あの一撃を食らって地面に激突したヴァーリ
だが、まだ立ち上がっていた
「ふふふ!!はははははははは!!!
やはり強い!!強いよ!!赤龍帝!!!
上には上がいる。だから戦いは止められないのだよ!!」
おいおいおい、困った戦闘狂だ。こいつは…
「こうなれば、『覇龍』を使うしかないな」
覇龍…?ドライグ、それってなんだってばよ?
『気をつけろ。ドラゴンなどを封じた神器でその力を強引に開放する禁手だ。
発動させれば一時的に神をも上回る力を発揮するが、
それと引き換えに命を落とすか寿命を著しく縮める』
それって危険じゃないか……?
命を縮めてまで使う意味があるのか?
と思っているうちにヴァーリは何かつぶやきだした
「我、目覚めるは覇の理に全てを奪われし二天龍なり
無限を妬み、夢幻を想う
我、白き龍の覇道を極め汝を無垢の極限へと誘おう!!!」
と言い出した、その瞬間だった
空中から一人の男が降りてきた
派手な防具を身につけている
「ヴァーリ、この勝負はお預けだ。
報告に戻れってさ」
「お前までテロチームに入ったのかよ」
アザゼルのおっちゃんが男に言う
「かっかっかっ!!」
男は笑った
「あいつは美猴。
西遊記に登場する孫悟空の末裔だ」
孫悟空!?驚くことばかりだな今日は…
「仕方がないか。美猴、準備を」
ヴァーリは構えを解き、体を休めた
「あいよ!ホッ!!」
奴は持っていた棒を地面に突きつけ、魔方陣を展開する
二人は魔方陣に沈んでいく
「赤龍帝。次に会うときを楽しみしているよ」
そう捨て台詞を言いながら、消えていった
「まぁ、俺としてはあんまり会いたくないね」
「とにかくだ、これで一件落着だな」
おっちゃんは戦いの終止符を打った
「みんな、お疲れ様。ゆっくり休むといいよ」
サーゼクスの兄ちゃんがリアスの姉ちゃんたちに声を掛けた
「だはぁーーー!!疲れたあぁぁ!!」
「俺は…、もう…。限界………」
「さすがに私たちも疲れましたぁ~……!」
みんなテロリスト相手に頑張ったよ
お、そうだ。一番大事なことを言うのを忘れていた
「あ、そうだ。三大勢力が和平を結んでなんだけど」
「ん?どうしたの?」
みんなが俺に注目した
「俺は話を訊いているぜ」
「私もです。是非お願いしようかと」
「実は俺は、今日限り、日本神話代行を辞める。
天照の姉ちゃんにも話をつけてきた」
『ええぇぇぇーーーーーーーーーッッッ!?!?!?!?』
みんな驚いた。まぁそりゃそうか
「俺もセラフ代行を辞めたところだ」
「禅さん!?」
イリナがさらに驚く
「俺もだ」
イタチも言う
「でもって、俺たちは新しい勢力を創る事にした。
それが、《忍》だ。
まぁ、いつもどおりの生活は変わらないけど。
アーシア、ゼノヴィア。どうだ、一緒に来ないか?」
「はい!よろこんで!!」
「面白そうだな」
「レイランたちには悪いけど、この学園の寮に移ってもらえないかな?
日本神話の関係者だけど。辞めた限りにはそこらへんもちゃんとしておかないと」
「そ、そんな急に言われましても……」
ショックを受けている日本神話勢力
「じゃあさ、全員お前の家に住んだらどうだ?」
………は?
おっちゃんの提案に全員呆然とした
「いやなに。お前に関係したほとんどの女がお前のお陰で強くなっている気がするんだ。
もしかしたら、このままお前とスキンシップを続けたら、もっと強くなると思うぜ。
どうだ、サーゼクス。ミカエル」
「面白いね。許可しよう」
「私も、イリナをお願いします」
『是非!!!』
女の子のほとんどが賛成した
グレイフィアの姉ちゃんと生徒会長と副会長は呆れていた
「じゃあ、私も………」
「君は駄目だよ。セラフォルー」
「えーーーーーーー!!?!?」
「ちょっと、ちょっと!?勝手に決めないでくれってばよ!?
だいたい、家にこんな人数住めるわけが……」
「改築すれば問題ないよね?」
「ええ。ですが問題はお隣さんですわ」
「好条件を出せばいいかも!!」
無茶苦茶な話が進んでいる!?
「頑張れ」
「まぁ、気をつけるんだな」
「先輩、ファイトです!!」
「羨ましいが、仕方がないか……」
「諦めよう、うん……」
「ほっほっほっ!」
「ははは!ナルトらしいや!」
「これはいわゆる。青春バンザイの場面!」
「命を大事に」
最後なんなんだシノ!?
この後、神のシステムについてミカエルの兄ちゃんに訊き
アーシア、ゼノヴィア、イリナたちを納得させ、謝罪した
チョウジ、リー、シノは寮に住むことになった
こんなことになるとは思わなかったってばよ~~~~!?!?
『ははははははははははははは!!!!!!!』
俺の中にいるみんなは笑っていた
やっと終了した~~~!!
では、次は予告していた通り、作者語りで。
ではでは!!