーーーーーーーー!!!!?!?!?」」

マカラよりもさらにでかい物をはじめて見る松田と元浜は、目が飛び出すほど驚愕した

「……は………?」

ルイオも突然のことで収拾が付かなくなっていた

チョウジは羽のチャクラを両手に纏わせる、そして…

 

「超張り手ッッ!!!!」

両手の張り手をルイオに向け、攻撃する!!

「う、うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!?!?!?」

ドオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォッッッッ!!!!!!!

巨大な地響きが鳴り、ルイオは押しつぶされた

 

 

「槍たちよ、舞えッッ!!!」

ラーバスが大量に展開した黒い槍たちがゲジマユに向かう!

「ハイッ!」

一本をけり潰し

「ハイッ!ハイッ!!」

さらに槍を潰し

「ハイハイハイハイハイハイッッッ!!!」

尽く、槍を拳と蹴りで潰していく

ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!

大量にあった槍たちが、全滅した

 

ラーバスは焦りの表情を見せる

「くっ!!なら、こいつはどうでしょうッッ!!」

小さな魔方陣を作り、ゲジマユに投げるように向かわせる

「爆発で、吹き飛びなさい!!」

ドゴオオォォッッ!!!

激しい爆発音が鳴り、黒煙が上がる

「これでお終い――――――!?」

黒煙を巻き上げ、ゲジマユはラーバスに急接近

「ば、ばかなッ!!?」

「決めますよッ!!」

ゲジマユは回転し

 

「ダイナミック・エントリーッッ!!!」

ドゴオオォォォォォォォッッッ!!!!!!

「ゴワパァッッ………!!?」

大胆な飛び蹴りが炸裂

ラーバスは吹き飛び、倒れた

 

 

「術に嵌っている?何を戯言を!」

ウィカは再び炎を出す、が……

シノとは少し違う方向に逸れてしまった

「え、外れた…?……ゴフッ………!?」

術が外れたと同時に、吐血をした

「こ、これは……!?」

「言ったはずだ、貴様はもう、俺の術に嵌っている」

シノは冷淡な言葉を相手に投げかけた

「い、いつから!?」

「最初に貴様の術と俺の蟲をぶつけたときだ。

あの時ぶつけた蟲は、特別な蟲だ。

契約や数をこなすのには苦労したがな」

「何の…蟲を……!?」

「教えてやろう。この蟲は相手に触れるだけでなく、自らを爆発させ毒ガスを散らす。

言わば、万能の毒蟲だ。貴様の体には、毒のウイルスが染み込んでいる。

時機に動かなくなるだろう」

「こんな……、人間ごときに………!?」

ウィカはシノを睨みつけるが、シノは怯えることもなく、平然としている

ウィカは体をガクガク震わせ、膝を突いた

「終わりだ。秘術・毒蟲竜巻」

蟲たちはウィカの下に集まり、一気に彼女を包み込む竜巻を起こす!!

ゴオオオオオオォォォォォォッッッ!!!!

「きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ………………!?!?!?」

彼女の叫び声も虚しく、撃沈した

 

 

 

「やっとおわ――――――」

ドゴォォォォッッ!!!

俺が終わりの言葉を告げようとした瞬間、突如爆発音が鳴った

「どういうつもりだ?」

「俺の行動の通りだよ。アザゼル」

 

アザゼルのおっちゃんが見ている先には、白龍皇・ヴァーリだ




シノの毒蟲ですが、ええ、そうです。
あの人の蟲です。
詳しくはこの章が終わった後の作者語りで言おうかな。
次で章を終わらせる……ようにはしたいな……(汗)
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